私は、ベッドにいる時間が一日の大半を占めているので、パソコンでニュースなんかを見たりしてます。
そんな中、目に止まった記事がコレ
男性患者の喉に開けられた呼吸用の穴を誤って塞ぎ窒息死させたとして、愛媛県警松山東署は12日、県立中央病院(松山市)の女性看護師(27)を業務上過失致死容疑(医療過誤)で書類送検した。
発表では、看護師は2011年12月3日午後2時半頃、咽頭がんの摘出手術を受けた男性(当時70歳)の喉に開けられた「永久気管孔」と呼ばれる直径約2センチの穴を医療用テープで塞ぎ、約2時間半後に窒息死させた疑い。調べに対し、看護師は「口や鼻で呼吸ができると勘違いしていた。汚れが穴に入らないようにしようと思った」と供述、容疑を認めているという。
(2013年9月12日13時57分 読売新聞)
こちら → YOMIURI ONLINEより
mixiニュースにも出てて、コメントとか書かれれてるね。
「ありえない」
「なんで看護師なのにそんなこともわからないの?」
「呼吸のための穴塞いだら、死ぬの当たり前でしょ」
「素人でもやらないこと」
「殺人じゃん」
はぁ~、違うよぉ~って思った。
このコメント、わかってないのにこんなこと書いちゃダメだよ…
確かにありえないように思えるけど、ありえなくなんてない。
私が思うに、気切孔と永久気管孔を間違えてたんだよね…
普通に気管切開するだけだったら、カニューレ入ってなかったり、入っててもカフの空気抜いてたら、口や鼻から息ができるもん。
患者の呼吸する力にもよるけど、人工呼吸器ついてないってことだから大丈夫だもんね。
普通はテープで塞いだりはしないけど…
気切のエプロンガーゼとかゴミが入らない対策はあるからね。
だけど、この患者は喉頭がんの手術。
永久気管孔…
塞がれちゃったら、息できない… 窒息…
私はさ、気管切開から喉頭分離術やったからさ。
気切孔から永久気管孔にしててね、他人事じゃないんだよね~
私の意見ね、個人的な…
この看護師さんがやったことは、本当に危険なことで、実際に患者さん亡くなってるし許されることじゃないけど…
コレ読んだとき、ありえない事故ではないなって思ったの。
ぜーったいにいけないことだけどね…
なんで死亡事故になってしまったんだろう?って思った。
間違えて(この場合は勘違いで)のどの穴を塞いでしまったのは…
1万歩くらい譲って許そう。
だけど、だけどだよ…
息できないんだから、相当苦しいはず…
バタバタするだろうし、チアノーゼ出てきたり、意識なくなったり…
見てればわかると思うんだよ。
こんな取り返しのつかない状態になる前に、なんとかできるんじゃないかって思うの。
2時間半後に死亡ってさ。
気切孔塞いで、すぐにその場を離れたってことじゃないかな~
5分も観察してたら、異変に気づいてすぐに処置できたんじゃないって思う。
忙しくて、人手が足りなくて…
パッと処置して、観察しないで、その場を離れたんじゃないかな。
そこが、大きな問題じゃないかって思うんだよね。
本来は呼吸のための穴を塞いだんだから、大丈夫かどうか、変化はないか、しばらく見てるよね?ってさ。
もうちょっと、時間をかけて観察してたら…
窒息って、本当に苦しいんだよ。
意識がなくなるまで、もがき続ける…
この患者さんの苦しさ、心細さを思うと胸が締め付けられる…
経験したことあるからね。
私は痰が詰まってとか、呼吸器が外れてだけど…
自己判断で処置したのはやっぱりもんだいなんだけど、中途半端に知識があったんだなって思った。
気切なら塞いでも呼吸できるって。
だけど、喉頭がんについての知識、永久気管孔の知識が足りなかったんだよね…
私だって、実際に入院生活してる時に気切孔と永久気管孔のことちゃんとわかってないなって思う看護師さんには、何人も関わってきてるよ。
知らない人がいっぱいいるって言うのが、現状だと思う。
看護師が専門職だっていっても、自分が関わったことがある診療科のことしかわかんないのは仕方ないんだよ。
ぜーんぶ網羅するなんて不可能だもん。
看護師さんだって、その辺はわかってるから、みんな日々勉強してるんだよね。
これは、ありえない医療過誤ではなくて…
日常のよくあることの積み重ねによって起こった、いつ起きてもおかしくない医療過誤なんだと思う。
いろんな複雑な危険因子が絡み合ってる、難しい問題だと思う。
患者さんのご冥福をお祈りします…
そんな中、目に止まった記事がコレ
男性患者の喉に開けられた呼吸用の穴を誤って塞ぎ窒息死させたとして、愛媛県警松山東署は12日、県立中央病院(松山市)の女性看護師(27)を業務上過失致死容疑(医療過誤)で書類送検した。
発表では、看護師は2011年12月3日午後2時半頃、咽頭がんの摘出手術を受けた男性(当時70歳)の喉に開けられた「永久気管孔」と呼ばれる直径約2センチの穴を医療用テープで塞ぎ、約2時間半後に窒息死させた疑い。調べに対し、看護師は「口や鼻で呼吸ができると勘違いしていた。汚れが穴に入らないようにしようと思った」と供述、容疑を認めているという。
(2013年9月12日13時57分 読売新聞)
こちら → YOMIURI ONLINEより
mixiニュースにも出てて、コメントとか書かれれてるね。
「ありえない」
「なんで看護師なのにそんなこともわからないの?」
「呼吸のための穴塞いだら、死ぬの当たり前でしょ」
「素人でもやらないこと」
「殺人じゃん」
はぁ~、違うよぉ~って思った。
このコメント、わかってないのにこんなこと書いちゃダメだよ…
確かにありえないように思えるけど、ありえなくなんてない。
私が思うに、気切孔と永久気管孔を間違えてたんだよね…
普通に気管切開するだけだったら、カニューレ入ってなかったり、入っててもカフの空気抜いてたら、口や鼻から息ができるもん。
患者の呼吸する力にもよるけど、人工呼吸器ついてないってことだから大丈夫だもんね。
普通はテープで塞いだりはしないけど…
気切のエプロンガーゼとかゴミが入らない対策はあるからね。
だけど、この患者は喉頭がんの手術。
永久気管孔…
塞がれちゃったら、息できない… 窒息…
私はさ、気管切開から喉頭分離術やったからさ。
気切孔から永久気管孔にしててね、他人事じゃないんだよね~
私の意見ね、個人的な…
この看護師さんがやったことは、本当に危険なことで、実際に患者さん亡くなってるし許されることじゃないけど…
コレ読んだとき、ありえない事故ではないなって思ったの。
ぜーったいにいけないことだけどね…
なんで死亡事故になってしまったんだろう?って思った。
間違えて(この場合は勘違いで)のどの穴を塞いでしまったのは…
1万歩くらい譲って許そう。
だけど、だけどだよ…
息できないんだから、相当苦しいはず…
バタバタするだろうし、チアノーゼ出てきたり、意識なくなったり…
見てればわかると思うんだよ。
こんな取り返しのつかない状態になる前に、なんとかできるんじゃないかって思うの。
2時間半後に死亡ってさ。
気切孔塞いで、すぐにその場を離れたってことじゃないかな~
5分も観察してたら、異変に気づいてすぐに処置できたんじゃないって思う。
忙しくて、人手が足りなくて…
パッと処置して、観察しないで、その場を離れたんじゃないかな。
そこが、大きな問題じゃないかって思うんだよね。
本来は呼吸のための穴を塞いだんだから、大丈夫かどうか、変化はないか、しばらく見てるよね?ってさ。
もうちょっと、時間をかけて観察してたら…
窒息って、本当に苦しいんだよ。
意識がなくなるまで、もがき続ける…
この患者さんの苦しさ、心細さを思うと胸が締め付けられる…
経験したことあるからね。
私は痰が詰まってとか、呼吸器が外れてだけど…
自己判断で処置したのはやっぱりもんだいなんだけど、中途半端に知識があったんだなって思った。
気切なら塞いでも呼吸できるって。
だけど、喉頭がんについての知識、永久気管孔の知識が足りなかったんだよね…
私だって、実際に入院生活してる時に気切孔と永久気管孔のことちゃんとわかってないなって思う看護師さんには、何人も関わってきてるよ。
知らない人がいっぱいいるって言うのが、現状だと思う。
看護師が専門職だっていっても、自分が関わったことがある診療科のことしかわかんないのは仕方ないんだよ。
ぜーんぶ網羅するなんて不可能だもん。
看護師さんだって、その辺はわかってるから、みんな日々勉強してるんだよね。
これは、ありえない医療過誤ではなくて…
日常のよくあることの積み重ねによって起こった、いつ起きてもおかしくない医療過誤なんだと思う。
いろんな複雑な危険因子が絡み合ってる、難しい問題だと思う。
患者さんのご冥福をお祈りします…