鉄道模型・色差し三昧

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パンタ付きの先頭車 京王6000系をまだまだ語る

2009年05月08日 | 記録と記憶……実車あれこれ
連休明けの首都圏の朝は、JRの運休が相次ぎました。
TV番組や新聞などでご存じのかたも多いでしょう。
巻き込まれたという人も。
ワタシの通勤にも、影響が出ました。
45分の遅刻であります。
参ったねぇ。

新聞報道によれば、一連のダイヤの乱れで35万人に影響が及んだそうです。
ワタシも、その中のひとり。
35万人のうちのひとりです。
あぁ、芥子粒みたいだ…。

芥子粒扱いをされたら、たまりません。
電車だってモノですから、壊れるときがあるのは当然です。
そのときに、どう上手く復旧するのか、腕を磨いてもらいたいものです。
よーするに、運転指令の下手くそと。

閑話休題。
デジカメが故障中なため、京王6000系の話しを続けます。

京王6000系には、パンタ付きの先頭車がいます。
ご丁寧にも、前パンと後ろパンの2種類が。

ワタシの好みは、後パンです。

デハ6414ほか 上り普通新宿行き 1994.1.22.調布

パーツの密度があって、
重量感があって、
スマートでバランスがとれている気がするのです。
ぐいぐいと列車を引っ張ってゆくような、力強さを感じます。
デハ5100形にも、似たようなものを感じましたが。

原形に近いこの当時は、車輌番号の表示に角ばった書体を使っていました。
これがまた、京王らしくて好きでしたねぇ。

えぇ。
あくまでも、個人的な感想です。

たとえば、こんな感じ。

車番不明 1993.4.下り急行多摩動物公園行き 高幡不動―多摩動物公園

前パンはねぇ。
6000系に限っては、どうもちぐはぐでねぇ。

デハ6455 1995.3.25.構内入換中 高幡不動
四角くて小ぶりなクーラーと、大きめなパンタグラフが、
どうもしっくりこないように見えるのです。
おなじパンタ付きでも、ここまでイメージが違うのかと。

せめて、分散クーラーだったら、車両後方のすかすか感がなくなって、
バランスがとれたものになったのではないかと思うのです。

でもね。
こんな写真も撮ったりしてます。

車番不明 1993.4.上り急行新宿行き 高幡不動―多摩動物公園

パンタの位置があまりよくない写真ですが、ま、それはさておき。
この表情がなかったら、6000系は凡庸な電車だったでしょうね。

2枚目の写真は、手前から
デハ6410-クハ6860+クハ6800-デハ6400-デハ6450
という編成です。
クーラー3種、後パンに前パン、編成全体ではパンタが4基。
まさに、模型的な編成です。

パーツの位置と形で、これだけイメージが変わるという話しでした。
お付き合いくださりまして、ありがとうございました。
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8 コメント

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増結車3編成からなる快速運転 (ちーたま)
2009-05-08 03:13:59
とりのさんぽ様。こんばんは。

珍しい光景を見つけましたよ。
81年4月~7月までの乗り入れ開始前に競輪開催時の快速運用でピカピカの増結車2連が3編成連結されて運転されたとか?
10連化の遅れから増結編成が余剰となってしまって、特別に運用に就いたそうです。
幌は使っていないとしても、6両全部に並ぶオールパンタ編成は近鉄特急よりもまた格別でしょう。写真は鉄道ファン81年12月号に掲載されていますが、
もっと巻末のグリーンのページには京王の何かが隠されていますよ。[珍しく数字4ケタが6030でした]
後パン!? (とと)
2009-05-08 09:07:06
こんにちは。
6000系先頭車に後パンなんてありましたっけ!?ビックリ・・・・・
たまたま見たことが無かったのか記憶の彼方へ消え去ったのか・・・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/tomayukako4375/26533094.html
とと様 (マト71)
2009-05-08 15:47:46
増結2連口のデハ6400形が後パンタです。
地上運用の増結車は新宿方に連結されるので、今でも6000系地上車8連あるいは9000系8連と併結すると必ず新宿方先頭になるはずです。
地下車増結2連口は9000系10連口増備により代替が進み、ほとんどが廃車になってしまいましたが、地上車は地下車へ改造された(6420F→6438F、6419F→6439F、6418F→6440F)ものを除いて全車健在で、そのうち6416Fと6417Fが競馬場線ワンマン対応車になっています。
6400-6850 (とりのさんぽ)
2009-05-10 00:38:31
みなさま、こんばんは。

ちーたま様/
いわゆる“ブツロク”ですね。その号は、持っていません。こんど、探そう!
京王の“ブツロク”といえば、5100系で2×3とすれ違ったことがあります。それこそ81年ごろだったかな。いまでも、何番だったを知りたいところです。

とと様/
2連は、日中は昼寝していることが多かったですからね。
たぶん、いまも高幡まで行けば、昼寝しているヤツがいるはずです。

マト71様/
おそらく、この2連が最後まで残る6000系ではないかと、勝手に推測してます。上り列車で乗ると、デハが先頭なので愉しいですね。
とりのさんぽ様 (マト71)
2009-05-11 00:42:07
2連口の床下機器配置は、クハ床下に都営ATCを積む必要から、CPを取り付ける場所が確保できず、止むを得ずデハに取り付けているわけですが、取付スペース確保のために逆転器のない主制御器を採用していて、CPも当時の6000系標準のHB2000ではなく、ちょっとクラシカルなC1000になっています。
そんな訳で、こいつ等がくっついた編成では6000系にはいまいち似付かわしくないような、今や懐かしいとも言えるCPの動作音が聞こえてきます。
ちなみに同種の機器でまとめられている7000系2連口は、当初より都営ATC搭載は考慮されていないので、CPは4連や10連同様のHS20がクハに取り付けてあります。ただ、こちらは6000系と異なり今後も活躍する車両なので、京王ATC設置があるはずなのですが、どうやって設置するのか興味あります。
ATC機器 (とりのさんぽ)
2009-05-11 01:21:57
こんばんは。

言われてみると、7850のばあいはどこに設置するのでしょうか?
技術が進歩したので、もっと小型化が進んで問題なくなったのかもしれないと、これまた勝手な推測。
ともあれ、6000系2両口は、床下の充実ぶりが見ものですね。
ATC機器 (マト71)
2009-05-12 14:53:15
床下に余裕がなければ、かつての国鉄や小田急みたいに乗務員室と客室の仕切窓をつぶして、壁の部分に搭載するしかないかもしれないですね。
もっとも装置の小型化で窓を潰さなくても、窓下に収まる張り出しを設けて、その中に収納するという可能性はありますが…
余談ながら、近鉄の阪神直通車は阪神用のATSや列選をそうやって設置していて、若干小さくはなっているものの、仕切窓を潰さずに改造されています。
車上設置 (とりのさんぽ)
2009-05-13 01:56:55
こんばんは。
国電103系や113系、小田急9000系、営団6000系などの例ですね。
通勤で総武快速線を利用することが多いのですが、座席数が少ないという致命的なサービス不足のE217系にあって、前面の展望がよくなったことだけは救いだと思いました。
車上設置は客室面積も減りますから、混雑の激しい線区では不利ですよね。
京王8000系の編成順を最近になって組みかえたのは、混みやすい新宿方からなるべく乗務員室を遠ざけたかったからという説明を聞いたことがあります。
7400の改造に当たっては、なんとか上手く処理してもらいたいところです。

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