tonton

tontonの日常

ないものねだり

2017-10-30 22:42:13 | 日記
私は子どもの頃、鍵っ子という言葉がまだ無い頃からの鍵っ子だった

カギは1人に1つずつ有ったわけじゃないから
物置の決めた場所に隠してあって
どういうわけか学校でトイレをしないで帰ってきてもじもじしながらカギを開けるのに大変な毎日だった^^

私が末っ子だから、一番早く帰ってくるわけで
誰も居ない家の中に入るときの冷たさ、淋しさ・・・

いつの頃からか、私がもしも結婚したら、私はずっと家に居るお母さんになりたい
そう思ってた
雨が降ったら、余所の子みたいにお母さんが傘を持ってきてくれるような
あめふりの童謡そのままだったから

結婚して、しばらくしたら
家に居るのはもったいない働こうと思った
夫の仕事は日当稼ぎだったから、家賃だけでも確保できたらということもあった

面接に行って働くことが決まったすぐ後に、つわりが始まった
それが寝込むようなつわりで、数日で動けなくなった
2ヶ月ぐらい家で寝たきり・・・
がりがりに痩せた私と、毎日に疲れた夫は、早い妊娠だった、産まないことにしようと話して、中絶した
5ヶ月になっていて、1泊入院しての中絶だった
あの子が生まれていたら、20歳で私はお母さんだった

その後、もう一度働くことが出来るかどうかを家から近いその会社に問いあわせたら、来てくれるなら助かると言って貰って働き出した

週に1日は休みを貰って、夫の寝たきりの妹のお世話のために夫の実家に通った

社長はそれも快く了解して下さった
社長には、働きぶりを褒めて貰って、認められることが嬉しかった

辞めた後も、一番大変なときに頑張って貰ったからと、辞めた後にボーナスを出して頂いたことに感激した

日曜日しか休みがないのに
夫は東京が空いているからと、日曜日に仕事に行き
雨の日は休みで家に居て、すれ違いだった
たまたま休みが重なっても、わたしの気持ちなど無視して友だちを呼んだりした

やっぱり家に居たいと思った
夫の傍に居たかった(今なら思わないのに)

大田区の実家に行くのも、夫の実家の板橋に行くのも、遠くて
家賃と高速代と考えたら、東京のアパートに越してもやっていけるんじゃないかと私が言って、引っ越した

その大田区のアパートで子どもを2人産んだ
長男の時は2ヶ月入院した、重症妊娠悪阻という病名
立って歩けないほど衰弱して、すぐ入院となったとき、もっと早く病院に行っていたらこんなにひどい思いをしなくてすんだのにと思った、入院しても良いなんて知らなかった
1人で秤に乗れなくて、師長さんがおんぶをして体重を量った、たぶん30何キロか
しばらくして歩いて計ったとき、やっと40キロになったと師長さんが喜んでくれた

次男の時は、点滴がイヤで2週間で逃げてきた
実家に世話になったけれど、母のイヤミで家に帰りたくなって帰ったり、帰れば結局は寝たきり
長男を近所の人が遊ばせてくれて、ご飯も運んで貰っても食べられなかった

夫が腰痛のために転職をして
土浦に引っ越したとき、引っ越しの段ボールが片づいたかどうかと言う頃、思いもしない妊娠で
娘がお腹に入った

土浦でも、2ヶ月の寝たきり
今度は実家もない
長男が次男の面倒を見てくれて、すごいお兄ちゃんだと感謝した

布団の中から、弟のお漏らしを始末してくれる長男に、ごめんねと言うと
「赤ちゃんが生まれたら治るから大丈夫だよ」・・・と言ってくれた言葉は私の宝物だ

この子ども達が居るから私は働くことなど考えなかった

それでも子ども達が大きくなってきて、今の家に越してきて、娘を保育園に入れるために働いたことがある

農水省の研究施設でのパート
園芸高校卒は、決め手だった

そこを辞めたあとは、大型園芸センターの店員だった
昔とった杵柄だ
でもそのお店がお店側の都合で閉店になって

それからは、完全に家に居る
同時に、次男の迎えはしょっちゅうだったし
早退する子どもを迎えに行く親だった

病名がついて
そしてまもなく、患者会と言う事になる

今は思う
子どもの時にして欲しかった、いわば、無い物ねだりだったけど

若いときから働いていたら、それなりの収入があったり、自立できる道があったら、離婚も出来るのにと

最初のパートで働いたお金が、家賃と光熱費に使われるということではなく、預金することが出来ていたら
なんて思ったりもした

どこかでいつも、考え方が間違っているのかもしれない
もう取り返しがつくわけじゃないのに今ごろそう思っても・・・

最後の相談

2017-10-29 23:28:37 | 日記
昨日の夜、メールが届いた
患者会の、電話相談の後、役員会に来ませんか?とお話しして対面で相談をされた方

きっと最後の相談^^
集会にも来られたので、私が役員を辞めたのは知っている

手術のあと昨日退院された報告だった、あとは来年の2月とか

こういう連絡を頂くことは割合に少なくて、嬉しいですと返信した

前にも、相談の後どうなったかという報告は頂けないと日記に書いたら

色々忙しくてそんな所に報告する時間は無いとか
そういう要求をする方が良くないようなことを書かれたことがあったような気がする・・・

病院に行っても、話が違うじゃないかという場合もあるから、良かったのかどうかと報告が欲しいと思うのだけれど、何回も、掛けてきた電話も、音沙汰がなくなるのは、困ったことがないということと思うしかない

まるで趣味の会のように、脳天気な親が集まって楽しそうに賑やかに役員会や、交流会をしている姿を見ると

その親の子ども達はみんな順調で、病気のことで困っていることなどないのだろうと、勘違いする人が居るみたいで

本当に病気が落ち着いていたら、正直、患者会の役員なんかしない
普通に会員で居れば情報も入る
忙しく動く必要も無い

そうじゃないから、患者は何かしらの問題を持っているから、そして、自分の子どもが遠回りした辛い思いを、今のお母さんご本人達にはそうならないようにと思うから
役員をしていたりするのだ

小さいときの問題が、大人になればまるで何もないわけがなく
まだ学校の先生と話をする必要があるうちは良いのだ
誰にも持って行くことが出来ないいろいろな思いを社会で生きていくというのに、何も心配がなくなった親が会を牛耳っているかのような思い方には、正直ビックリしてしまう

な~~んにもわかっていない、わかってもらっていない

最後のその報告をしてくれたお父さんが、役員会に来たとき、聞かれるままに答えた

一通りのことを伝えた後
今度代表を受けてくれた男性の患者本人の人が医師なのだけれど
○○さんが仰ったように、という言葉を何回も言ってくれたことで、何一つ否定がなかったことで
古くから居て、ぎくしゃくしていた役員は何と思ったか
相談のことはよく勉強していると言われたけど
他のことは言動が納得いかなかったのだろうから・・・

辞めたけれど、最後の相談のお父さんと言うことで、良い終わり方だったなと思った

20年くらいの、電話が鳴るたびの何を置いてもと言う相談がなくなること、なんだか実感が湧かない^^
40歳過ぎから、仕事はしていなくても、あれやこれやしなくちゃいけないと言うことの中に居た時間に、もう何もしなくて良いという今、なんだかまだウソのような開放感だ

専業主婦だけれど、専業主婦が居るから成り立つことだって有るんだって
子ども達の通学途中に変質者が出たって、みんな地域に親が居ない昼間、子ども達がどこで専業主婦の誰にお世話になっているかわからない

子どもが学校に行っている間に、患者会に問いあわせたい、子どもの前でいろいろ聞きたくない、昼間居てくれて良かった
そういうお母さんも居る

燃え尽きたりなんかしていないけど
何にも考えなくて良いと言う時間が来ると言うこと、20年前の若かった私が、ババになった今、それをどうとらえていくかと言うことかな

自由時間がいっぱいあって、遊んじゃおうかな~って今までも遊んでたじゃないって^^

悲しい顔して患者会をやっていたら誰か、この人が良い人だと思ったんだろうか、脳天気な親がしてると、何の苦労もないくせにって思うのだろうか、不思議なことだ^^

台風の雨

2017-10-29 20:35:26 | 日記
すんごい降ってる
1日降ってるのにまだまだやまない・・・台風だからね

何日も家にくすぶっている
どこに行かなくちゃと言う予定がなくても
どこにも行けないような雨が降るのはイヤだ

こんなに雨降らせて、どこか壊れてるの?
もう片付けるのもイヤになってきた、なはっ

明日は、埼玉でピアサポートの合同ミーティング
東京と、神奈川と、埼玉の4つの病院で活動しているピアサポーターが集まる

主なことは事例検討らしい、1つの病院の事例検討では見えないことが他の病院のピアの人たちの考え方を知ることにもなる
埼玉はまだ新しいから、事例検討の他の病院の例はとっても勉強になると思う

厳しい反省と検討をしているピアサポートの私たち
他の団体が、ピアサポートをしていますとかいうのを見ると、ん?どんなことしてるの?って、ちょっと気になったり講習受けてるのかな?って思ったりするのは、ちょっとおごった考えかもしれないけど^^;

まあ、とにかく、話を聞いて貰って、良かったと、相談する人が思ってくれれば良いのだけれど

明日、ミーティングに行くと、もう12月の予定を希望することになる、この日が良いとか空いてるかとかいうのは、もう何もなくなった私には、あとは家族の都合と遊びの都合とかしかないのだけれど^^;

もう新しいスケジュール帳を買ったけど
これもピアだけの予定が入るって事かなあ^^
イヤイヤ、次男と旅行の予定もしっかり入れるんだけどね^^

明日は、埼玉では初めての合同ミーティングというので、その前に埼玉の人たちでランチ会をしようと企画してくれた人が居て^^
16人でのランチだって^^
まだ同じ日にお当番になっていない人も居るから、良いお話しの場になれば良いねって^^

ということで、明日は出掛けるから家から出られる^^
これで1日が過ぎたら気持ちはホッと出来るかな^^

はずかしい

2017-10-28 19:53:00 | 日記
今日は次男に手伝って貰って、ガスの検査に来る前の片付け^^;
いつもきれいにしていないから、恥ずかしい

次男はいつも本当に良く動いてくれて、次男が夫だったらどんなにか良い夫になるだろうに、なんて思う・・・

11月1日に、どのくらい片づいているかわからないけど、少しは努力をしないわけにいかない^^;

専業主婦だったけど、若いときも今も、何がイヤって、家をきれいにしておけなかったこと

でも、溝の口のアパートも、大田区のアパートも、土浦の借家も、出るときには、きれいに使って貰っていてと、大家さんに言って貰ってたのに

自分の家になったら・・・なさけないなあ^^;

物が多すぎるとか、収納が少ないとか、色々あるけど、出したらしまうが出来ない夫と妻ということか
この頃はいつも次男が、出したままを怒ってる、ゴミがテーブルの上に置いてあるとか、使った物がそのままだって

専業主婦なら家はぴかぴかになってると思われるのが一番困った・・・ぐうたら専業主婦も居るのだ・・・
働いていてもぴかぴかの人も多いのにというか、当たり前なのにか^^;

リフォームする費用がなくて、何もしていないから、家はもうひどいことになっていて
とても人を呼べないけど、呼ばなくても、ガスや電気の検査は、来るのだ^^;

これが一番イヤだ

なんてこんなことをぐずぐず書いてること自体困ったものだ^^;

今日、何回もパソコンを覗きながら
今まで何をそんなに書くことがあったんだろう、なんて思ってしまった

ネットを始めてから、ブログを書くようになってから、1日に長い日記を何回もUPするほど書いていたのに

なんだかぽかんと、書くことがない気がする
もうみんな書きすぎるほど書いちゃって
リアル知り合いより、ネットの中のお友だちの方が私のことをわかってる、くらい何でも書いてしまって

でも、書き尽くすなんてことないと思ってたのに、ない、書くこと、ない
じゃあ、それだけ気持ちが安定しているからか?って言ったら、そんなのは前と同じなのに

毎日見ている友だちが、ないと淋しいなんて言ってくれるから、嬉しくて何か書こうと思うけど
なんだか何もないって感じ

もっとも、それが普通のことだったのかもしれないなんて思いながら、昔話も50年も前のことだったり、夫の母のことだって20年以上も前のこと
私の母のこととか、もう書くだけ書いちゃった、なんて

いや、繰り返し書いてるんだけどね、同じ事も
だから又きっと繰り返し書くんだけど
何で3つも4つも書いた日があるのかなんて思っちゃって

小学校の時の作文の時間から、黒板の題を見た瞬間に書きはじめていた私、イヤ出来が良いとかいうことじゃなくね

なに書こうかなんて言ってるクラスの人達の中でカリカリ書いていたのに
その時のクラスの人たちと同じ思いなのかなあ、今ごろ^^;

あぁ、10月が過ぎていく
なんだかな~の10月だったなあ^^

11月1日まで、もう少し片付け物しなくちゃ
捨てるものってなんでこんなにあるんだろう^^;

今日は埼玉

2017-10-27 21:37:17 | 日記
良いお天気で良かった
埼玉でピアサポートのお当番

相談のない時間は、二人でおしゃべりするのだけれど
今日は相棒さんが、事例の記入に時間が掛かって、ほとんどおしゃべりできなかった・・・つまんな~い

って、おしゃべりしに行ってるんじゃないんだけどね^^;

今朝、リュックを背負うときに、コートの袖にあったボタンを飛ばして、遠くに行かなくてよかった、降りる階段に落ちたから慌てて拾って

2回目だなあ、前にもボタン落とした
少し早めに病院に着くので、とりあえず糸と針を出してボタンを付けた

何でも持ってる大きな重い荷物、その中の裁縫セット、何年ぶりに使ったかなあ・・・まるでドラえもんみたいに何でも出てくる、なんて言われたこともあるけど、もうさすがに減って、今はホッチキスなんて出てきたりしない^^;

帰りも、5時半頃駅に着いたのに、電車の中からもう外は真っ暗
夏が終わって何がイヤって夜が早く来ること
6時まで明るいと良いのに、田舎の道は、5時半にはもう夜だ・・・

秋になると誰でもみんなもの悲しくなることの1つに、この早く暗くなるというのも有ると思うんだけどなあ

突然、かあさんの歌、とかが頭に流れる

明日の土曜日は、夫は仕事の日だとか、でも次男は土日は休みになっているし、土曜日のお弁当は作らないことになってる、どうしてそうなったのかは覚えていないけど^^

月曜日は4つの病院のピアサポートの仲間が集まって合同ミーティング
久しぶりに会える人も居る、そっちの方が楽しみ^^
でも、ミーティングの中の事例検討が一番の目玉だけれど^^

こうしてあっという間に10月も終わってしまう
なんだかもっと淋しくなりそうだ^^;