ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

月居山から日本二十五勝「袋田の瀧」を巡る

2010年10月16日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2010年10月16日(土)


毎週金曜に地元土浦周辺を歩く同好会「健康ウォーキングの会」が主催する、
本年第36回「月居山から袋田の瀧」を巡るハイキングに参加した。

この日集まったのは、全部で8名。いつもと比べるとちょっと少ない。
一桁の人数というのは、自分が参加してからは初めてである。
水戸から水郡線に乗り換える。カラフルな車両だ。

       荒川沖駅を出発して2時間半後の10時35分、ようやく袋田駅に到着。
       
              この日のコースは、駅前に大きく表示されている。
              人気のあるコースなのだ。
              我が一行の他にもリュックを背負った人がたくさん降り立った。
              
                     駅前でいつもの準備体操をして、
                     

10時50分、元気よく月居山に向けて出発!
駅前の通りは、数軒の店が見られるだけ。意外と寂しい。

       踏み切りを渡ると・・・
       
              久慈側の鉄橋が見える。
              
                     日本二十五勝「袋田の瀧」の碑が建てられていた。
                     日本二十五勝は、昭和二年(1927年)に、日本新八景とともに選ばれた
                     日本を代表する25の景勝地で、同時に日本百景も選定されている。
                     日本三瀑布で、他に那智滝養老滝、そして袋田滝とある。
                     
      
袋田の滝へ向かう途中、前方に月居山が見える。
左が前山、右が後山で、真ん中の一段低いところに観音堂が見える。

       今日も素晴らしい天気に恵まれ、余裕の表情だ。
       当会には確かに晴れ男、晴れ女がいるっ!
       
              袋田の滝への道を通り過ぎ、町道から月居山への道に入ると、
              長い坂道が続く。
              舗装された道だが、濡れているので滑り易く歩きにくい。
              先程までの余裕の表情はどこかへ消えてしまった。
              
                     林道への分岐点で一休み。
                                   

ここからは登山者専用道、車両通行禁止となっている。                     

       舗装された道から一転自然路に変わる。
       見慣れないきのこがあちこちに顔を出している。
       今年はきのこが多いそうだ。これも豊作のうち?
       
              一歩一歩、落ち葉を踏みしめながら上る。
              

途中で、月居城跡へと道が分かれているが、
迷わず月居城址への道を選んだ。

       これが、思いの他厳しい。
       息づかいが荒くなり、当会きってのベテランも
       堪らずに立ち止まってしまった。
       
              これはもう、歩くと言うより、登ると言った方が正しい。
              ロープの助けを借りないと滑って危険である。
              『これが一般向けコースなのかしらねっ?』
              
                     『こんなところに本当にお城跡があるのっ?』
                     悲鳴にも似た声が響き渡るが、どこか楽しそう。
                     

やっとの思いで、月居城址(後山)に辿り着いた。
思わず記念碑に寄りかかる。
『お疲れさんっ!』

       城址碑のすぐ横が月居山頂上(423m)だ。
       
              『記念に』とカメラを向けると、余裕の笑顔が返ってきた。
              さずが当会の若手である。
              

お昼を回ったばかりだが、山頂で昼食を摂ることに。

       腹を満たした後、月居城址碑をバックにパチリ。
       

月居城址からいったん先程の分岐点に戻るとは思わなかった。
下りはより慎重さが求められる。

       

月居山頂で時折聞こえてきた鐘の音は、この鐘楼だった。
会長が代表して一突き。重厚な鐘の音がこだまする。

       熊野古道にも似た杉林を進むと・・・
       
              突然、目の前に観音堂が現われた。
              

なかなか素晴らしい眺めである。
袋田の町並みが小さく見える。
山寺から見下ろしている感じだ。



観音堂からしばらく上りが続く。
今度は石段なので比較的歩き易い。

       (前山)山頂に到着し、ほっと一息。
       
              ここからの眺めもまた素晴らしい。
              

ここからは、ずっと下りが続く。

       生瀬の滝にしばし見とれる。
       
              袋田の滝には今まで何度も訪れているが、生瀬の滝を見るのは初めてだ。
              息を切らして登って来た甲斐があったというものである。
              

石段から鉄製の階段に変わり、しばらく下ると・・・

       観瀑台へ続くつり橋が見えてきた。
       
              つり橋を渡ると、いよいよ袋田の滝だ。
              ここからでもかなり迫力がある。
              

先ずは、新しく出来た観瀑台に。
この日は土曜日、大勢の観光客が訪れていた。


旧観瀑台より40m以上高い所に設けられているため、
これまでとは違った眺めを楽しめる。
250円(Kさんがクーポン券を用意してくれていたおかげで50円引き)払って観る価値はある。



旧観瀑台から観た滝。
さすがに迫力が違う。二十五勝と言われるだけのことはある。



『土産は何にしようかなぁ?』

       『袋田は、やっぱりこんにゃくかしらねっ』『お蕎麦もいいんじゃない?』
       
              『お土産も買ったことだし、満足、満足!』
              


秋の袋田は、果物も今が真っ盛り。

       『美味しそうな柿だわねぇ』『それっ、渋柿じゃないっ?』
       
              柘榴も『食べてくれっ』と言わんばかり。
              要望に応えて味見したが、これは酸っぱい(失敗)だった。
              

15時10分、袋田駅に到着。
さっそく、整理体操をして・・・

       駅前の酒店に走った。
       缶ビールが殊のほか旨かったのは、言うまでもない。
       
              電車を待って帰路についた。
              
                     水戸に着く頃には辺りは真っ暗。
                     皆さん、さすがにお疲れの様子。
                     自分もすっかり一眠りしてしまった。
                     
                     会長の『来年もまた来たいねっ!』に
                     皆さん大きく頷いていた。



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