3月に来た時から咲いていたレンゲの花、今年の花は大きめやなと思っていました。その時は写真に撮らなかったので、一旦帰って再び来た時にレンゲが咲いているか心配していたけど、田んぼには未だ残っていたので写真に撮っておきました。春の田んぼにはレンゲ、これが定番です。もうその頃から水を張ってある田んぼも有り、未だこれからという田んぼもありました。
その時に気になっていたのが、この道に掲げられた看板、“この先、通り抜けできません”と串本町が表示しています。この道の入口には“重畳山登山道”の標識もあり、何処か山崩れして通れなくなっているのかと気になります。この道を姫川の集落に抜けて行くと、重畳山への道があり、姫川のお滝さんへの道があり、橋杭にも行けるし、袋港への大辺路の道があるのです。
どうなっているのかと山の方へ歩いてみることにしたのです。家の前の田んぼは水が張られてなく(今も張られてない)、マメ科の植物みたいな花が一面に咲いていました。
すると、200mも歩かないうちに同じ看板が反対向きに立てられています。つまり、私の家の前を含めて僅かな距離の間が通り抜けできないと言うことになっているのです。いや全然通り抜けできないことなどありません。以前と同じような状態なのに、何故このような無責任な看板が立てられたのか(現に今も立っています)、初めて通る人など滅多に無いとは思うけど、もしも重畳山の登山道の標識を見た人が通ろうとしたら、ここでハタと困ってしまうでしょう。
このまま海林寺の方へ歩いて行きました(地図ではこの道も大辺路になっています)。春の野道には黄色い花がいろいろ咲いています。
姫川を隔てて家の反対側、天満神社の鳥居も見えています。当時は水が張られていた田んぼ、5月に入った現在は田植えも徐々に進んでいます。
ぐるっと一周回って旧道沿いのサクランボの木、去年のように実がいっぱいなっているのか気になっていました。
当時はまだ熟した実は少なく、これからと言う感じ。
帰ってきて我が家のサクランボ、実は一つもなっていません。花も4~5輪しか咲いていなかったので、受粉しなかったのでしょう。背丈は伸びているので、葉が虫に喰われないように注意しながらもう数年様子を観たいと思います。
現在はいっぱい花を付けている黄色い花、この頃は未だ2~3輪しか花を付けていませんでしたが、夜になるとしぼむのです。
朝になって陽が当たりだすと開いてくるのが面白くて、対比して写真を撮っておきました。
旧道沿いの一軒の家、4月に到着した時にはフジの花が咲き誇ってきれいでした。去年も同じように感動したのですが、写真を撮ろうと思っているうちに全部花を切ってしまっていました。
今年も暫くすると花を切ってしまっています。花弁が散って汚くなるからなのか、何処かに売ってしまうのかよく解りませんが、すぐに切ってしまうならこのような棚にしなくても良いのにと思うのです。