えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

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郷愁抱かないチョ・ヂヒョン猪飼野写真展

2016年11月24日 21時26分00秒 | 大阪、生野
 福島のみなさん こんにちは

 小中学生の頃、友らと自転車で東隣の町、布施によく出かけた。しかし西隣の街「猪飼野」へはめったに足を運ばなかった。今里筋を挟んで町を東と西に分ける「見えない壁」を子供心にも察知していたのだろう。

 今年四月に亡くなった在日の写真家チョ・ヂヒョンさんの写真展が大阪市立御幸森小学校で開かれています。テーマは1960年代の猪飼野です。60年代は私が小学生のころ。我が家からだと数百メートルの町なのに、同時代を生きてきたはずなのにその写真展の写真は私の記憶とはどこか違っています。懐かしさがわいてきません。

 チマチョゴリを着た女性
 お葬儀で家の前に立つ樒は見覚えがあっても、参列者が白い三角布を被っている
 狭い路地
 川べりに座るおばあさんの顔
 商店街を横断するように張られた朝鮮語の垂れ幕

 写真展には初めて知った50年前の隣町が残っていました。「在日の友達もたくさんいた。チマチョゴリの学生も時々見た。小学校のすぐそばに朝鮮初級学校もあった。朝鮮の料理屋さんもあった」。朝鮮半島の民族、文化に触れる機会は他のどの地域よりも多かったと思っていたのに。しかし実は、日本人の子供にとってその頃の今里は猪飼野と道一本隔てて寸断されていました。今、そのことを改めて認識しました。それが郷愁を抱かなかった訳です。

 同時代の在日の子はどんな思いだったんでしょうか。

 27日(日)まで御幸森小学校(生野区桃谷5-5-37)で開催しています。無料。

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