見てから一日たってます。疲れてて寝ちゃったので。
映画見てる場合なのか?って感じで睡眠不足&やること多数なんですが行っちゃった、見ちゃったものはしょうがない。
予告見たときから気になってた作品、
マリー・アントワネット
を見てきました。ソフィア・コッポラ監督ってことで話題になってますね。
彼女の前監督作、「ロスト・イン・トランスレーション」は割とお気に入りの作品です。正直あんまり覚えてないけど、とにかくビル・マーレーが良かったのは確か。マシュー南も出てるし(笑)
果たして今回はどうだろうか。まあ他の伝記物と一線を画しているのは明らかですが…。
ちなみに私はマリー・アントワネットに関する知識はほぼないに等しいです。世界史昔勉強したのにね。「だったらケーキを食べれば良いじゃない!」ってのは知ってるけど。
マリー・アントワネット
MARIE ANTOINETTE
上映時間 123分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (東宝東和=東北新社)
初公開年月 2007/01/20
ジャンル ドラマ/ロマンス/歴史劇
キャッチコピー
恋をした、朝まで遊んだ、
全世界に見つめられながら。
14歳で結婚、18歳で即位、豪華なヴェルサイユ宮殿に暮らす孤独な王妃の物語
監督: ソフィア・コッポラ
出演:
キルステン・ダンスト
ジェイソン・シュワルツマン
リップ・トーン
ジュディ・デイヴィス
「ヴァージン・スーサイズ」「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラ監督が、世界一有名な王妃マリー・アントワネットを主人公に描く歴史ドラマ。わずか14歳でフランス王家に嫁ぎ、以後24時間衆人環視の不自由な日常に晒されることになる一人の少女の苦悩と孤独に焦点を当て、ヒロインの心の軌跡をコッポラ監督ならではのガーリー・テイスト全開のおしゃれでポップなタッチで綴ってゆく。フランス政府の協力の下、実際のヴェルサイユ宮殿での大規模な撮影が実現したことでも話題に。主演は「スパイダーマン」シリーズのキルステン・ダンスト。
14歳のオーストリア皇女アントワーヌは、母マリア・テレジアの意向によりフランス王太子のもとへと嫁ぐことに。フランスへ渡り、王太子妃マリー・アントワネットとして、ヴェルサイユ宮殿での結婚生活に胸をふくらませるマリーだったが、その実態は朝から晩まで大勢のとりまきに監視され、悪意に満ちた陰口に傷つく日々だった。さらに、15歳の夫ルイはまるで彼女に興味を示さず、世継ぎを求める声がプレッシャーとなってマリーにのしかかる。そんな孤独や不安を紛らわそうと、おしゃれや遊びに夢中になり贅沢三昧を繰り返すマリーだったが…。
さて、感想。
うん、まあまあでした。正直予備知識無かったから、なんか勉強してる気分。
予想通り、普通の伝記物や歴史物とは違う描き方です。当時は全く存在しなかったカラフルなお菓子やロックの音楽など、監督の個性爆発ですね。ロックの音楽はこの映画の描き方にあってたと思いますよ。お菓子も。
本当マリー・アントワネット一人に焦点を当てて描いた感じ。常に画面にキルスティン・ダンストでてます。なんかかわいい、かわいくないでよく物議を醸す彼女ですが、私は美人だと思いますよ。彼女のファンにはたまらない映画かもしれませんね。
でも14歳のマリーを演じるのは無理があったのではないかな(笑) というか、マリーの成長の様子(精神面ではなく、老けるって事)が全く感じられませんでした。演技の問題なのかは良くわからん。
今回は監督のこだわりからか、マリーを一人の身近な「女性(少女)」として描いています。そこに賛否両論あるみたいですが、私は良かったと思います。すごい親しみもてたし。わずか14歳で無理矢理海外連れられ、周りからのプレッシャーに囲まれた生活。本当かわいそうです。いくら王妃であるとはいえ、一人の女性であることには変わりない。ギャンブルやお菓子、豪華な服などに逃げ場を求める姿が楽しそうなのに孤独って感じでした。オペラ(なのか?)に一人拍手する姿が印象的。一度目は周りがそれに習い、最後には皆が白い目で…ってのが孤独感を思いっきり表現してましたね。印象的。
逆にそんな風に「一人の身近な女性」って感じで描いているため、彼女が礼儀正しい行動とかする場面に若干違和感覚えました。最後側近たちに逃げることを頼まれるときに、「私は夫と共にいます」っていう素晴らしく感動するであろう場面があるんですが、そこでも急にかしこまった様な感じがしていまいち本心に聞こえない。暴徒と化した民衆に頭下げる時も、なんかそれまでの明るい性格からがらりと変わっちゃった気がして。良い演出なのにね。
話全体に劇的な起承転結は無かったと思います。ここが最大の見せ場!ってのがないかな。でも飽きるってことはありませんでした。もっとも疲れで少し眠かったですけどね(笑)
どこまで彼女の一生を忠実に描いているのか、無知な私にはわかりません。パンフによると二人男の子生んだみたいだし。映画では男の子一人だったよね。
衣装はとにかく美しい、すばらしい、多種多様に変わりすぎ。お菓子は完全に監督の好みで入れた演出ですが、この衣装はどこまで史実に基づいてるんでしょうか?女性は憧れるのかね、こういう衣装。とにかくかわいい衣装がたくさん。美しかった。
あとヘアドレッサーが女っぽかったのが面白かったです。これも史実に基づいてるのか?(笑)
舞台も本物のヴェルサイユ宮殿ってことでとにかく綺麗。豪華すぎ。
当時のしきたり(これも史実に基づいてるのか私には不明)なんかも面白かったです。英語も全体的に綺麗で格調高かった(気がする)。勉強になりました。
キルスティン・ダンスト以外の俳優についてはノーコメントで。というか知ってる人がいない。ハリーポッターシリーズで「嘆きのマートル」演じた女優さんがでてるのにはすぐ気がつきましたが。声で分かった(笑)
正直賛否両論なのも分かりますが、私はどちらかと言えば賛です。絶賛!とかみなさい!ってわけではないですが。この映画で「マリー・アントワネット」という一人の偉人に興味持っただけでも監督の描き方が上手かったのではないかと思います。あの軍人の人との愛人関係はどうなったんだろう。
興味ある人は見てはどうですか?ない人は見なくてもいいかな(笑)
映画見てる場合なのか?って感じで睡眠不足&やること多数なんですが行っちゃった、見ちゃったものはしょうがない。
予告見たときから気になってた作品、
マリー・アントワネット
を見てきました。ソフィア・コッポラ監督ってことで話題になってますね。
彼女の前監督作、「ロスト・イン・トランスレーション」は割とお気に入りの作品です。正直あんまり覚えてないけど、とにかくビル・マーレーが良かったのは確か。マシュー南も出てるし(笑)
果たして今回はどうだろうか。まあ他の伝記物と一線を画しているのは明らかですが…。
ちなみに私はマリー・アントワネットに関する知識はほぼないに等しいです。世界史昔勉強したのにね。「だったらケーキを食べれば良いじゃない!」ってのは知ってるけど。
マリー・アントワネット
MARIE ANTOINETTE
上映時間 123分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (東宝東和=東北新社)
初公開年月 2007/01/20
ジャンル ドラマ/ロマンス/歴史劇
キャッチコピー
恋をした、朝まで遊んだ、
全世界に見つめられながら。
14歳で結婚、18歳で即位、豪華なヴェルサイユ宮殿に暮らす孤独な王妃の物語
監督: ソフィア・コッポラ
出演:
キルステン・ダンスト
ジェイソン・シュワルツマン
リップ・トーン
ジュディ・デイヴィス
「ヴァージン・スーサイズ」「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラ監督が、世界一有名な王妃マリー・アントワネットを主人公に描く歴史ドラマ。わずか14歳でフランス王家に嫁ぎ、以後24時間衆人環視の不自由な日常に晒されることになる一人の少女の苦悩と孤独に焦点を当て、ヒロインの心の軌跡をコッポラ監督ならではのガーリー・テイスト全開のおしゃれでポップなタッチで綴ってゆく。フランス政府の協力の下、実際のヴェルサイユ宮殿での大規模な撮影が実現したことでも話題に。主演は「スパイダーマン」シリーズのキルステン・ダンスト。
14歳のオーストリア皇女アントワーヌは、母マリア・テレジアの意向によりフランス王太子のもとへと嫁ぐことに。フランスへ渡り、王太子妃マリー・アントワネットとして、ヴェルサイユ宮殿での結婚生活に胸をふくらませるマリーだったが、その実態は朝から晩まで大勢のとりまきに監視され、悪意に満ちた陰口に傷つく日々だった。さらに、15歳の夫ルイはまるで彼女に興味を示さず、世継ぎを求める声がプレッシャーとなってマリーにのしかかる。そんな孤独や不安を紛らわそうと、おしゃれや遊びに夢中になり贅沢三昧を繰り返すマリーだったが…。
さて、感想。
うん、まあまあでした。正直予備知識無かったから、なんか勉強してる気分。
予想通り、普通の伝記物や歴史物とは違う描き方です。当時は全く存在しなかったカラフルなお菓子やロックの音楽など、監督の個性爆発ですね。ロックの音楽はこの映画の描き方にあってたと思いますよ。お菓子も。
本当マリー・アントワネット一人に焦点を当てて描いた感じ。常に画面にキルスティン・ダンストでてます。なんかかわいい、かわいくないでよく物議を醸す彼女ですが、私は美人だと思いますよ。彼女のファンにはたまらない映画かもしれませんね。
でも14歳のマリーを演じるのは無理があったのではないかな(笑) というか、マリーの成長の様子(精神面ではなく、老けるって事)が全く感じられませんでした。演技の問題なのかは良くわからん。
今回は監督のこだわりからか、マリーを一人の身近な「女性(少女)」として描いています。そこに賛否両論あるみたいですが、私は良かったと思います。すごい親しみもてたし。わずか14歳で無理矢理海外連れられ、周りからのプレッシャーに囲まれた生活。本当かわいそうです。いくら王妃であるとはいえ、一人の女性であることには変わりない。ギャンブルやお菓子、豪華な服などに逃げ場を求める姿が楽しそうなのに孤独って感じでした。オペラ(なのか?)に一人拍手する姿が印象的。一度目は周りがそれに習い、最後には皆が白い目で…ってのが孤独感を思いっきり表現してましたね。印象的。
逆にそんな風に「一人の身近な女性」って感じで描いているため、彼女が礼儀正しい行動とかする場面に若干違和感覚えました。最後側近たちに逃げることを頼まれるときに、「私は夫と共にいます」っていう素晴らしく感動するであろう場面があるんですが、そこでも急にかしこまった様な感じがしていまいち本心に聞こえない。暴徒と化した民衆に頭下げる時も、なんかそれまでの明るい性格からがらりと変わっちゃった気がして。良い演出なのにね。
話全体に劇的な起承転結は無かったと思います。ここが最大の見せ場!ってのがないかな。でも飽きるってことはありませんでした。もっとも疲れで少し眠かったですけどね(笑)
どこまで彼女の一生を忠実に描いているのか、無知な私にはわかりません。パンフによると二人男の子生んだみたいだし。映画では男の子一人だったよね。
衣装はとにかく美しい、すばらしい、多種多様に変わりすぎ。お菓子は完全に監督の好みで入れた演出ですが、この衣装はどこまで史実に基づいてるんでしょうか?女性は憧れるのかね、こういう衣装。とにかくかわいい衣装がたくさん。美しかった。
あとヘアドレッサーが女っぽかったのが面白かったです。これも史実に基づいてるのか?(笑)
舞台も本物のヴェルサイユ宮殿ってことでとにかく綺麗。豪華すぎ。
当時のしきたり(これも史実に基づいてるのか私には不明)なんかも面白かったです。英語も全体的に綺麗で格調高かった(気がする)。勉強になりました。
キルスティン・ダンスト以外の俳優についてはノーコメントで。というか知ってる人がいない。ハリーポッターシリーズで「嘆きのマートル」演じた女優さんがでてるのにはすぐ気がつきましたが。声で分かった(笑)
正直賛否両論なのも分かりますが、私はどちらかと言えば賛です。絶賛!とかみなさい!ってわけではないですが。この映画で「マリー・アントワネット」という一人の偉人に興味持っただけでも監督の描き方が上手かったのではないかと思います。あの軍人の人との愛人関係はどうなったんだろう。
興味ある人は見てはどうですか?ない人は見なくてもいいかな(笑)