TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

海外の都市紹介、 その30の1 『ロッテルダム』

2007年01月10日 | 海外の都市の紹介
久しぶりに海外の都市の紹介です。 今回は『ロッテルダム』になります。
ロッテルダム(Rotterdam)はロッテ(Rotte)川の堤防(dam)と言う意味です。
世界第一の貿易港であり、またオランダのアムステルダムにつぐ第二の都市です。
まずは、どんな都市なのか、市内の様子を写真と一緒に紹介します。



ライン川、マース川、スヘルト川のデルタ地帯に発達した港湾都市で、ロッテルダムはマース川沿いに発展してきました。



ロッテルダムは第二次世界大戦中ににナチスにより壊滅的な被害を受けたそうですが、現在は近代的な建物が多く見られます。
よく見ると、アート?的な、ちょっと変わった建物も多いようです。



一番最初の写真にある橋はロッテルダムの近代化を象徴するエラスムス橋です。
ロッテルダムは、アムステルダムから60Kmの近郊にあり、エラスムス川を挟んで二つのロッテルダムスカイラインと呼ばれる地域で形成されています。
一つは既に活気あるスカイラインを形成している旧都心部と、もう一つは郊外部で新都心部を形成中です。



現在のロッテルダム港のコンテナの扱いは世界一で、河口は広く200メートル以上もあります。
そこから多くの入り江がつくられコンテナ船が接岸できるようになっていて、その長さは総延長で30Km以上にもなるそうです。



オランダはスキポールという巨大ハブ空港を持ち、ロッテルダムという巨大な港を持っているので、ヨーロッパの物流センターになっています。



オランダには12の州があります。
ロッテルダムは,九州と同じ位の大きさです。
日本の県には,県庁のある都市があるように,オランダにも州の中心となる都市があり州都と呼ばれます。



昔はロッテ川の小さな漁村だったロッテルダムは,ドイツと結ぶライン川(マース川)下流にあったため,昔から漁港として栄えてきました。
その後,新マース川の川岸を埋め立てて造られた「ユーロポート」(ヨーロッパの港)という大きな港ができたことによって,急速に発展しました。



第二次世界大戦中の1940年の爆撃によって,ほとんどの建物が破壊されたため,古い建物がほとんどない近代的な都市に生まれ変わりました。
戦争で被害を受けたオランダの他の都市は昔の町並みを忠実に再現したのですが,ロッテルダムだけは思い切った近代化の道を選んだようです。



次回はタワーに登って、市内の様子を紹介します。

続く......................................。