ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

イセエビ鍋

2013-01-15 05:00:00 | 田舎

12月22日にY下君がやってきました。この頃は当日の朝、大阪を出発して昼ごろの到着ですが、若い頃は仕事が終わってから車を走らせ、夜中に着いて、翌朝早くから渡船に乗ってあちらこちらの磯に上がっていたものでした。今は波止場や地磯で釣りを楽しんでいますから、渡船の時間に間に合わなくてもいいので、ゆっくり起きてゆっくり用意して、ぼつぼつ行こかというような悠長な釣りをしています。この日は天気も良くそんなに寒くもなかったので、何処かへ竿を出そうと大島港へ行ってみたのでした。

             

2時ごろに着いてみると土曜日なのに誰も釣りなどしていません。やはり師走、皆さん何かとお忙しいのでしょうか。そう思うと釣りなどしている場合ではありませんが、まぁとりたててすることもないので、竿を出してみます。三連休の最初の日だったのに釣り客が少なかったのは、前夜は少し雨が降ったせいかも知れません。好ポイントは前夜の雨水が溜まって濡れています。釣りをしているのはY下君、他の釣り人ではありません。

             

4時ごろまで釣りをしましたが、こんなサイズが2枚釣れただけ。釣況は少しも良くなっていません。一昨年の12月の方が良かったですね、アタリ自体が前年のものとは違うのです。

             

4時を過ぎたので釣りを止め、ホテル浦島の温泉に入り、6時11分紀伊姫発の電車に乗って、串本の古谷魚店へイセエビ鍋を賞味しに行ったのでした。1kgはあるというイセエビ、10月の解禁当初キロ5000円で売っていましたから、仕入れはもっと安かったのでしょうが、今はどれぐらいの値段が付いているかよく分かりませんが、白浜のとれとれ市場へ寄った時にはキロ7500円で売っていました。年末でしたから価格は上がっていたかも知れません。

先ずは刺身でプリプリ感を味わいました。何とも言えない甘さが美味しい。

             

豪快にぶつ切りにしています。煮ると殻と身がポコッと外れて食べ易いのです。私は足を食べるのが苦手、身を外す時に殻を持つ手が痛いから、その割には美味しいと満足できません。でもY下君は足でも上手に食べます。

             

2回目を炊き始めて、ぶつ切り(八つ裂き)にされても未だ生きていたイセエビのもがき苦しんでいる様を動画で撮ってみました。

          


こうやって後から見ると生きていて熱さに苦しんでいるのか、温度差で動いていて熱がっているように見えるのか、よく分かりません。熱がってるのに次々に足を継ぎ足しているのは私ではありませんよ、この足を食べるのが上手な人です。

       

身の一番多い部分は半分をお刺身用、半分は鍋用にしてくれていましたが、茹で上がると身は簡単に外れるでしょ。カニを食べるより簡単です。食べていると「余は満足じゃ」と言いたくなります。

             

最後に雑炊、これもエビのミソが効いていて美味しいです。でも最後がいけません。値段を聞いてビックリ、「8500円」だと寝呆けながら言います。二人分の値なのかと思ったけど一人分らしい、これには驚きです。殻が付いているからとは言え、1kgもあれば二人で食べて満腹、それ以上重いイセエビであろう筈もありません。たかが1kgのイセエビを鍋にして17000円は取り過ぎ、原価は絶対に5000円もしていないに違いありません。原価率3割という原則を完全に逸脱しています。“正直者には福宿る”としている店訓はどうなったのか、「Y下君、おいで~よ」といつも電話しているのは何だったのかと、酔っていた(古谷のオヤジが)としても許容範囲を逸脱した値段でした。最近は労働で得る収入が無くなったので、法外な料金を得ようとする輩は嫌いになってしまうのです。まぁ、この日の価格は6月に買った中古車52万円よりは、少しは許せる範囲です。

                  gooリサーチモニターに登録!


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
指摘されました! ()
2013-01-15 21:29:30
まえに、ぼんくらさんに貰った≪浮きのキーホルダー≫、車の鍵に付けていたところ「浮きをキーホルダーにしてるやん」と言われました(男性)。やはり、見る人が見たらそれが≪浮き≫ってわかるんですね(笑)

目玉おやじのストラップはなんとなく目玉が、膨らんできているようで怪奇です!!
返信する
浮きは (ぼんくら)
2013-01-16 11:49:01
ウキって書いたほうが分かり易いですよ。見る人が見たら分かるって・・・誰が見てもウキだと思うのですが。見る人が見たら興味を惹くってことでしょうかね。

目玉おやじのストラップ、私は持ってないのでどのように変化するのか分かりませんが、怪奇現象が起こると面白いですね。期待してます。

初夢の話、自分のことを思い出しても(初夢ではなかったかも)興味ありました。自分の夢のことはおいおい綴るつもりです。

今月はソフトボールも無いのになかなか姫に帰れそうもありません。まぁ26日までには帰るつもりでいますがね。

平木山、国土地理院の地図で探したけど、見つけられませんでした。峯山からのハイカーに出逢ったことと串本の街が見える山のようですから、範囲は限られているでしょうに・・・
返信する
ウキですね ()
2013-01-17 10:25:14
そうかなぁ・・・ウキというより変形ゴマの軸がとれてしまったもの、に見えますが。先に何か付けるのか、気になります

山の名前は地図には載らないのかも。昔から山主が名付けたような分かりやすいもの、たとえば亀に似た岩があるから「亀岩の山」とか「たろべぇ」や「じろべぇ」山とかね、あるのです。でも、昔の人はそれでも すぐ分かったというからすごい。すごいけど 買い受けた証書なんかを見たら、
「山の背」「峰越し」「尾通り」など、注釈が必要なものや曖昧な文言が多くてよくわかりません。

行った平木山はぼんくらさんも通った鶴川林道あたりです
http://blog.goo.ne.jp/chinoto814/e/269c843cf84ebe7278e81a8567a27c2b

あれ?コピーの貼り付けこれでよかったのかな・・・私のブログの「山へ行く」です。
返信する

コメントを投稿