THE READING JOURNAL

読書日誌と雑文

イナゴ(高遠)

2007-11-17 | Weblog
今日は、一泊二日で温泉旅館に泊まりに行く。
なんでも、うちの奥さん方のおじいちゃんは、「リンゴの木」のオーナーで、リンゴ狩りに行くとの事。・・・・と言うか、『家族忘年会』(毎年やってる)は、リンゴ狩りと決まったみたい。
ちなみに何で11月に忘年会なのかと言うと、上のお兄さんが花の栽培農家で12月は忙しいのだそうだ。
朝、8時半に家をでて電車に乗って出発。途中何度か乗り換えて10時半に、新宿についた。ここで「特急 スーパーあずさ15号」に乗る予定。
30分時間があったので、早速駅弁を買った。電車でお兄ちゃんがいたずらをするたびに、「そんな、悪い子には駅弁買ってあげないよ」と言い続けたたので、新宿に着くなり「早く駅弁買おうよ」とうるさかった。
ボクは「とんかつ弁当」、お兄ちゃんは「とりそぼろ弁当」、ママと下の子は「幕の内弁当」を買った。
スーパーあずさに乗って、お弁当を食べ、しばらく乗っていたら待ち合わせ場所の上諏訪駅に着く。
駅を降りるとおじいちゃんおばあちゃんとおじさん一家が待っていた。
「お昼は食べちゃうからね」とママは連絡したみたいなのだが、どうやらうまく伝わっていなくて、ご飯を食べずに待っていたみたい。
近くの蕎麦屋に入ると、お弁当を食べたはずのお兄ちゃんは「ぼくも食べる」と言い、下の子もどうやら食べたいみたいだった。お兄ちゃんとボクで「天そば」、下の子とママで「ざるうどん」を食べた。

車に乗って、諏訪湖でちょっと遊んで、やっと「高遠さくらホテル」に到着した。部屋に入ってママと子たちをおじいさんおばあさんの部屋に行かせて、ちょっと昼寝をした。しばらく寝てるとお兄ちゃんが帰ってきた。すでにおじいちゃんと一回温泉に入ったみたいだけど、こんどはパパと入るとのこと。
久しぶりの温泉に入った。なかなか気持ちがいい。お兄ちゃんと露天に入ったり、中の温泉につかったりした後、体を洗う。
体を洗っているとお兄ちゃんが、脇をさして、
「ねぇ、パパ、何で大人の人はココに毛がはいてるの」
「う~ん、それはね、人間って昔はサルだったでしょ」
「うん」
「サルの赤ちゃんって、親のお腹の下にしがみついているんだよね」
「うんうん」
「それを、よく見ると脇の下の毛とチンチンの所の毛をつかんでるんだって」
「ふ~ん」
「人間の赤ちゃんはもうお腹の下にしがみつかないんだけど、一応しがみつけるように毛がはいてるんだって」
「へ~そうなんだ、じゃ、パパ。 人間の大人も離婚すると毛が無くなっちゃうの」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

お風呂から出ると夕食の時間となった。大人はちゃんとした和食。子供は子供メニュー(オムライス他)だった。前菜に小さな蓋つきの小鉢がある。ちろっとのぞいてみると、何とさすがは長野、「イナゴ」だった。
みな一同に、「これはイナゴだねぇ」みたいに言って、なんでも食べれるおじいちゃんのところに回した。
でみ、もしかすると先入観のない下の子は食べるかも知れないと思って、「ノンノン、これ食べる」と見せたらどうやら食べるみたい。あげてみたら、ムシャムシャ食べた。しかし硬いので飲み込めないようで、十分味わった後に、べぇって吐き出した。
下の子は「なんで、こんなに美味しい佃煮食べないの」のような顔をしていた。
そうこうしているうちに、遅れて下のおじさんが登場した。おじさんは東京で有名なドーナッツ屋さんのドーナッツを山盛り持ってきた。
夕飯が終わった後、ドーナッツを食べた。