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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その216 『横浜中華街と横浜公園散策』 その7

2017年10月05日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
『関帝廟』に来ました。
関帝廟の外観は工事中でテントが張られていて、ごく一部しか見ることができませんでした。
中に入ると普通にお参りすることはできました。



1862年、一人の中国人が関羽の木像を抱いて、現在の地にささやかな祠を開いたといわれます。
祀られている主神は三国志の英雄として有名な実在の武将関羽(關聖帝君)です。



武人としてだけでなく、帳簿を発明するなど、理財にも精通していたため、中国では「財神」すなわち金儲けや商売繁昌の神として信仰
されました。
關帝廟の天井部分には豪華な装飾が施されています。



關聖帝君は、西暦160年前後の後漢、三国時代にかけて活躍した実在の武将です。
後漢末期宮廷内部は宦官の悪政のため、漢王朝は末期的な症状を呈し、そのため世の中は飢饉と貧困が蔓延し、黄巾賊の反乱が世の中を騒がせていました。
乱世をただすため、關羽様・張飛・劉備の三人は義兄弟の杯をかわし、義勇軍に参加し黄巾賊成征伐に立ち上がります。
トッポパパの愛読書だった三国志に詳しく書かれています。



中華街と言えば、横浜のパワースポットとして知られています。
木像の関帝が小さな祠に祀られ150余年、異国で暮らす華僑の人々の心の拠り所となってきました。
今日では商売繁盛の神として信仰を集めていますが、観光で訪れる人も多く、風水マニアの間でも人気のスポットです。



石獅(狛犬)です。



原石を台湾から輸入し、鎌倉の石匠によって彫られた守護獅子です。
1986年の第三代關帝廟が火災により焼失した後、焼け跡から掘り出され、 關帝廟を見守っています。



香炉です。
受付で購入したお線香を捧げて、本殿内を参拝するためのお清めをします。



中華街関帝廟がパワースポットだと言われるのは、中華街は風水的にもとても良い場所であり、関帝廟はその風水的に一番良い場所の中心部にあるからです。



『関帝廟』の隣は横浜中華学院です。



続く............................................................。