嫌いなもの

私はつくづく男に生まれなくて良かったと思う
と言うか今は男女の違いはそれほど無いのかもしれないけど
食事に関して、作る方の立場で良かったと思う

今の若い人は男の人もご飯を作るようだから、私のちょっと古い時代の考えだけど

毎日何を作ろうかと思うのも、時々はイヤになることもあるけど
毎日誰かが作った物をさあ食べるようにと出されるのもきっと嫌だろうなと思う私

どこかのお店とか、泊まったホテルの食事とか、そんなふうに思うことは無いのだけれど

もっと簡単な身近な食事としてのこと

昨日、腰痛で，それにやたらと眠くて次男の迎えを夫に頼んだ
迎えに行かなくてすむとなって2時頃から5時半頃まで寝た

ご飯はレトルトでごまかした
夫が何か買っていくか？とLINEが来たけど、レトルトのハヤシライスで良いかといって･･･

夫は、サラダを買って帰ってきた

このサラダを私は食べたことが無い
食指が動かない
人が作ったサラダが嫌だ
いや、ホテルだってレストランだって人が作るサラダだ
なのに、変だけど
デパ地下に売っているお惣菜が買えない
食べたくない

時には自分が作った料理も食べたくないのだけれど、そんなときはふたりに全部食べさせる＾＾；

マカロニサラダとかポテトサラダとか、売っているのを食べたことが無い
野菜サラダにドレッシングを掛けるのなら、食べる、喜んで、そのドレッシングが美味しいなあと思うのは毎度のことだ

中華でも、どこのお店でも食べるのに
お惣菜とか、スーパーのパックで売っているのとか買う気にならない
もっとひどいのは、手作りの煮物とか、もらいたくない
失礼な話しだけど

これって何だろうって思うけど
我が儘だよね･･･

長姉が、あのお店のは絶対食べないとか、外食しても、もう来ないとかいつも言っていたのを、どこのお店でも食べられるようにならないと、年とってから大変だよ、と思っていたのに

そんなに作るのが好きと言うわけでは無いのに
何なんだろう、ピアで行く病院にお弁当を売る日がある
お付き合いと思って買ったこともあるけど

トマト味嫌い＾＾；煮物要らない、サラダ困った、と言うと食べる物がない、残しちゃいけないと思うから食べるけど、美味しいと言う感覚が無い
デザートにずんだ餅なんか付いていようものなら･･･＾＾；

ずいぶん勝手なことを言うようになったと我ながら思う
こどもの時、食が細くて、給食もだけれど、家のご飯もむりやりイヤイヤ食べた･･･ほんとは罰当たりなと思うけど

家でのご飯は楽しい食卓ではなかったし、食べないと怒られると言うだけで食べた、好きも嫌いも言えなかった

いい年のババになって、急に目覚めた
15年ぐらい前かなあ･･･

酸っぱいものがきらい
黄粉が嫌い
トマト味が嫌い
何が入っているかわからない挽肉料理が嫌い

当然夫にそんなことは言っていないから、夫は何も知らずに買ってくる
メンチカツなんてもう何十年も食べていない
わらび餅は好きだけど、黄粉がまぶしてあるなら食べない
レモンとか酸っぱそうなクリームのパンとか、食べない

夫は私の嫌いなものを知らない
もちろん好きなものも知らない
もうそういう夫婦になってしまった＾＾；

餃子も、焼売も、ハンバーグも、自分で作るしかない
作ることそんなに好きじゃないのに、それでも買ってくるよりは良い

まあ、この頃は肉類を食べたくないから
肉は夫と次男のお皿2つに乗せる分しか買わないのだけれど

こんな我が儘言ってて、罰が当たるかもね、鶴亀つるかめ