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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その29の3 『四万十川』

2007年10月13日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
四万十川の沈下橋とは、増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋のことです。
『佐田沈下橋』です。 四万十川最下流で最長の沈下橋との説明で、もっとも観光客になじみのある沈下橋とのことです。
291.6m、幅4.2mです。
欄干が無いので、慣れないと川に落ちそうです。



真っすぐに佐田沈下橋を撮ってみました。
こう見ると距離が長いですね。
『車が落ちることは無いのですか?』の質問に、運転手さんは、『落ちることありますよ』と笑って話していました。



ここからの景観は、素晴らしい!の一言です。



トッポパパがカメラバッグを持ちながら、写真を撮っていたので、運転手さんに『週刊誌の方ですか?』と言われました。 
とんでもない、唯だのアマチュアですと言いましたが、丁寧に撮影スポットを案内してくれました。



『三里沈下橋』です。
三里の名前の由来は、この周辺は三つの村落があることから三里とつけられたそうです。
下流の佐田沈下橋と比べると、訪れる人は少ないようですが、運転手さんの話ではここの夕日に映された風景は絶景とのことです。
全長は145.8m、幅3.3mと書いてありましたが、狭いですね。
対向車が来たらバックするのでしょうか、心配になります。
夕日の時間まで待つわけにもいかないので、先を急ぎます。



三里沈下橋から県道340号を上流に進みます。
沈下橋でない橋が遠くに見えます。
この橋は『川登大橋』と言うそうです。
沈む橋が沈下橋なら、川登大橋は川登ですから沈まないのでしょう。
ちなみに、運転手さんの話では今年も3回沈下橋は沈んだ!そうです。



写真と橋の名前を照合させるために、ネットの写真や観光案内所の写真と見比べると、どうも景観が違うことに気づきます。(違っていたら、勘弁してください。)
ほぼ同じような角度の写真でも、河原の広さが違うのです。
運転手さんの話で納得がいったのですが、四万十川は見た目は静かな清流ですが、暴れるそうです。 
その理由は四万十川にはダムが無い?(少ない?)ので、台風や、大雨のときは10mから20m近くまで水面が上がるそうです。

この写真もトッポパパお気に入りのです。
エメラルド・グリーンの四万十川、空の色とのコントラストが素晴らしいです。



増水時の川の流れで、川底の砂利が巻き上げられ一夜にして、河原が隆起する場所があるそうです。
そのため、台風の後では、河原の景観が変わってしまうそうです。



穏やかな四万十川を見ていると、暴れる姿は想像しにくいのですね。
運転手さんは昔から地元の人のようで、『四万十川は暴れてくれないと、流れが穏やかなので清流を維持できないのです。 
台風などで増水することで、上流や、河原の栄養分が川全体に溢れ、生態系を維持できる。』と、話していました。
四万十川の流れは緩やかなので、暴れることがないと、たまり水になるの場所ができ清流をを維持できないそうです。



湖尾辺りに水位計があり、ここで5m水位があがると、河口では6時間後に5m水位が上がるとのことです。 
いかに雄大な流れを持つ四万十川!です。

四万十川を走る船です、気持ちよさそうです。
次回は屋形船からの四万十川を紹介します。

続く........................................................。

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私事ですが、実は今日はトッポパパの娘の結婚式です。
いままで、仲人を初め多くの結婚式にご招待いただきましたが、自分の娘の結婚式は初めてのことです。
花嫁の父親は、よく複雑な心境と言われますが、幸せになってくれればと送り出したいと思います。
せめて、テレビのCFではないですが、ドレスの裾を踏まないように花婿さんに引き渡してきます。
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