バイク試乗/レンタルおよびツーリング日記

お勧めのツーリングコースや試乗、レンタルしたバイクについてレポートします。

XSR900 その1

2017-04-19 22:44:43 | バイク試乗、レンタル ヤマハ
2017年4月19日にXSR900をレンタルバイク名古屋南でレンタルし、
400キロ程度ツーリングしたので、インプレしたい。

AKRAPOVIC(アクラポヴィッチ) マフラー レーシングライン (カーボン) MT-09(14-16)、XSR900(16) S-Y9R2-AFC
AKRAPOVIC(アクラポヴィッチ)
AKRAPOVIC(アクラポヴィッチ)
 
ワールドウォーク XSR900用フォークマウントスクリーン ショート スモーク ws-26-6ss
ワールドウォーク(World-walk)
ワールドウォーク(World-walk)
 



ツーリングコース


 XSR900のベース車といえるMT-09については3年ほど前にレンタルしており、
ツアラー版のMT-09トレーサーも、何回かレンタルしているので、
MT-09系統のバイクにはかなり乗っていると思うが、
レンタルしてから3年近く経つMT-09についてはあまり覚えていないので、なんとか記憶をたどりながら両者を比較しインプレしたい。

性能

定型式/原動機打刻型式 EBL-RN46J/N703E
全長/全幅/全高 2,075mm/815mm/1,140mm
シート高 830mm
軸間距離 1,440mm
最低地上高 135mm
車両重量 195kg
燃料消費率*1 国土交通省届出値定地燃費値 *2 27.3km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値 *3 19.4km/L(クラス3, サブクラス3-2) 1名乗車時
舗装平坦路燃費 *4 -
原動機種類 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ
気筒数配列 直列, 3気筒
総排気量 845cm3
内径×行程 78.0mm×59.0mm
圧縮比 11.5:1
最高出力 81kW(110PS)/9,000r/min
最大トルク 88N・m(9.0kgf・m)/8,500r/min
始動方式 セルフ式
潤滑方式 ウェットサンプ
エンジンオイル容量 3.40L
燃料タンク容量 14L(無鉛プレミアムガソリン指定)
吸気・燃料装置/燃料供給方式 フューエルインジェクション
点火方式 TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式 12V, 8.6Ah(10HR)/YTZ10S
1次減速比/2次減速比 1.680/2.812
クラッチ形式 湿式, 多板
変速装置/変速方式 常時噛合式6速/リターン式
変速比 1速:2.666 2速:2.000 3速:1.619 4速:1.380 5速:1.190 6速:1.037
フレーム形式 ダイヤモンド
キャスター/トレール 25°00′/103mm
タイヤサイズ(前/後) 120/70ZR17M/C (58W)(チューブレス)/180/55ZR17M/C (73W)(チューブレス)
制動装置形式(前/後) 油圧式ダブルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後) テレスコピック/スイングアーム(リンク式)
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ ハロゲンバルブ/12V, 60/55W×1
乗車定員 2名

価格 104.2万円

  

エンジンフィーリング・高速性能

 エンジンについては3気筒を採用した狙い通り、ツインのトルクと4気筒の滑らかさを
うまく両立させており、しかもコストは4気筒より安いという見事なもので、
現状では国産バイクエンジンのなかでもベストではないかと思うほど高く評価している。

 高速性能についても、110PSというパワーは、たとえ高速道路であっても、
多少でも常識がある限り、これ以上のパワーは必要がないレベルに達している。

 ただしウィンドウプロテクションについては皆無で、スクリーンもデザイン的に似合わないので、
あとは根性でどこまで耐えられるかという状態なので、
高速道路を多用する場合は、素直にトレーサーを購入した方がよいだろう。

  

ハンドリング・乗り心地

 乗り心地について言うとサスはかなり固めで、路面状態がよいワインディングを走っているときは
丁度良いと感じるのだが、少し荒れた路面にくると、あまりにも路面の状態がダイレクトに伝わり、
少し疲れ気味となってしまう。
  
 
 シートはクッションが薄く固めだが、座面は広いので力が一点に集中せず、予想以外に疲労度が少ない
出来の良いシートに仕上がっている。



 ライディングポジションについては、モタード風にアップライトであったMT-09と大きくことなり
普通のネイキッドバイクよりやや低めと感じられる程度の前傾姿勢となる。



 ハンドリングについてもMT-09と比較すれば、軽快から少し重厚よりに味付けを変えているように感じる。
 
 このようにエンジンについてはMT-09と同一だが、ハンドリング、ポジションなどは大きく異なった
ものとなっているので、デザインだけで決めるのでなく、可能ならどちらの乗り味が自分好みか確認してから購入してほしい。


取り回し

 195キロとMT-09より2キロほど重くなったが、リッターに近い大型バイクとしてはNO1に近い取り回しの良さであることは変わりはない、
シート高は830mmとMT-09より10mm高く、身長178センチと日本人にしては大柄な私でもつま先に立ちになるくらいの高さなので、
小柄な人にとっては決して足つきの良いバイクではない。

燃費

 今回のツーリングでは峠・高速満遍なく走り、実燃費は18キロから19キロとWMTCモード値とほぼ等しい結果だった。
高性能なだけあって、ガソリンはハイオク指定であるが400キロ走ってもコスト差は200円程度なのであまり気にする必要もない。



メーター、デザイン

 メーターについては反転液晶で大変見やすくデザインもおしゃれでMT-09のメーターよりはるかに優れていると思う。
ただし表示面積が小さいため、必要な情報を得るためにいちいち切り替えをしなければならないのが、唯一の欠点である。



 車体のデザインについてはネオレトロのデザインということで全体的には無難だが、ただヘッドライトについては
何の変哲もない丸目なので、せめてLEDにするか、ドガティのモンスターシリーズのように、デザインに一工夫するなどして
ほしかったというのが個人的な感想である。






総評
 
 レンタルする前は、MT-09のデザインをレトロチックにしただけのバイクだろうと思っていたが、デザイン以上に乗り味が
異なっていて驚いたというのが一番の印象である。
 個人的に好みをいうとXSR900の乗り味は少し硬すぎると感じるし、デザイン的にもMT-09の方が好み(ただしメーターについてはXSR900の圧勝)
なので、総合的にはMT-09を選ぶが、これは本当に個人の好みの問題なのでどちらを選ぶにしても、購入の意思があるなら、機会を見つけてとにかく
双方に試乗することを強くお勧めしたい。


ハリケーン フロントバイザー CAFÉスタイル アルミ製 ブラック XSR900 HA6109 スクリーン
ハリケーン
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YAMAHA(ヤマハ) XSR900 デザインシート 高い機能性と耐久性を備えたウルトラスエード使用 B907 B90B Q5K-YSK-102-G04
ヤマハ(Yamaha)
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DAYTONA(デイトナ) マルチウイングキャリア XSR900('16) 94763
デイトナ(Daytona)
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ハリケーン クランプバー スチール製 ブラック XSR900 HU1021B
ハリケーン
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ヨシムラ(YOSHIMURA) 機械曲R-77S フルエキゾースト サイクロン カーボンエンド EXPORT SPEC SMC [エキパイ]ステンレス/[サイレンサーカバー]メタルマジック MT-09(ABS 14-) MT-09 TRACER XSR900(16) 110-380-5121
ヨシムラ(YOSHIMURA)
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YAMAHA(ヤマハ) AUTHENTIC外装セット XSR900 Q5K-YSK-102-S01
ヤマハ(Yamaha)
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バイク YAMAHA 用 フレームスライダー エンジンスライダー 適合車種 MT 09 /tracer XSR900 (ブラック)
suba
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バイク YAMAHA 用 フレームスライダー エンジンスライダー 適合車種 MT 09 /tracer XSR900 (ブラック)
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