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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その221 『鎌倉紅葉散策・円覚寺』 その2

2017年11月27日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
夏目漱石の『門』に描かれた円覚寺の山門(三門)です。
この写真は2008年に来た時の写真です。
『円覚興聖禅寺』の額は伏見上皇の勅筆と伝えられています。



楼上には十一面観音、十二神将、十六羅漢像が安置されています。
現在の山門は、1781-89年(天明年間)に再建されたもので、山門は三門とも呼ばれ、三解脱門の略で涅槃に至るまでに通過しなければならない三つの関門、空・無相・無願を表しています。
 


大木に囲まれ紅葉している木々は、木漏れ日を浴びて角度により色彩が変化します。



山門の梁も凝っています。



鎌倉の寺院はお寺により異なりますが、円覚寺は比較的紅葉を楽しめるお寺です。



円覚寺の仏殿(大光明宝殿)です。



仏殿前のビャクシンの古木は、市の天然記念物になっています。



現在の仏殿は1964年(昭和39年)に再建された鉄筋コンクリート造の建物です。
もとの仏殿は関東大震災で倒潰し、その40年後に再建された、禅宗様の建築様式で、本尊は宝冠釈迦如来坐像です。



居士林に向かう階段周辺の紅葉です。



円覚寺の選仏場です。
仏殿正面向かって左に位置している建物で、選仏場とは、修行僧の坐禅道場のことです。
現在の建物は、1699年(元禄年間)に伊勢長島城主松平忠充が、大蔵経を寄進し、それを所蔵する場所と禅堂を兼ねた建物として建立
されたものです。



続く..............................................................。

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