『歴史上最も偉大な大王…の実態は嫌なヤツ?』
コリンファレル主演、オリバーストーン監督、制作費200億円の超大作
との宣伝よりもむしろ、『ラジー賞最有力作品!』として有名になってしまった感のある作品(笑)を試写会でみてきました。
この試写会はディスカバリーチャンネルが主催していて、前半に大学助教授の講義があり、基礎知識を頭にいれてからの映画鑑賞という贅沢な試写会。それだけに、客層も男性や年配の夫妻が多かったです。
映画の感想をひとことでいうと長い…
上映時間173分ときくだけでも長いのですが、映画のストーリーもだらだらっと続き、観ているほうとしてはつい時計を気にしてしまいます。(私はガマンできたのですが、途中で時計をみた友人は最後の1時間が途方もなく長く感じたといっていました)
といいつつも、アレキサンダーが王となって、最初のペルシャとの戦いに勝つまでは、結構おもしろいです。戦闘シーンはさすがの迫力があります。成長してコリン・ファレルが初めて登場するシーンでは、強い母(アンジェリーナ・ジョリー)の影響下にあるオドオドした感じがうまく演じられていると思います。
アレクサンダーの母、オリンピアの蛇をまとわりつかせるところなんかも、アンジェリーナの底の知れない妖艶さがぴったりです。ちなみに、講義をしてくれた助教授の先生も「母親役の女優がぴったりです」といっていました(どうやら、アンジェリーナ・ジョリーという女優だとはご存知なかった様子)。
しかしですね、遠征にでてからがダメでした。いったいアレキサンダーが何をしたかったのか?何を思っていたのか?どういう人物だったのか?がラストになってもわからないのです。
一般的に思われているような、偉大な人物ではなくみんなから嫌われていた。とか、インドでは象相手に太刀打ちできず負けたとかは、「へぇ~」と思うんです。でも、それだけじゃ2300年も歴史に残る人物にはならないですよね。アレキサンダーの魅力をもう少し描いてほしかったなと思います。
「早死にしたほうが、歴史に名を残せる」をオールマイティーに使われてもね~。
この映画の必見のポイントをひとつ。
コリン・ファレルの眉毛!です。
最初に登場した時は、金髪に合わせて色を抜いているのに、だんだん黒々と厚くなってきます。それが不思議…金髪に浮かんだような黒眉毛&黒い無精ヒゲはおかしすぎ(笑)
私にはダメな映画だったのですが、先週発売の週刊文春で立花隆さんは、おもしろかったといっておられます。記事によれば、アメリカでは不評だけど、ヨーロッパでは受け入れられていてそれは文化の違いみたいなことがかかれていました。ハリウッド的なスペクタクルを求める人には面白くないのかも。
アレキサンダーに関する書籍の紹介も詳しくのってますので、興味のあるかたはすばやく書店へGO!
『アレキサンダー』公式HPはこちらから♪
<追記>
あとから思い出した良かった点を少し。
・音楽
壮大なイメージを広げてくれるすばらしい音楽でした!この音楽が流れる宣伝をみてると、いい映画なんですけどね(笑)
・コリン・ファレル
眉毛のおかしさはさておき。
子役からバトンタッチしたときの、アレキサンダーが母親を観る子犬のような瞳は子役の瞳と同じ見つめ方ですごいな~と思いました。めざましテレビでいわれているような「暴れん坊」の片鱗を完全に抑制してます!
コリンファレル主演、オリバーストーン監督、制作費200億円の超大作
との宣伝よりもむしろ、『ラジー賞最有力作品!』として有名になってしまった感のある作品(笑)を試写会でみてきました。
この試写会はディスカバリーチャンネルが主催していて、前半に大学助教授の講義があり、基礎知識を頭にいれてからの映画鑑賞という贅沢な試写会。それだけに、客層も男性や年配の夫妻が多かったです。
映画の感想をひとことでいうと長い…
上映時間173分ときくだけでも長いのですが、映画のストーリーもだらだらっと続き、観ているほうとしてはつい時計を気にしてしまいます。(私はガマンできたのですが、途中で時計をみた友人は最後の1時間が途方もなく長く感じたといっていました)
といいつつも、アレキサンダーが王となって、最初のペルシャとの戦いに勝つまでは、結構おもしろいです。戦闘シーンはさすがの迫力があります。成長してコリン・ファレルが初めて登場するシーンでは、強い母(アンジェリーナ・ジョリー)の影響下にあるオドオドした感じがうまく演じられていると思います。
アレクサンダーの母、オリンピアの蛇をまとわりつかせるところなんかも、アンジェリーナの底の知れない妖艶さがぴったりです。ちなみに、講義をしてくれた助教授の先生も「母親役の女優がぴったりです」といっていました(どうやら、アンジェリーナ・ジョリーという女優だとはご存知なかった様子)。
しかしですね、遠征にでてからがダメでした。いったいアレキサンダーが何をしたかったのか?何を思っていたのか?どういう人物だったのか?がラストになってもわからないのです。
一般的に思われているような、偉大な人物ではなくみんなから嫌われていた。とか、インドでは象相手に太刀打ちできず負けたとかは、「へぇ~」と思うんです。でも、それだけじゃ2300年も歴史に残る人物にはならないですよね。アレキサンダーの魅力をもう少し描いてほしかったなと思います。
「早死にしたほうが、歴史に名を残せる」をオールマイティーに使われてもね~。
この映画の必見のポイントをひとつ。
コリン・ファレルの眉毛!です。
最初に登場した時は、金髪に合わせて色を抜いているのに、だんだん黒々と厚くなってきます。それが不思議…金髪に浮かんだような黒眉毛&黒い無精ヒゲはおかしすぎ(笑)
私にはダメな映画だったのですが、先週発売の週刊文春で立花隆さんは、おもしろかったといっておられます。記事によれば、アメリカでは不評だけど、ヨーロッパでは受け入れられていてそれは文化の違いみたいなことがかかれていました。ハリウッド的なスペクタクルを求める人には面白くないのかも。
アレキサンダーに関する書籍の紹介も詳しくのってますので、興味のあるかたはすばやく書店へGO!
『アレキサンダー』公式HPはこちらから♪
<追記>
あとから思い出した良かった点を少し。
・音楽
壮大なイメージを広げてくれるすばらしい音楽でした!この音楽が流れる宣伝をみてると、いい映画なんですけどね(笑)
・コリン・ファレル
眉毛のおかしさはさておき。
子役からバトンタッチしたときの、アレキサンダーが母親を観る子犬のような瞳は子役の瞳と同じ見つめ方ですごいな~と思いました。めざましテレビでいわれているような「暴れん坊」の片鱗を完全に抑制してます!
もう、超賛成です。あの眉毛が余りに自分のアレクサンダー大王のイメージと違うため、友達に誘われても絶対いけませんでした。
バルキルマー主演にしてくれた方がよかったと思うくらいでした。
では、今後とも宜しくお願いします。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いしますね♪
眉毛…髪を染めるなら、同じぐらい手をかけてもよかったのに。
初登場シーンでは、色抜いて、カットもしてる感じだったのに、どんどんもとにもどっていくんですよ~(笑)
ラジーにノミネートされているけど、私もアンジェリーナの演技は悪くなかったと思います。
老いていく様と妖艶さが凄く出ていて、もちろん邪悪な部分も良いです、コリン君より迫力がありました。
先週発売の週刊文春が読みたくなりました!!
図書館に行って来ますわ~☆★
週刊文春は映画の評価は数行なので、図書館で立ち読みが正解だと思います。本の紹介はすごいので、アレキサンダーに興味のある方にはとても役立つと思います。
…この記事の紹介は、この試写会で講演してくれた先生なんですけどね(自作も紹介されているといってました(笑))
試写会場のボロい椅子で観たんで、上映が終わることにはお尻が痛くてたまりませんでした。
もし観ようと言う人がいたら座布団を持っていくようにしましょう(笑)。
試写会でいち早く、タダで(交通費はかかるけど)観れるのはうれしいけど、椅子は私も悩みのタネです。最近のシネコンは快適ですからね~
あの映画はあと1時間は縮められたのでは、と
本当に思いますわ。
しかもたしかにあの下がり眉だけはだめだ。
感情移入できん・・・(笑
どんな映画でも主人公のどこかしらに
感情移入しないと見ているのは苦痛でしたねえ・・・
ま、次いきましょう、てなことで(笑)
映画としては長過ぎるけれども楽しめました。
あまり誰も突っ込まれていない様ですが、友人なんていうオブラートな表現にせず、セクシャルな関係性を出してくれたのは良かったと思います。
何のために戦い続けたのだろうか?って疑問は残りますけれどね。
なにやらコリン眉に話題が集中しているようですが、そもそもコリンを起用したのが間違いだと思います。
もっと地毛が金髪を用意すれば問題なかったと。
感想は長いのに内容無しで疲れました。
またよろしくお願いします。