trilogyの映画日誌

映画を愛する私trilogyが見た映画の感想をどうぞ。

グッド・シェパード

2007-11-13 15:10:36 | ★★★★★★☆☆☆☆
「マット・デイモンってアングルによってかっこよさが七変化しません?」


なんか今月の内に見ておきたい劇場公開映画が6作品ほど。なかなか忙しくて、といいますか他にもやりたいことが多すぎて時間取れないのが現実っす。

さて、近くの劇場での公開が早くも終了するらしいのであわてていってきましたこちらの作品。
正直前日の睡眠時間超少なかったので、このジャンル&上映時間は厳しそうだったのですが…。



グッド・シェパード (2006)
THE GOOD SHEPHERD


メディア 映画
上映時間 167分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(東宝東和)
初公開年月 2007/10/20
ジャンル ドラマ/サスペンス

キャッチコピー
いくつの愛を失えばこの国を守れるのだろうか―


監督: ロバート・デ・ニーロ
出演:
マット・デイモン
アンジェリーナ・ジョリー
アレック・ボールドウィン
タミー・ブランチャード


 「ブロンクス物語/愛につつまれた街」以来13年ぶりにメガホンを執ったロバート・デ・ニーロ監督2作目となる人間ドラマ。製作総指揮のフランシス・フォード・コッポラほか一流スタッフが結集、仕事と家族の狭間で揺れる主人公の葛藤を軸にCIA誕生秘話を壮大なスケールで描く。主演は「ボーン・アイデンティティー」のマット・デイモン。共演に「Mr.&Mrs. スミス」のアンジェリーナ・ジョリー。
 第二次大戦間近のアメリカ。イエール大学に通うエドワードは、FBIとの接触やサリヴァン将軍からスカウトされたことを機に、国の諜報活動に従事していく。また一方、耳の不自由な女性ローラと運命的な出会いを果たすが、友人の妹クローバーを妊娠させたことから彼女と結婚する人生を選ぶことに。しかし、ほどなく戦略事務局(OSS)の一員としてロンドンへ発ち、クローバーとは疎遠状態になってしまう。1946年、エドワードは久しぶりに家族のもとへ戻り、息子と初めて対面、改めて幸せな家族を築くことを誓うのだった。だが時は冷戦時代、OSSの流れを汲んで創設されたCIAで働き始めたエドワードは仕事に没頭し、家庭との溝がますます深まっていく。やがて、成長した息子もCIAに。そして61年、CIAを揺るがす大事件が発生する…。


公式サイト



見ごたえたっぷりですが、大きな見せ場もなく淡々と語られるこの長丁場はやはり微妙に辛かったです。
でもストーリー展開は緊張感あって、飽きるというわけではないかな。ただ疲れる。スリルとか迫りくる恐怖みたいなものはないですね。
同じスパイでもジェイソンボーンとはまったく異なる顔。
でも登場人物多くて、結構頭使います。正直後からパンフレット読んで、ようやく流れを理解できた感じ。ああ、そういうことだったのね。



脚本
前述したとおり長いです。でも無駄のない演出といえるでしょう。
長い上に、時間軸が前後して(しかもマット・デイモンの見た目がそんなに変わらない)、結構ややこしい。正直理解し切れなかった。無念。
でもパンフレット読んで、もう一回みたいなと思ったので、よい流れだといえるでしょう。
でも長いので、すぐには見たいとは思いませんが。


キャスト
マット・デイモンがはまり役です。ぴったりです。これ、本当にジェイソン・ボーンと同じですか?スパイですか?
アンジェリーナ・ジョリーは相変わらずキケンな怖い雰囲気がものすごいです。特に危険じゃないんですけどね、今回の場合。

個人的にはジョン・タトゥーロやマイケル・ガンボンが突然登場してびっくりでした。予備知識なかったので。タトゥーロは相変わらずいいですね。

更にはエンドクレジットで、久しぶりにジョー・ペシの名が…。まったく気づきませんでした。ってかそれ知ってからもどの役で出てたかわからず。
すっかりかわってしまった感じがします。



ジャンルとしての出来栄え
ドラマとしての見ごたえはたっぷり。伏線もよく張ってあるし(といっても後でパンフ読んで気づいたことですが…)、サスペンスとしてのどんでん返しというか、事実もけっこうびっくり。
これ実話なんですよね。それ考えるとすごい話です。ってかかわいそぎです、主人公の家族全員。




個人的には好きなジャンルではありませんが、面白いです。
興味ある人は是非。
ただ長いです。



★★★★★★☆☆☆☆


6つで。

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