こもれび日記

TVのこと、孫のこと、ボランティア活動など日常のことを書く

葉画家  群馬直美さん  木の葉 孫

2007-11-30 15:01:11 | Weblog
07.11.30(金):孫はハッパが大好きで、10月に来た時(1才と約2ヶ月)は、ハッパ・はっぱと可愛い指と声で探しまわった。ババ・ジジはその光景を思い出し、落ち葉を踏んで散歩している。
今日のNHK/TV:11時05分~「いっと6けん」の中で「小さな木の葉(紅葉した落ち葉など)に宿る命の輝き、健やかさ」をテンペラで描く葉画家(ようがか)、群馬直美さんの繊細で素敵な作品(個々の葉脈や、虫の歩いた跡の線までがリアルで美しい)とお話しを見聞した。
丁度ハッパ好きの孫の話を妻としていたところであり、「木の葉には同じものは無く一枚一枚に宿るいのちを描く」とのお話は大変印象的であった。
最近は街路樹も描くようになり、TVで見る作品の建物と街路樹の調和は爽やかであった。
東京都の環境問題を配慮した100万本計画とも相まって関心を持つ人も増えるであろう。
群馬直美さんは26年前、大学3年の頃から木の葉を描き始めたという。インターネットで見ると、{群馬直美さん(48)=立川市=が、アート&エッセー集「街路樹 葉っぱの詩(うた)」を出版した。都内32カ所を歩いて素描の街の風景に鮮やかな色つきの街路樹を重ね合わせ、取り上げた街路樹の種類や地域にまつわるエピソードをつづった。云々}とある。

大丸東京店   銀座  徳川将軍コーヒー

2007-11-25 18:25:43 | Weblog
11月25日(日):24日(土)私達夫婦に至福の時を運んでくれた孫と娘を見送りに東京駅へ行った。
その後、久し振りの老夫婦(妻には失礼?)の東京散歩で面白い3つの経験をした。
その1:新装開店大丸東京店の12F江戸老舗ゾーンの「永坂更科」では暫く待った後見晴らし良い場所へ案内された。丸ビルと新丸ビルの間に黄色いイチョウ並木とその先に皇居の森が見えた。創業210余年。伝統の「そば」の味と店の雰囲気を二人でゆっくり共有しながら初冬の景色を楽しんだ。
その2:TVでよく放映される海外の有名なブランド店の横文字を見ながら大勢の人でにぎやかな銀座の「歩行者天国」をぶらついた。
と、「サンデ-モーニングですが」といきなりマイクを向けられ、はじめての経験でビックリ!今はやりのランキングについての質問だった。翌25日朝サンデ-モーニングの中の「番付と星と日本人」として編集・放映され、幸い映像には出なかったが、質問を受け時に「自分の意見をキチント言える人は偉いな」と思った。
その3:品川駅中店では「徳川将軍コーヒー」に出会った。㈱ザザコーヒーの1銘柄で、香りが高く、苦味がやや強く、酸味は少なく、コクがあるトテモ美味しいコーヒーである。
十五代将軍・徳川慶喜公が愛飲したコーヒーを史実にもとづいて再現したという。アラビカコーヒーを炭火焙煎した徳川慶喜家の4代目当主徳川慶朝氏は{「おいしかった」のひとことをお聞きしたくて努力。人様によろこんで頂こうと思う心は慶喜も私も同じです。}と書いている。
小春日和の午後、面白い散歩であった。これも孫たちが、来てくれたお蔭と感謝している。

城山三郎  正義とは?

2007-11-21 23:48:03 | Weblog
07.11.21日(水):先日11月18日(日)のNHK・TVでNHK映像ファイル「あの人に会いたい」で城山三郎を観た。戦前と戦後における指導者たちのとった節度の無い真反対の態度・意見・行動の変化に驚き・怒りを感じたとの話しに続けて「絶対の大義、正義はない。一人ひとりで生き方を作っていくことである」と述べたのが印象に残った。
戦前と戦後に限らずこの頃は、色々なことが起こり、正義とは何か分からなくなっていると痛感する。こうした時にNHKのTVで城山三郎を見て考えさせられた。
城山三郎(しろやま さぶろう:1927年8月18日 - 2007年3月22日)本名は杉浦 英一(すぎうら えいいち)は小説家。1958年応募した小説「輸出」が「文学界」新人賞に入選、翌年1959年 「総会屋錦城」で第40回直木賞を受賞。 経済小説の開拓者として知られ、また伝記小説の作者として評価されている。

谷村新司  日中交流コンサートin上海

2007-11-18 09:34:43 | Weblog
日中交流コンサートin上海-国交正常化35周年記念―谷村新司が「音楽の心」を伝えることでかけた「橋」のスゴサが伝わってくる感動的なTVであった。(指揮:服部克久)
自分用の部分部分のメモだが・・。好きな歌詞(・・)部分。
夢人:(ココロコロコロころがして・・){昔々中学校で先生が「心はころころして丸い円いから心という」といわれたことを思い出しながら・・}
毛寧(モウネイ):晩秋・・・ウマイ。
平原綾香:(深い胸の奥でつながっている)、(愛を学ぶために孤独があるのなら)「歌詞とともに久しぶりに平原綾香の澄み切った声が心に浸みた」
キッカケ:1978年谷村新司は中国でのコンサートのあと少年から「日本は何故背を向いているの?」と聞かれたことにハッと心を動かされたという。
2004年から上海音楽学院で「音楽で心を伝えること」を教え始めた。
2007年からは南京芸術学院名誉教授に就任。「音楽の心」を伝え、-心を伝えるために歌う-・・
「昴」等々を何時ものように穏やかスタイルで、あふれる心を伝え・響かせて熱唱した。
素晴らしい演奏に観客席の聴衆は起立して日中の小旗を振り、舞台と一体となっていった。
参加された歌手の皆さんの顔が素敵であった。谷村新司は、確かに25年余り、国境を超えて「音楽の心」で目に見えない「橋」をかけたのである。日中はもっともっと親しくなって行くであろう。

焼酎をインターネットで楽しむ

2007-11-14 15:13:18 | Weblog
07.11.14(水):
このところ焼酎との出会いが多くなった。総て息子からなので、一層嬉しい。閻魔【麦】、黒麹仕込み:つくし全麹、黒麹仕込み:さつま司・・・。各ラベルの感触的特徴は赤、黒、金(・・)等。
実は体調もありしばらく自粛し、今でも静々と(チビチビ?)愛妻手作りのおつまみで楽しんでいる。
下記のような経緯もあり、元来興味があるのだが・・・・で、大げさにいうと約半世紀(48年)振りで、今インターネットで、実に多様化した焼酎の銘柄や由来等々を勉強し楽しんでいる。
各社のHP(例えばアサヒの焼酎時間、サントリーの焼酎講座等きりが無いが)が大変工夫され、ユニークである。(今更と笑われそうだが)。
48年前の【ビックリ】(下記)と全く違った意味で、色鮮やかにインターネット上で焼酎の鑑評会が自分勝手に展開できる。麦ランキング1位は7年梟40(研醸㈱)などと書いてある。夕方は散歩を兼ねて興味を感じた銘柄を見にく、・・・
【昔々ビックリしたことって?】1959年X月Y日:私が一度に多数の焼酎に出会ってビックリしたのは、48年前、大学を出てJ試験所へ入った時である。(現在のような大きな量販店がない時代である)評価(利き酒)は生で行うので、またビックリ。新米の私は当然評価する立場ではないが、焼酎には大変種類・幅があるのでビックリ、生は特徴が判ることを知ったこと(今でも生で)。特に、利き酒の練習で酔っ払ってしまったこと(所の人がビックリ)である。
それ以来、色々なアルコール飲料を愛して48年間、今では酒量が極く少なくなった。

第27回横浜マラソンとYOGAとイチョウ(その2)

2007-11-11 21:10:03 | Weblog
07.11.11(日):第27回横浜マラソンが山下公園前をスタート地点に、山下ふ頭をゴールとして開催された。好天に恵まれ、選手たちは美しく黄色に色づいたイチョウ並木①(く山下公園通り)/ 横浜市中区)を走り抜けて行った。私の散歩は、中華街のチャイハネ(YOGA教室②)→横浜関帝廟→横浜中華学院の運動場でのバザー会場→中華街大通り→皇朝点心舗3号店(世界一の肉まんとチラシに書いてある店)をめぐって→山下公園へ。
公園はバラなど花々が美しく咲き、この日はマラソン参加者の集う一大イベント楽園と化していた。丁度マラソンが終了し、スピーカーから最後の調整運動・ストレッチ体操の号令が流れていた。汗をかいた明るい顔顔。
参加したわけでもないのになんとも言えない清々しい気分で海もみたりしつつ公園を散策した。その後は元町通りを歩く、「元ぶら」で銀座ゲンカツのカツサンドをほおばり、クリスマスツリー③(夜でないのが残念)を眺めてから家へ。  私的目的①②③済:満足。

国会・・エココロ・・

2007-11-09 12:02:08 | Weblog
07.11.09(金):今日は少し、言葉あそびで、川柳?のマネで失礼!
   国会で ジレタラ負けよ アポンポ
   曲者ら ねじれ国会 どうひねる   
   大地の子 ハイビジョン見て何に想う 
○エコ大切
   エコめしの 楽しさ読んだ 「エココロ」で
   「エココロ」見 男もすなり エコ料理     

孫のアンパンマンと大地の子

2007-11-08 12:59:55 | Weblog
07.11.08(木):過日遊びに来た孫(1才2ヶ月)は「アンパンマン」が大好きである。絵本の中で?はじめて「アンパンマン」を教えてくれた人が、低い声の調子で「アンパンマン」と言ったそうで(親の話し)、それ以来孫は絵を見ると「声色を低く太く変えて」「アンパンマン」といいつつ、可愛い指で絵を示すのである。その声色としぐさにジジ・ババはビックリ・大喜びした。
遊園地の「アンパンマン」の乗り物もだいすきである。孫が帰った後もその声色が耳に残り、今まで全く関心の無かった「アンパンマン」が世に溢れている?ことを知った。ほんの一例で、アンパンマンのソフトせんべい(栗山米菓)、アンパンマンぬいぐるみ プレゼントキャンペーン!(アサヒ飲料)等々・・
また私は子供の頃から「あんぱん」が大好きである。そして、私のスーパー散歩が楽しくなった。
全く別件だが、今日は「あんぱん」によく出会う日である。
偶々、読んでいる山崎豊子の「大地の子」(中)文芸春秋刊。場面は、中国で、斉木社長が日中合作の「宝華製鉄」の契約交渉をする時の陣中見舞いで、【「焼きたてのを、木村屋が空港まで届けてくれたんだ」云われるまでもなく、それは斉木社長の好物の餡パンだった。(196頁より)】という文章があり、その場の描写がなされ、更に【・・・スイス製のローンのハンカチーフで口元を拭い・・(196頁より)】と精緻に記されているのである。
「宝華製鉄」の値段の歴史的な交渉と(六千億円から四千億円に値切られる談判)、その前に書かれている部分に「あんぱん」を登場させる作者の深い意図は私には判らないが、その取り合わせの妙と格差にふと不思議なものを感じた。
中国で軍の近代化・強化には鋼鉄を握ることが重要であり、更に長い時間と経過を経て今日の経済発展に繋がるのである。
―孫の声色を使う「アンパンマン」から発して、本好きの息子に刺激され、再度読んだ「大地の子」の中に「あんぱん」を見つけた。そしてこれとは別に改めて山崎豊子の精緻な取材力と筆力を痛感した。-私の中で「アンパンマン」はますます広がりそうである。