ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

明舞とは

2009-12-24 05:00:00 | 神戸にて
JR朝霧駅を降りて、北へと続く広い道路、なだらかな坂を登っていきます。途中の風景は右も左も団地ですが、東側は垂水区、西側は明石市になっています。

そして目的の南多聞台の手前にやっと市場のようなものがありました。この間約1,5kmぐらいですが、駅からは店が殆どありません。特に私の歩いている垂水区側は全くと言っていいほどです。

この建物の名前をよく見てください。『明舞センター』になっていますが、何と読むのでしょうね。

             

途中、こんな看板があったので、明は明石、舞は舞子を表していることは解りますが、『あかまい』では縄文期のお米を連想しますし、『めいぶ』と読むのが妥当なような気がします。学校で習ったのは、このような熟語は先の字を音読みすれば、後の字も音読みするということでした。

                  

でも、こんな看板がありました。『めいまい』と読むようです。学校で習ったようには読んでいないのですね。

             

このセンターの一角に小さいけど派手な塔があります。仏教系なのか神道系なのか判断がつきません。

             

こういう案内文があったので、神さんなのだと納得をしましょう。それにしても枝吉城といい、この明舞団地といい、貴重な文化財を存分に壊してくれていますね。戦国時代では古墳が貴重なものであるという認識は無かったかも知れませんが、昭和に入り戦後ともなれば、何が貴重なのか理解は有ったはずだと思うのですが・・・昭和40年というと、ここから所得倍増・大規模開発計画が始まる頃ですからね。日本人はこの頃から、またまた自分さえ良ければいいのだという考え方になってきてしまったのかも知れません。そうして今ようやく反省の時期を迎えている。

             

案内文の内容は今ひとつ理解が出来ませんが、これがその古墳石なのでしょうか。

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2 コメント

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不思議体験! (ちのと)
2009-12-24 06:48:17
私は今日もお休みなので・・。

不思議なことが起こったのかな?恐怖体験じゃなくて『神のお告げ』みたいなことかな?気になりますが、みれば燈篭が大小置かれてますし(それにしても趣味ワルい塔)、このチカラの入れようだと金縛りとか悪いことが起こったようにも思われます。鎮めたうえに住民の加護を求めるったぁ、自分ばっかりでのちに住んだほうがひれ伏し、毎日のように許しを請うべきかもしれません。狭い日本、土地事情も悪くてしかたなくのちの人間が居すわったのかもしれませんが。
由緒の文は (ぼんくら)
2009-12-24 08:07:47
私にはいまひとつ理解し難いものがあります。

壊した古墳の上に団地を建てたので、不思議な現象が多発した。なので古墳石の一部をここに移し奉祀して、住民の安全と加護を求めたとありますが、その古墳石なるものはどう考えてみても、今一度団地の下から掘り出したとは思えない。
壊した古墳の霊が、その上に建った団地の住民に祟っているのなら、団地の下に埋もれている石でも土でも持ってこなければ、霊を敬うことにはならないと思うのですが、違うのでしょうか?
逆に言えばそこらに転がっている古墳石なるものが、団地住民に祟る筈も無く、その石を移転させて崇め奉ったところで、祟られている住民には何の効果もないと思うわけです。

私にはこの祠を造りたくて仕方のなかった者が、理屈をこねくり回したのだとしか思えません。

まぁ、根本的には、霊が祟って不思議な現象が起きること、故に神として奉って鎮まってもらう、或いは神として奉って鎮めてもらう、そのようなことが信じられないバチ当たりな私です。

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