こんばんは、ここ最近はちょっと忙しくしています。
忙しいって言っても、私なりに忙しいだけで一般的には結構ヒマしてるのかもしれませんが…
今日は、元職場の職員研修でお話させてもらってきました。
これはまた日を改めて、書こうと思います。
久しぶりに思いっきり田舎の風を受けて、リフレッシュしてきました。
知ってる顔に会えたのもうれしかったです。
えーっと、この前2つ書き残しておくと言って、まだひとつしか書いてないので…
今日は残りのひとつを書きますね。
*****************************************************
私は、発症から2年くらいの時に身体障害者手帳を取得しました。
もちろん
1種1級
寝たきりまで経験してるから、自分が障害者だってことくらいはわかってましたよ。
だけど、手帳が交付されるって…
国から「あなたは身体障害者ですよ。」って認定されるわけでしょ。
それも結構きつかったけど…
それよりもやっぱり…
身体障害 1種1級
ってさ、文字化されるとインパクト強くってね。
あぁ~、私って障害者なんだ~
なんて当たり前のことが頭の中をグルグルしたものです。
もう8年も前のお話…
そうです。
私が自分の障害を意識したのは、身体障害者手帳を取得した時です。
じゃあ、それまではどう感じていたかというと…
「病気の症状」だと思っていました。
私にとって、病気・疾病の症状というのは「よくなる期待のあるもの」であり、障害とは「一生付き合っていくもの」というものです。
私は発症当時から同じような症状を感じてきています。
だけど、その症状がある時、突然(でもないか…)、「障害」になります。
私にとっての「ある時」は障害者手帳をを取得した時でした。
「障害ですよ」と改めて診断されて、ラベリングされました。
このある時って、たぶん人それぞれ。
いろんなタイミングがあるんだと思う。
気持ちだったり、環境だったり、きっかけだったり…
それにね、医療者が思っているのと当事者がおもっている「ある時」は違うかもしれません。
私の場合は、医療者側からみたら…
治療への思うような反応が得られなくなって、症状の改善がみられなくなった…
もっと前の時点が「ある時」だったのかもしれません。
なので、周りがいくら障害受容を支援しようと思っても、当事者に「障害」という自覚がない時もあるんだと思います。
支援者と当事者の間には、時間的なギャップが生まれているかもしれません。
私のイメージを【 図 】にしてみました。
当事者はまだ「疾患」という想いでいるとき…
支援者はすでに障害と認識する…
このギャップの期間に支援をしようと思っても上手くいかないのが目に見えています。
そんな時は、支援者に待ってもらいたいと思う。
当事者本人が、自分の「障害」と向き合えるようになるまで…
そのタイミングから、支援の在り方をシフトチェンジしていってほしいと思います。
当事者と支援者には、時間的なギャップがあることを忘れないでください。
*これは作業療法支援ネットが主催しているワンコインセミナーでお話させていただいた原稿を元に、このブログ用に手を加えたものです。
忙しいって言っても、私なりに忙しいだけで一般的には結構ヒマしてるのかもしれませんが…
今日は、元職場の職員研修でお話させてもらってきました。
これはまた日を改めて、書こうと思います。
久しぶりに思いっきり田舎の風を受けて、リフレッシュしてきました。
知ってる顔に会えたのもうれしかったです。
えーっと、この前2つ書き残しておくと言って、まだひとつしか書いてないので…
今日は残りのひとつを書きますね。
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私は、発症から2年くらいの時に身体障害者手帳を取得しました。
もちろん
1種1級
寝たきりまで経験してるから、自分が障害者だってことくらいはわかってましたよ。
だけど、手帳が交付されるって…
国から「あなたは身体障害者ですよ。」って認定されるわけでしょ。
それも結構きつかったけど…
それよりもやっぱり…
身体障害 1種1級
ってさ、文字化されるとインパクト強くってね。
あぁ~、私って障害者なんだ~
なんて当たり前のことが頭の中をグルグルしたものです。
もう8年も前のお話…
そうです。
私が自分の障害を意識したのは、身体障害者手帳を取得した時です。
じゃあ、それまではどう感じていたかというと…
「病気の症状」だと思っていました。
私にとって、病気・疾病の症状というのは「よくなる期待のあるもの」であり、障害とは「一生付き合っていくもの」というものです。
私は発症当時から同じような症状を感じてきています。
だけど、その症状がある時、突然(でもないか…)、「障害」になります。
私にとっての「ある時」は障害者手帳をを取得した時でした。
「障害ですよ」と改めて診断されて、ラベリングされました。
このある時って、たぶん人それぞれ。
いろんなタイミングがあるんだと思う。
気持ちだったり、環境だったり、きっかけだったり…
それにね、医療者が思っているのと当事者がおもっている「ある時」は違うかもしれません。
私の場合は、医療者側からみたら…
治療への思うような反応が得られなくなって、症状の改善がみられなくなった…
もっと前の時点が「ある時」だったのかもしれません。
なので、周りがいくら障害受容を支援しようと思っても、当事者に「障害」という自覚がない時もあるんだと思います。
支援者と当事者の間には、時間的なギャップが生まれているかもしれません。
私のイメージを【 図 】にしてみました。
当事者はまだ「疾患」という想いでいるとき…
支援者はすでに障害と認識する…
このギャップの期間に支援をしようと思っても上手くいかないのが目に見えています。
そんな時は、支援者に待ってもらいたいと思う。
当事者本人が、自分の「障害」と向き合えるようになるまで…
そのタイミングから、支援の在り方をシフトチェンジしていってほしいと思います。
当事者と支援者には、時間的なギャップがあることを忘れないでください。
*これは作業療法支援ネットが主催しているワンコインセミナーでお話させていただいた原稿を元に、このブログ用に手を加えたものです。