点る秋

秋の入り口は

 

夏への失恋の思いが

残暑の形で残っていてか

温暖化現象が左右してか

なかなか平温の彼岸間近に追いつけない

 

大地が乾く間も無くて昨日も雨

やつと今日はカラリと晴れ

暑さ寒さも彼岸から

日本列島もそんな日和りの日暦になりました

今朝はぐんと気温も下がり

暑い暑いと嘆きの言葉が

季節の傾きに

何時とは無しに寒さの言葉が口に出る

 

店頭で目にした暖かいそうな毛玉

カラフルな色合いの出会いに

点る秋を意識して

春夏秋を潜りぬける

思い出を1針1針

又嘆きの編み込みに編み込んで行くだろうと

そっと秋の入り口で

点す毛玉に触れてみた

物心に月を見て吠えている

因みに今朝の気温は12℃

それが5℃、、、3℃.2℃.o度

プラス趣向からマイナスへ

時は門前いっぱいの雪へ変わって行く

秋の収穫が終わりば

刈り田から、、、、、

大地の枯れ草の中から鄙びた日々の

コウロギ鳴く声や繋ぎ蜻蛉の姿

大地のみどりのこれからは

白く消されて行く

 

ふと雄大な山々へと通じる心に抱くもの

平和な大地のライン

この奥の細道を心に温めて置こう