「これがお前のイージーオールか?」
テレビドラマ「がんばっていきまっしょい」。
悦ねぇが腰を悪くしてもうボートを漕ぐことができなくなった。今まで頑張ってきたのに、最後の最後で「琵琶湖」に行けない悦ねぇ。
「ボートが漕げんのなら、もうオール持てんのなら、意味無いんです。」
「琵琶湖にいっしょに行こう!」のみんなの誘いを悲しげに断ってしまう。
防ぎ切れない、自分ではどうしようもない現実を突きつけられて喪失感を感じてしまう悦ねぇ。
「これがお前のイージーオールか?」
幼なじみの「ブー」は悦ねぇに問いかける。後ろを向く悦ねぇに問いかける。「きちんとイージーオールせんと次が始まらんやろ」
「いくぜ!琵琶湖」
悦子の涙ながらの「みんなとやから、いっしょにやってこれたんよ」との告白にお父さんはこう言う。悦子の頑張りがわかっているから、悦子のこころを後押しする。
いいねぇ。ちょっと泣いちった。「がんばっていきまっしょい」 青春のほろ苦さや、感動を与えてくれるな。ストーリーに無理がないんだよな。淡々と進むけどもきっちり、感情を押さえて行く「つくり」なんだよな。
来週は最終回。30分拡大版です。