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映画「重力ピエロ」の感想

2009-05-30 | 映画の感想

◆№19 05月24日 「重力ピエロ」(★★★☆☆)
(感想)監督の視点は家族の絆ということだろうか。温かみのある映画と思う。ミステリーということで、思わせぶりや謎が俳優の演技の調和を損ねていると感じるところもあるが、少ししらけ気味に感じる家族関係がリアル感を出しているかもしれない。力は入っているが、演技で目を引くところは感じない。▼被害者は、見えない重圧(「重力」と表現されている)を受けながら生きている社会的問題を題材にした小説が原点。そうゆう歪んだ社会の偏見は保護されるべき人たちを逆に傷つけて止まない。誰が被害者で誰が加害者か分からなくなっていくパラドクス的展開。映画は、この重みや痛みをストレートに出さなかった。分かりやすさと軽さは評価が分かれるところだと思う。▼私はミステリー小説は読まないので、いつでも映画は新鮮です。(データ

総合 3 仙台市が全面バックアップした「仙台シネマ」の1作目
監督 3 視点は家族
脚本 3 ひねりを感じない
演技 3 演技にハーモニーがない
音楽 3
映像 3


杜人

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重力ピエロ(2009)
メディア 映画
上映時間 119分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(アスミック・エース)
初公開年月 2009/05/23
ジャンル ミステリー/青春/ドラマ

【クレジット】
監督: 森淳一
プロデューサー: 荒木美也子
守屋圭一郎
エグゼクティブプ
ロデューサー: 豊島雅郎
企画: 相沢友子
原作: 伊坂幸太郎
『重力ピエロ』(新潮社刊)
脚本: 相沢友子
撮影: 林淳一郎
美術: 花谷秀文
編集: 三條知生
音楽: 渡辺善太郎
音楽プロデューサ
ー: 安井輝
主題歌: S.R.S
『Sometimes』
VFXスーパーバ
イザー: 立石勝
スクリプター: 皆川悦子
照明: 中村裕樹
装飾: 山下順弘
録音: 藤本賢一
助監督: 安達耕平

出演: 加瀬亮 /奥野泉水
岡田将生 /奥野春
小日向文世 /奥野正志
吉高由里子 /夏子
岡田義徳 /山内
渡部篤郎 /葛城由紀夫
鈴木京香 /奥野梨江子


※ 重力ピエロ (単行本)


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