THE READING JOURNAL

読書日誌と雑文

帰国 (バイ苦)

2005-03-31 | Weblog
いよいよ帰国の日。
11時にホテルに、予約したタクシーに乗り込む。
タクシーは、バイクをかき分け進んでいく。
台湾の道路事情は、大変悪い。まず、バイク(スクーター)が非常に多い。
次に思いやりのある運転と言うものが無い。
バイク、車、歩行者がおのおの自分勝手に動いている。方向指示器を出して明らかに曲がろうとする車の前をバイクが通り過ぎる。車は、車でバイクにクラクションを鳴らしながら猛然と幅寄せする。
歩行者がいても誰も止まらない。唯一ブレーキを踏むのは、ぶつかりそうになった時だけである。
バイクは、二人乗りは当たり前で、子供がいると3人乗り4人乗りとなる、そして、信号が変わるとオートバイレースのようにスタートダッシュする。
台湾では、誰も自分の事しか考えていないという共通の理解が、交通の安全を保っているようだ。

タクシーは高速に乗って程なく、空港に着いた。
時間があったので免税店でTシャツなどを買ってみた。
帰りの飛行機は、席がスチワーディスさんの席の斜め後だった。
離陸と着陸の時、なんとなく恥ずかしいので、雑誌を読んでるフリをしました。・・・すいません。フリでした。

台中 (スタンハンセン)

2005-03-30 | Weblog
朝、起きてテレビを見た。
台湾のテレビはチャンネル数が多くてらしく、ホテルで100チャンネルくらい見れた。
中にHNKのBS放送も入っていて、日本の情報はリアルタイムで入ってくる。
チャンネルを回してると、イロイロなあるんですが、なかに"Zチャンネル"ってのがあって、日本のプロレスを中国語字幕で見せている。(音声は日本語)
古いもの新しいものイロイロとあるらしく、スタンハンセンの試合をジャイアント馬場の解説でやってた。なんと懐かしい。・・・キューティー鈴木も見たけどね。

今日も自由行動になったので、まず、台北市立美術館(圓山駅から徒歩7分)に行きました。
台湾の割合と新しい作家の作品を収集してるのかな?そんな感じです。
それと、いくつかの企画展をしていました。
企画展の一つに「朱為白 回顧展」があった。なんでも、台湾における大戦以降の現代美術のパイオニアであるそうだ。
ルチオ・フォンタナの「空間概念」のように画面を切り裂いて構成する作品が中心。
和紙を何枚も重ねてそれを切り刻んで空間を構成する作風。
紙をカールさせたりイロイロと工夫しているけど、単純に紙を直線的に切って構成している作品がよいと思った。

次に、台北市当代藝術館(中山駅から徒歩5分)に向かって出発!
いつものように、散々迷う。どうしてだろ?地図見てるのにネ!
なんか、かっぱ橋と秋葉原が混ざったような、変な商店街を行ったり来たり。
水配管用の大きなバルブを売ってる店、銅板がナミナミしてる店、イロイロとあるみたいだ。
やっとたどり着いてみると、当代藝術館は、お休みでした。が~~ん。

しょうがないので、付近を散策の後、新光三越@南京路店でお土産を買う。(ちなみにココにライオンは中国風)

夕飯は、なんとなく気に入った、上海極品館(台湾医院駅から徒歩5分)に行った。
ココも、昨日のkiki餐庁と同じようにモダンなつくり、全面ガラス張りだし。
中に入ると、席にすでにお魚が一匹いた。(4人席に魚一匹、6人席で魚ともう一品)
食事を待つ間に食べられるようにとの 配慮である。
ここは、ガイドブックにあるように、ちゃんと日本語メニューと日本語が出来る定員さんがいた。
今日は、用心して 1.鶏肉とナッツの炒め物、2.やさいと餅の炒め物 の2品とビール。(ついでに魚一匹)
なるほど美味しかった。ビールにもよくあった。1、2、ともに一人前はあったが、ゆっくり全部食べました。(もう食べれない状態)





新竹→台北 (kiki餐庁)

2005-03-29 | Weblog
朝、ゲストハウスを出て、また、台北に向かう。

お昼にホテルに着く。今日は各自、自由行動になった。
まず、総統府周辺に向かう。この辺が台北では書店街である。大小多くの書店(出版社)が並ぶ。
中に入ると、当然中国語の本がならんでいる。日本が近いためか日本の本の翻訳物が多い。小説だけでなく、主婦用のハウツー本まで翻訳である。雑誌にいたっては日本の物をそのまま売っているようなものまであった。(キャラクター物は完全に日本に頼っている感じであった。)
書店で、『小王子』=星の王子様 を買った。(ついでに 成語トランプ をイクツか買った。)
この辺りには、露天の書店が並ぶと思っていたのだが、折からの大雨のためか?平日のためか?露天らしい書店は2,3軒あるだけだった。

近くの夜市、店を散策する。
なかに一軒、店構えの立派なお茶屋さんがあった。
店先の茶器セットが気になって見ていると中から、おねえさんが出てきた。
『どうしようかな?』と思いながら、2,3英語で質問すると全然英語が話せないようだった。
そのやり取りを見ていた、おばさんが奥から現れた。おばさんは片言の日本語ができた。
結局、その茶器のセットを買うことにした。おばさんの指示で娘さんが包装する。
明らかに、おねえさんは、不機嫌で態度は乱暴だった。おばさんは、気にしてるのかしていないのか、お茶をすすめてくれた。しかし、けしておばさんも笑顔ではなかった。
中年以降の人の日本語は、若い人の日本語とは、違った意味合いがあると思った。
(だからと言って、ボクも、こちらからニコニコ話しかける人では無いので、失礼にならない程度にお茶を飲みながら、無言で待っていた。)注)

夕飯は、ガイドブックに載っていた『kiki餐庁』に足を運ぶ。名前が気に入ったので。(南京東路駅より徒歩五分)
中華料理店なのだが、非常にモダンな外装内装を施している。このあたりは、台北でもお洒落な場所である。
早い時間に入ったにも関わらず、お洒落なカップルやグループで賑わっていた。
ガイドブックには、日本語OKとなっていたが、日本語を話す人は居なかった。いや、英語も注文が取れるくらいで細かい内容は質問できなさそうであった。(少なくとも、注文をとりに来たお姉さんは、『細かい事聞かないでね』て顔をしていた。)
英語と漢字で料理を想像して、1.チャーハン 2.やさいの炒め物 3.やさいと豆腐のスープ の3品とビールを頼んだ。
非常に美味しかった。台湾では屋台でもデパートのお食事ゾーンでも食事をしたが、安いものは概して美味しくなかった。味に繊細さがなかった。しかし、ちゃんとした料理店では、さすがに上手い。
全部で日本円にして2千円程度である。(3のスープは予想に反して巨大で全部食べ切れなかった。)
蛇足だけど、この前行った大阪は、たとえ安いものでも大変美味しかった。

注)後で品物を入れてもらったビニールバックを見ると、東京支店もある店だった。おねえさんの不機嫌の原因はそんな事にあったのかも知れない。商売もイロイロあるだろうし。

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「日本残酷物語 第二部 忘れられた土地」
第二章 山にうずもれる世界 山の騒動 北山一揆

大阪冬の陣をきっかけに大和吉野山中で起こった北山一揆の記録
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【購入図書】

「小王子」
聖・修伯里 著 26號小行星 翻訳 飛寳文化 (世界兒童文學名著精選 AROUND-01) 180NT$ 2005年
(Le Petit Princeの中国語訳)

施設訪問

2005-03-28 | Weblog
朝、9時から訪問先に行く。
施設見学とディスカッション!
非常に進んでいる面もあるが、ボクの専門分野は、10年から15年遅れている印象だった。(あまり、進歩が早くないって説もあるが。)
ノイズが発生して、イロイロと問題があると話していた。
2,3のサジェッションをした。しかし、本当に問題の点は、彼のボスの前では言いづらかった。(彼のボスは他の分野の専門家のようで、詳しい知識が無かった。)
あとで、メールで指摘しておこうと思う。ただし、容易ではない。

夜に、今回のホストの人の案内で新竹の街を見学した。

台北→新竹 (誕生日)

2005-03-27 | Weblog
朝から観光に出発!
MRT(地下鉄)に乗って、中正記念堂(蒋介石の記念堂)、龍山寺、台北101とめぐる。

MRTは、台北の地下鉄(&モノレール)、自動販売機で切符(カード)を買って、自動改札を通って中に入る。ほぼ、日本の地下鉄に同じ、車内もキレイで案内表示もちゃんとしていた。利用しやすい。

中正記念堂では、蒋介石の大きな像が座っていた。人形のように微動だにしない衛兵に守られてる。
横にいたお兄さんに、"Can you .............." みたいに話しかけられ、写真を撮ってあげた。また、親切にも撮ってくれた。英語で話しかけられたので英語で対応したんだけど、後で考えてみると、二人とも日本人だったかもしれない。・・・・微妙

龍山時は、一番古いお寺とのこと、みんな長い線香をもって祈っている。信仰がちゃんと生きている感じであった。その後、横の市場を見学、食べ物と洋服とみんなごちゃ混ぜで店が並んでる。
鶏肉屋さんがあった。店先に"今、さばきました"みたいな、鶏が一羽おいてあるだけで、後は店の中の鳥かごに、羽をパタパタさせていた。

台北101は、現在世界一高いビル!89階にある展望台に登る。あいにく天気が悪く遠くは見えなかった。なかで日本語の解説が聞けるヘッドホンを借りた。

ゴゴ2時くらいにホテルに戻る。(チェックアウト後、荷物を預かってもらっていた。)
台北駅からバスに乗り新竹へ

新竹駅前で、夕飯と明日の朝食のパンを仕入れ、訪問先の施設のゲストハウスに向かった。

今日は、ボクの40歳の誕生日であった。





出国 (育嬰室)

2005-03-26 | Weblog
今日は、いよいよ台湾に行く日。
朝、車で拾ってもらって成田へ。
何でも、初めての時は、ドキドキするもんで、なんとなくそわそわ。
でも、ま、何事もなく手続きをすませ飛行機@中華航空へ (ちなみに 飛行機は2回目)
シートベルトをして座ってると、エンジンかかかった。
ゴゴゴゴゴ~~・・・・・ガガガガガァ~~~
『飛行機って、エンジンの振動すごいな~』って思っていたら、何のことはない、滑走路に向かって動き始めてた!
ほどなく、中正国際空港に到着!
空港内は、案内が漢字であること以外は、たいして成田と変わらない。
『育嬰室』(授乳室)と言う案内があった。注)「嬰児(みどりご)を育てる部屋」・・・そのままなんだけど・・・・美しい言葉に思えた。

空港からバスに乗ってホテル(サンルート台北)に着く。すっかり夕方になっていた。
このホテルは、日系のホテルだけあって日本語OK!である。
夕飯は、近くの夜市の屋台ですませる。

夜市からの帰りに、セブンイレブン によると、バイトのお姉さんが、たどたどしい日本語で金額を言ってくれた。最後に「あひがと ごさいます」って言われた。

注)写真は帰りに撮ったもの

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日本残酷物語 第二部 忘れられた土地」

第二章 山にうずもれる世界 消えてゆく山民 墓標なき人々

「タタラ師の仲間に比べて、木地屋の仲間はある種の統制があった。」そうである。近江国(滋賀県)東小椋村に君ガ畑と蛭谷(ひるだに)というところがあり、君ガ畑には高松御所、蛭谷には筒井公文所という木地屋の役所があった。そして、木地屋はどちらかに所属し役所が発行するお墨付きをもって山中を自由に往来していた。
その生活は、きわめて低かったそうだ。

研修最終日

2005-03-25 | Weblog
やった~~、今日で長かった、英語・フランス語研修が終了しました。
今日は研修@英語の日でした。
3月になってから、みんな忙しくなって段々と人が人が減ってたんだけど、今日はなんと2人?しかも、1年アメリカに派遣されていた人で、英語は何の問題もない人!・・・・・ハードでした。

今日は、このくらいにして、早く帰らんとね!明日、台湾に出発だからね。いってきますね。

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26日から31日まで 台湾に出張のため、不在です。
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【新刊情報】

科学英語読本 例文で学ぶ読解のコツ
畠山雄二(はたけやま・ゆうじ)著 丸善 本体2600円 4-621-07577-2 / 2005.03

津田梅子 ひとりの名教師の軌跡
亀田帛子(かめだ・きぬこ)著 双文社出版 本体3600円 4-88164-563-3 / 2005.03

大阪・神戸周辺自転車散歩
丹羽隆志(にわ・たかし)著 中村規(なかむら・ただし)著 山と渓谷社 本体1500円 4-635-24209-9 / 2005.04

宝石デザイン画セレクション 680点に見るジュエリーデザインの世界
日本宝飾クラフト学院編 美術出版社 本体3200円 (ジュエリー技法講座7 Design & making) 4-568-32917-5 / 2005.04

蓮如の「御文」
大谷暢順(おおたに・ちょうじゅん)著 人文書院 本体2300円 4-409-41078-4 / 2005.03

ダイエットしますか?

2005-03-24 | Weblog
「Tarzan」 目標!体重5%カット! 4/13 2005 No.439
特集を中心にあちらこちら

また、ターザンを買った。前回は、年間完璧トレーニングってのを、読んだんだけど、真冬に自転車を乗れ!みたいな事が書いてあったし、別にトレーニングって事したいわけじゃないし、て思ったのでした。

でも、やっぱりチョッとオーバーウエートかな~って思いはあって、懲りずにまた、買ってしまいました。

今回の特集は、トレーニングでなくてダイエットだから、前回よりは優しいトレーニングがかいてありました。しかも、3ヶ月で5%落とそうって感じなので。
基本は、キントレ&エアロ&食事 だそうです。
キントレのメニューも、初心者向きのものが載っています。
エアロは、やっぱり1時間自転車こげと!・・・・会社まで自転車で来いと! 書いてあります。
で、一番、面白かったのが食事!
遺伝子で肥満のタイプを判別する研究が盛んで、日本人に多いのは、
1、・・・・リンゴ型・・・おなかから太るタイプ、内臓脂肪が多い、男性に多い
2、・・・・洋ナシ型・・・太ももやヒップから太るタイプ、皮下脂肪が多い、女性に多い
3、・・・・バナナ型・・・太らないタイプ、(ダイエットの必要なし)
だそうです。
でね、1、は炭水化物を控えるのがよくって、2、は脂質に注意!
飲み物は、お茶にしようねって書いてある、ちなみにお酒はワインが良いそうです。

また、体形別ダイエットっていうページもあって、その分類によると
おそらく、ボクは・・・一見痩せ型・・・になると思われる。
若いころは、痩せすぎだったモンね。
ふむふむ・・・「筋肉量がすくなく、運動もほどんどしない日常をおくっている。」・・ピンポン!
キントレをしろ!だって。

まあ、夜のお菓子はやめよかな?あと、ジュースも!

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【購入書】
「Tarzan」 目標!体重5%カット!
4/13 2005 No.439 マガジンハウス 490円

墓標なき人々

2005-03-23 | Weblog
「日本残酷物語 第二部 忘れられた土地」

第二章 山にうずもれる世界 消えてゆく山民 墓標なき人々 (途中)

ここでは、タタラ師、鍛冶屋、木地屋、ヒョウなどの山を移動しながら生きていた人々について書かれている。彼らは、記録がないため、その存在じたいが忘れ去れている。
「中国山脈の谷々や小さな盆地の周辺には、山を削りとって骸骨ばかりになったような丘がいくつも重なりあって、そこを草がおおっているような風景を見ることがすくなくない。」
砂鉄を取った跡である。
砂鉄堀りの人夫たちは、多くは農民であった。しかし、それを精錬するためにタタラを踏む作業は重労働で早くから専業化された、いわゆるタタラ師である。そして、こうしてできた、クズを鋼にする者を鍛冶屋といった。
「タタラは多くの場合燃料が得やすいところにおかれ、燃料の原木をきりつくしてしまうと、他へ移っていくことが多く、定住はほとんど見られなかった。」
そのため、おびただしい人数のタタラ師がいたと想像されるが、その記録はなく、あるのはタタラの跡だけである。
「鍛冶屋の仕事はタタラ以上にはげしかった。四十歳をすぎてはこの仕事はできなかった。四十歳以上のものは炭を焼いた」
鍛冶屋もまた、山々を移動した。「こうした仲間の移動は、ただ木がなくなるためばかりでもなかった。ときには、定住して百姓になろうとした者も少なくなかったようであるが、多くの場合成功しなかった。」それは、山は、彼らの物でなく百姓になったとたん、木を切ることもママならならず、最下層の小作に甘んじなければならなかったからである。

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【購入図書】

「新しい日本語の予習法」
金田一 秀穂 著 角川書店 (角川oneテーマ21 B-41) 667円+税 2003年

『パパにあやまってきてぇ』

2005-03-22 | Weblog
今日は、うちの子とお風呂に入った。
あまり遅くないのに、すでにねむねむ状態。
ダッコしながら、遊びもせずに・・・すぐ「もう、でる~」
しょうがないので、ママを呼んで引き渡す!
ふ~、ゆっくりと湯船につかっていると。
ママが来た!
「なんかね『パパにあやまってきてぇ』だって」・・・・「ん?なんか悪いことでもしたの?」
「あのね、『おふろのなかで おしっこしちゃったぁ』だって」・・・・「ふ~ん?、え??」
そういえば?お風呂の中で動かなかったな!

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「日本残酷物語 第二部 忘れられた土地」

第二章 山にうずもれる世界 消えてゆく山民 第二の住民

ここより第二章、山の暮らしについて
はじめに柳田国男の『秋風帖』および『山の人生』からサンカ(山窩)の話。
サンカとは、この本によると「ひとむかし前まで、冬になるとあたたかい海浜へ出てくる由緒もしれぬ人々」のことである。
そしてこの章の主題とつづく
「本土から海をへだてて隔絶された離島がおのずと別種の世界をいだいているように、山もまた社会や体制、すなわち都市や平野にすんで広く交流することのできる人々の世界とは異種の、別な歴史や伝奇を底ふかく秘めていた、・・・山民が忘れられ、すてられた存在であったことは、ポンやサンカとかわりがなかった。そしてその事情は、現在においてもほとんどかわっていない」

以後は、鈴木牧之(すずきぼくし)の『秋山紀行』から文化十年(1893年)の山民の暮らしについて書いてある。
その暮らしは、当時の目から見ても非常に貧しかった。鈴木は言っている「『まだ古風がのこって酒の、道楽の、女色の、博奕はしらぬ』とみずから誇っている有様であるが、こったいこの山村の人々は、何をたのしみに生きていたのであろうか。」
このような、貧しい山村では、飢饉に耐える力もなく一旦飢饉がおそえば、村中が死滅することもまれではなかった。

コロコロカバン パッキング!

2005-03-21 | Weblog
そろそろ、台湾のお支度もしないといけないと思って、ころころカバンに洋服、着替え などなどをパッキングした。
パスポートなどの重要なものは これから、考えるとしよう!

あ・・新しい名刺を作るの忘れてた!どうしよう? 
(今年度からちょっと組織の変更があって名前が変わったのでした。)

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「豪華客船を愉しむ」(読了)

まえがき、第II部 ここまで知れば客船通、第III部 船旅を満喫する方法 第IV部 知って得する客船&クルーズ情報 あとがき

第II部は客船のイロイロなウンチク話、第III部は実際に豪華客船の旅はこんな感じです・・みたいは話、第IVは、実際にクルーズを計画するのにちょといい情報。

各部、多少趣がちがうけど、ストーリーは無く、イロイロな事をアトランダムに並べたような構成。
第IV部は文章量が少なく情報量も不足、参考資料だけ残して文章は削除したほうが、すっきりしたと思う。しかしながら、カラーの写真も綺麗で、入門書というか、興味をもつきっかけにはよい本と思う。個人的には、「ライン川クルーズ」のようなリバークルーズもイイナ!と思いました。

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「日本残酷物語 第二部 忘れられた土地」

第一章 島に生きる人々 火の島の記録 島をみすてて

今日(S35年出版当時)の青ヶ島の様子について。
青ヶ島では、昭和のはじめ以来、月に一回だけ八丈航路の汽船がやってくる。しかし、冬は荒天のため欠航するので、年に7,8回荷役ができればよいという状態である。
この交通の便の悪さのため、主要な現金収入源である木炭と牛は不利な状態での売り買いとなる。
また、農業は技術が遅れていて、また、かつては盛んだった漁業は、「近代漁業の外にとり残される結果となったのである。」また、村にある組合も力がなく、また、お互いに仲がよいとわいえない状態である。
このような、状態であるため島では、「中学校を出ると、せきを切ったようにどっと島から出て行ってしまう、」。しかし、そのように出て行った人々も、「『青ヶ島出身』っという経歴のために期待された仕事にはありつきにくい」

「かつて多くの苦難と困窮を予想しつつ、火の島へ帰ろうとこころみた祖先の人たち、そしていま多くの苦難と困窮を予想しつつ、その祖先の島から去ってゆく子孫の人たち、この対照はわたしたちの心をしめつける。」


豪華客船物語

2005-03-20 | Weblog
「豪華客船を愉しむ」
森 隆行 著 PHP研究所 (PHP新書342) 920円 2005年

まえがき、第I部 豪華客船物語

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船旅っていうのは、あこがれる所があって、結婚するときに結婚式とか全部はぶいて、船旅でもしようかと思ってました。でも、そういう訳にもいかなくって・・・・。
今となっては、夢のまた夢なんですが、船旅関係の本は、おさえて置こうと思ってます。
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この本は、客船の旅の入門書といった感じの本。
まえがきに、「今、豪華客船は、普通の人が普通に愉しめるレジャーとして、静かに、確実に受け入れられつつあります。」って書いてあるけど 本当かな?
第一部は、客船にまつわるいろいろな話をアトランダムに書いてある。


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【購入図書】

「豪華客船を愉しむ」Invitation to Voyage
森 隆行 著 PHP研究所 (PHP新書342) 920円 2005年

キュート探検

2005-03-19 | Weblog
今日は、近くに新規開店のショッピングモールに行く。
先日、リニューアルオープンしたデパートの隣、夏に電車が来るので、駅ビルみたいな位置にあたる。
なかなか、雰囲気もよくこの辺では見られないような、お洒落な物も見うけられた。
まあ、ルミネ見たいな感じだなこれ、駅前のビルだからね。
内部は、適当に曲線の通路で店もお洒落に作ってある。まあ空間デザイナーを入れて作ってるだろうしネ。
個人的には、徒歩圏内にお洒落な物を置いてある店ができで、大歓迎なんだけど?
商業的にどうなのかな?チョッと心配!
国策で作った街なので、駅前に人口が少ないし、商店街が存在できる余地がない!
隣が大きい公園なので、ホントはデートスポットとしては、いいんだか?
駐車場が有料だからこの辺の人が来るかどうか?
後、電車がきてからどのくらいの商業的効果を発揮するかわかんないけどね。
といった、感想ですた。

『青ヶ島還住』

2005-03-18 | Weblog
「日本残酷物語 第二部 忘れられた土地」

第一章 島に生きる人々 火の島の記録 青ヶ島還住

伊豆諸島の島々は、度重なる火山の噴火にようる被害を受けてきた。
「なかでもっともすさまじいものは、諸島最南端の小さな青ヶ島の記録であろう。」
以後、柳田国男の『青ヶ島還住記』にそって、青ヶ島と火山の歴史が語られている。

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【新刊情報】

一般相対論入門
須藤靖(すとう・やすし)著 日本評論社 本体2000円 4-535-78422-1 / 2005.03

高校数学でわかるシュレディンガー方程式 量子力学を学びたい人、ほんとうに理解したい人へ
竹内淳(たけうち・あつし)著 講談社 本体820円 (ブルーバックスB-1470 )4-06-257470-5 / 2005.03

理工系のための英作文実践講義
佐藤洋一(さとう・よういち)著 オーム社 本体2300円  21cm 160p 4-274-20048-5 / 2005.03

本の街神保町古書店案内
ピエ・ブックス 本体1800円 4-89444-421-6 / 2005.03

豪華客船を愉しむ
森隆行(もり・たかゆき)著 PHP研究所 本体920円 (PHP新書342 ) 4-569-64220-9 / 2005.03

江戸の閨房術
渡辺信一郎(わたなべ・しんいちろう)著 新潮社 本体1100円 (新潮選書 ) 4-10-603547-2 / 2005.03

現代美術の教科書 21世紀のアートがわかる
美術手帖編集部編 美術出版社 本体2500円 4-568-20180-2 / 2005.03 欧文タイトル:New art theories!

フラ語を話そう! 普通の日常会話を今どきのフランス語で!
小林知子(こばやし・ともこ)著 明日香出版社 本体1800円 (CD book ) 4-7569-0851-9 / 2005.03 付属資料:録音ディスク(1枚 12cm)


風邪気味

2005-03-17 | Weblog
なんかチョッと風邪気味です。
お子の風邪がうつったかな?
風邪の影響で、三連休のスキーは中止になるし、変に忙しいし。

気分的にチョッとマイナーかな?

あ! 明日研修だ! が~~ん!