ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

牛久ヘルスロード・城中ルートを歩く

2010年06月11日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2010年6月11日(金)

毎週金曜に地元土浦周辺を歩く同好会「健康ウォーキングの会」が主催する、
本年第23回「牛久ヘルスロード・城中ルート」を歩くウォーキングに参加した。


この日の集合場所は、牛久市城中町の得月院駐車場。

       集まったのは22名、ほぼいつもの人数だ。
       
              いつものように準備体操、うぅ~んと背伸びをして・・・
              
                     皆さん、ずいぶん呼吸が合ってきたようで。(この場合左右どちらでもOK)
                     

9時45分、出発。先ずは駐車場目の前の得月院へ。

       得月院の門をくぐると直ぐ左に閻魔堂がある。
       堂の中には閻魔像(中央)と向かって右側にその妹の奪衣婆(だつえば)像が並んで祀られている。
       閻魔様が死者を裁き、奪衣婆が死者の衣を奪う。
       
              得月院本堂
              稲荷山得月院は享保元年(1600年)前後に開山したと伝えられている曹洞宗の古刹である。
              
                     得月院の裏には「河童」で知られる小川芋銭の墓があるのでお参りして行こう。
                     お供えの花が枯れたままになっていたのは寂しい。
                     

得月院を後にし、次の目的地である”牛久市観光あやめ園”へ向かった。
突然視界が開けると周りは田んぼに変わった。開放的な気分になり気持ちが良い。
 

黄色い花菖蒲が見ごろを迎えようとしていた。

       紫・白の花菖蒲の見ごろはもう少し先になるだろう。
       
              河童の像が迎えてくれる。
                            
              

あやめ園の次は、小川芋銭の河童の碑に向かう。

       毎週のウォーキングのおかげで軽快な足取りだ。
       

小川芋銭の河童の碑
河童の碑は昭和26年に小川芋銭を偲んで建立されたもの。
芋銭は画の他に書や俳句にも通じ、絵を描く芭蕉とも称されていたとのこと。

       ここで、ちょっと一休みすることに。
       
              
                     

次に向かったのは、河童の碑から直ぐの河童松である。
さほど古木でもない松の木が植えられ、碑が建てられている。

       昔、河童が人を水の中に引き込んで、死なせてしまうということがたびたびあった。
       このため、村一番の屈強な若者が河童退治をすることになった。
       若者は河童を見つけ、陸に引きずり上げ、松の木にくくりつけ、殺そうとした。
       河童はあまりに泣き、詫びるので、若者は「二度と悪いことをしない」という約束をさせ、河童を放した。
       それ以来、沼で溺れて死ぬ人はいなくなった。
       その松の木は「カッパ松」と呼ばれるようになった、と記されている。
       
              その後、雲魚亭を経て少し進むと、道が行き止まり?
              
                     道はあった、民家と畑の間に。
                     とても道と呼べるものではないが・・・とにかく進もう。
                     

牛久城址は、竹林の中にあった。
牛久城は城主の岡見氏によって、天文後半(1550念頃)に築造された、とある。
戦国期に築かれた東国の城の特徴で、石垣や天守閣などはない。

       内堀も竹に覆われている。竹の生命力に圧倒される。
       
              本丸跡と思われる小高い城山に上ると、周りはびっしりと竹で囲まれていた。
              周囲とは隔絶されたような不思議な空間である。
              

牛久城址を後にし、城中街道を進む。
街道と言っても、住宅地の直ぐ隣の細い道である。

       道は次第に狭くなり、林の中へと続いている。
       
                 両側が竹林に変わる。
                 竹林はあまり手入れがされていない。
                 道のあちこちに筍が顔を出していて、つまづいてしまう。
                 

竹林を抜けると、何と! 出発地点の得月院に出た。
それまでは、自分がどの辺りを歩いているのか全く意識していなかったから、よけいに意外だった。
11時を10分ばかり過ぎたところで、いつもより30分以上も早い。
得月院の本堂をバックに記念撮影を終えた。皆さん余裕の表情である。

       いつもの整理体操をして、『はいっ! お疲れさまでしたっ!!』
       


土浦公設市場で昼食をしていくことにした。
前回はネタ切れで入れなかった寿司屋である。

       「バラ海鮮丼」(800円)は魚の種類も多く、量もたっぷり。
       これ、お奨めである。
       しかし、この店は今月末でつくば市今泉に移転するそうである。
       


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