Knitting Academy

編み物と音楽を中心とした趣味の記録です。

スピーカー内蔵小型ベースアンプの製作

2017-11-17 15:40:33 | Weblog

これまでにベース用のアンプを製作したりしてきたのですが、出力はヘッドホンにしてました。スピーカーだと近所迷惑かな、と。しかしうまく説明できないんですが、思っていた以上にヘッドホンで聞いて練習するのって難しいです。グルーヴ感(?)みたいなものを感じにくいし、粗ばかり目立つし、耳は湿気を帯びてきて不快だし。加えてヘッドホンのコードが邪魔。とにかく弾いてて楽しくないんです。結局使わずにホコリを被ることに。

そこで、原理的にスピーカーのサイズが小さくなると低音は出なくなるらしいのだけれど、音質は犠牲にしてでもサイズを片手に載るくらい小さくし、普段使い可能なスピーカー内蔵アンプを作ることにしました。スモーキーアンプSAT-5 BASSという市販品もあるんですが、まあ趣味なので。

さるももさんのブログを参考にしています。ただし、プリアンプにはスペースの関係上、BB PreampではなくSuper Hard Onを使っています。さらにSuper Hard Onはlead_and_guitarさんのブログにある改造を施しました。回路的には改造Super Hard Onの出力を10kAカーブのボリュームを挟んでTA7368につないだだけです。正面から見て右がそのボリューム。左はSuper Hard Onの10kBのボリュームです。いわゆるベースアンプのGainに相当する働きをしてくれるかと思ったのですが、あまり音に影響はありませんでした。しかし、ギターをつないだ時には左右のボリュームの組み合わせで音質が変わる(若干歪む)ので、Gainの抵抗値も固定せず外に出してあります。

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スピーカーは今話題の(?)秋月電子で売ってる広帯域スピーカー(3インチ口径(77ミリ)8Ω)です。ネット情報ではコスパの良さは随一とのこと。私はちょっと裏側が錆びているからということで、店頭で1個150円で買いました。ただ、スペックを見ると下は90Hzまでとちょっと心もとない。でも贅沢は言いません。取り敢えず音が出ればいいです。

外身ですが、箱はダイソーのファンシーグッズ売り場にあった白木の抽斗(8cm角くらい)に、これまたダイソーの水性ニス(メイプル色)を塗ったものです。2回塗って乾かし、細かい紙やすりで表面を均し、仕上げにもう1回塗りました。裏板ははヒノキ板を組み合わせて作りました。

肝心の音ですが、音量を上げると音が割れます。これはもうスピーカーの限界っぽいので仕方ないようです。割れない範囲でも充分練習は可能なので、満足しています。そもそもあまり音量を上げたら近所迷惑ですからね。片手で持ち運べて、電源とベースからのシールドをつなげば弾けるのは、快適です。


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