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むかし道・佐倉街道をたどりながら、文化財を見る №2

2012年06月11日 | 技術  PC・創作・作りもの

葛飾区の名工・刀鍛冶を訪ねる

伝えたいがある

葛飾区教育委員会、郷土と天文博物館共催による
≪文化財めぐり≫が行われた。

むかし道の佐倉道を歩き周辺の文化財を尋ねる3時間ほどのウオークでした。
興味を抱いたのは、
東京都無形文化財保持者 吉原氏宅の日本刀製作現場でした。


案内役・文化財推進委員

 

 


吉原氏
世界をまたに駆けて、活躍されているとは思えない気さく・温和な方で
我々を迎い入れてくれました。車庫にて


最年少で文化庁認定の刀匠となる。
映りを鮮やかに再現し、日本刀備前伝ブームの先駆けとなった。

39歳にして刀匠の最高位である「無鑑査」となった。
特賞の最高賞が設置された1973年に初代高松宮賞を受賞。
若くしてベテラン刀匠と肩を並べ、若き刀鍛冶として脚光を浴びた。

日本の刀匠で唯一人、メトロポリタン美術館、ボストン美術館に短刀が買い上げられている。
現在、世界各国の美術館から作刀のデモンストレーションの要請を受け、国際的な活躍をされている。
刀剣文化の普及にも尽力している。

東京都指定無形文化財保持者に認定   (BS TBS  超人から)

 


凛として澄み切った、氷のような刃
研ぎ澄まされた日本刀.命がけで斬り合う武器として進化を遂げた刀は、

現在、美術工芸品としてのみ、造ることが許されている

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 

若き後継者であろう4人が 
焼く、打つ、研ぐに懸命に取り組んでいました。
あまり見られない現場です。
画像が多くなりました斟酌ください

ご好意によりカメラ・ビデオカメラの撮影が許可されました。

デジブック 『伝えたい匠 刀鍛冶』


 

 


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19 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (とんちゃん)
2012-06-10 07:53:42
縄文人さん、おはようございます。
今日のUPを楽しみにしていました。
私の生まれは、長船町です。
名刀「備前 長船」発祥の地なんですね!
備前長船刀剣博物館の隣に、技を伝承していく施設があります。
昨年、打ち初め式を見に行って記事にしました。http://toyomi310.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-bc65.html
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温故知新 (どんこ)
2012-06-10 14:29:04
古き良きものを知って
新しい知識を得ることは大切なことですね。
こういう仕事に従事している人の
姿勢に学びたいものです。
わが市にも松永日本刀剣鍛錬所というのがあります。
お暇な折にでも検索してください。
http://www.kumanomoto.com/craftsman/log_201006.html
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トンちゃん (縄文人)
2012-06-10 19:57:31


改めて備前と問えば、岡山。
全くそんなことは、心にもなく綴っていました。
そうですか、
名刀備前は岡山・・・心の中に刻み込みました。

トンちゃんの博物館の
打ち初め式を見て≪鍛刀場、火床、採火式≫学びました。

飛び散る火花や、走る湯玉
    ふいごの風さえ・・・・
良き現場を体験しました。

    ☆ 綴り終え 振り替え見れば 赤い糸

平櫛田中、刀の備前
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ドンコさん (縄文人)
2012-06-10 20:16:13


不必要なまでに画像が多かった、刀鍛冶を見て頂き、ありがとう御座います。
一心に撮りましたが、ドンコさんのようにはなかなかいきません。
編集しながら、ドンコさんの見事な窯元(陶器)を思いだしながらしましたが、どうしても画像に対して貧乏性、あれもこれも入れたくなって、枚数が多くなりました。

この現場に行き、若者4名が未来に向かって汗を流しているのがとても嬉しかったです。
参考資料拝見しました。
書き出しに
≫薄暗い工房で、一振り一振りに魂を込めて小槌(こづち)を下ろす、熊本県荒尾市在住の刀工・松永源六郎さん。
かつしかの刀鍛冶場、鍛刀場、火床も
やはり薄暗い場所でした。この季節蚊取り線香を炊いていました。

心の中で、未来に向ってがんばれよ!!
          と、心の中でツブヤキながら工場を後にしました。

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Unknown (fairy ring)
2012-06-10 21:47:27
一塊の鉄鉱石から 神聖な場所で 焼く 打つ 研ぐの工程を何度も何度も繰り返す作業は テレビで見たことはありますが 実際に目の前でご覧になられて とても神聖だったのではないでしょうか。
若い後継者問題が いろんな場所でありますが ここにはいらっしゃるようですね。
カメラに飛び散った湯玉 大丈夫だったのでしょうか?

それにしてもすごいですね~
感動しました。
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fairy ringさん (縄文人)
2012-06-11 07:23:07


≫一塊の鉄鉱石から 神聖な場所で 焼く 打つ 研ぐの工程を何度も何度も繰り返す作業は

まだまだ鉄の固まりデした。
これからあきれるほどたたき、練り、焼きを入れて凛として澄み切った、氷のような刃
研ぎ澄まされた日本刀が出来上がることでしょう。
ただ一心にシャッターをおしました。
後継者として若者が伝承の技を受け継いでいくことに感激しました。

カメラのほうは何とか大丈夫のようです。

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日本刀 (自然を尋ねる人)
2012-06-11 18:35:29
昔の刀は砂鉄から
たたらで鍛えた鉄で作ったそうです。
中国地方には多くのたたらがあっあようですが
今はどうなっているのかわかりません。
備前長船は岡山県の産物ですがここには博物館もありました。
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Unknown (ヒキノ)
2012-06-11 20:55:40
関係ない子よですが・・・刀に関する言葉。

焼きを入れる、反りが合わない、鍛錬する、しのぎを削る、付け焼刃、切羽つまる、身から出た錆・・・キリがない。

昔、村に鍛冶屋があった。鍬や鉈を造るところを学校帰りにジ~ット眺めていたものである。

玉鋼、鍛造・・・世界に類のない匠の技である。
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職人というよりも・・・ (momomama)
2012-06-11 20:59:18
こんばんは。
芸術家ですね~
それにしてもお若い方達ですが
魅せられる気持が分かるような気がしますね。
刀って やっぱり人を切る道具ですからね・・
でも今は美術品ですね。。

縄文人さん 写真を省けない理由 分かりますよ。
私もそうです。。。だから同じ日の事を
何度も何度もに分けて書いています。。

赤々と燃えた鉄 よく撮れていますね。。
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こんばんは。 (横浜のおーちゃん)
2012-06-11 21:10:01
ごく最近テレビの番組で誰かがここを訪ねて紹介しているのを見ました。
その時は打つ場面だけでしたが、デジブックで最初から最後まで見せていただきよく分かりました。
都内に素晴らしい伝統が残っているのですね。
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