東京つれづれ日記

あっという間に変化していく街「東京」で、なんとなく感じたことを書いていきます。

電気が足りるか足りないか

2012年05月11日 06時29分52秒 | Weblog
大飯再稼働なら不足ゼロ 政府需給試算 関西はマイナス15・7%(産経新聞) - goo ニュース

 昨夜の東京は、午後の雨で空が洗濯され、とても綺麗な夜空が広がっていました。

 年末年始とかお盆期間中も、都内の活動が減るためか空が綺麗なのですが、昨夜は星も綺麗にまたたいて、スカイツリーの展望台に上がることができれば、すばらしい東京の夜景を眺めたと思います。


 夜景で電気ということで、この記事に気になったのですが、原発に関して原発が無くても本当は電力が足りるという主張とか、いや原発が無いと電力が不足する、という主張でもめてます。

 でも電力が足りる、という主張を昼食時のテレビで見たときは、たまたまかもしれませんが、家庭での節電をする、火力発電にきりかえる、なんていくつかの前提条件がついていました。
 しかし、そういう仮定の条件を全面的に信頼して、実際にはあまりに暑くて家庭での節電ができない、又は火力発電所はかなり設備的に古いようですし故障したりしたら、果たしてどうなるのか…。

 震災による原発の被害についても、あの日以前は専門家といわれる人々がいくつかの根拠を示して「大丈夫」「安全」と言ってました。


 今回の東日本大震災に関連して学ぶべき教訓は、「想定外の事態が起きる」ということだったのではないでしょうか?

 そうであるならば、原発停止で電力が足りる、足りない、なんて話ではなく、原発停止してさらに仮定での節電が失敗し、火力発電所のいくつかが停止しても電力確保は大丈夫、という方法を考えるべきだと思うのですが…。

 それが電力需給の予測の中で、どうしても必要量確保が無理なのであれば、原発を稼動させるか、火力発電所を増設するか、計画停電するか、なにか具体的な対策を提示してもらい、国民もそれを踏まえて覚悟を決める必要があるのではないでしょうか。

 自分の主張にそった耳障りのいい話に逃避するのではなく、嫌なことであっても現実を直視しないとマズイですからね。

 昨夜の夜空のようにすっきり見通せる未来はいつくるのでしょうか。


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