バイク試乗/レンタルおよびツーリング日記

お勧めのツーリングコースや試乗、レンタルしたバイクについてレポートします。

CB400SF その1

2013-03-30 00:02:38 | バイク試乗、レンタル ホンダ
12年3月23日にCB400SFをレンタルし

390キロ程度走行したのでインプレしたい。


(レンタルしたCB400SF ABS)


(途中休憩した下北山スポーツ公園の桜)



走行距離 390キロ
走行時間 6時間30分
休憩時間 1時間30分




愛車であるZ750と比較しながらのインプレとなるので、
両車の基本スペックを表記する。

           CB400   Z750
エンジン出力    53PS   109PS
エンジントルク   38N    75N
シート高(MM)   755    805
乾燥重量(KG)   175    199

エンジンフィーリング

 とにかくスムーズによく回るエンジンである。

今までの愛車の多くも直列四気筒だが、

Z750にせよ、YZFR-1にせよ、CBR1100XXにしても、

もともとのエンジン特性、または走行距離による

エンジン劣化などのためか、その回転には振動や

ノイズが混じっていたが、CB400SFは排気量が小さいことも

あってか、なんのフリクションもなくモーターのように

グングン回転があがっていく。

 また最高出力がZ750の半分なこともあり、

郊外や峠では、あるていど安全な速度範囲でも、

エンジンの高回転域を楽しむことができる。

高速性能

 120キロでの巡航は充分に可能だが、そこから140まで

速度を上げようとすると、かなりエンジンを回す必要があり、

カウルがないことによる風圧とのダブルパンチで疲労が大きい。

やはり高速道路での走行は、大型車と比較すると大きく見劣りしてしまう。


コーナリング

 素直で安定したハンドリングであり、またエンジンパワー、車重に対して

大型なみのブレーキーパワーがあるので、とにかくよく止まる印象を受けた。

取り回し

以前、GSR400からZ750Sに乗り替えした際は、むしろ少しコンパクトに

なったと感じたくらいだが、CB400SFはほぼ日本専用車だけあって、

明らかに一回りコンパクトにできているので、足つきもよく、

車重も相対的に軽量なので扱い易い。

燃費

回しすぎたせいかリッター20キロとZ750とほぼ同等だった。


総評 

 大型車であるZ750と中型車であるCB400を比較すると。

 Z750が勝る点

・高速道路での余裕
・圧倒的な加速性能

 CB400が勝る点
・峠などでエンジンを回して楽しむことができる。
・軽量、コンパクトであることによる取り回しの良さ。
・ブレーキングの安心感

 という感じにまとめることができる。
 
 やはり日本の峠では、Z750のスペックはオーバースペックであることを

痛感するとともに、CB400SFが日本でベストセラーを長年続けていることを

納得させられるツーリングとなった。

 
 だがCB400も燃費はあまり良いとは言えないし、車両価格も80万近くと

大型並みという欠点もある。

 またバイクというのは、その過剰であるパワーを楽しむ部分が大きので、

中型で充分かもしれないが、大型に乗りたくなるのも事実である。

         

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