ずっと行きたいと思っていた懐石レストラン「燈々庵」にやっと行くことができました。 こんどは私の実家のほう、2週連続の法事でした。
実家の近くの昔の庄屋(豪農で大地主)の屋敷の一部を改築して懐石レストランにしてあります。 なかなか予約が取れない店ですが、かえって土日のほうが一般客は予約しやすいらしいです。 平日はツアー客が入ってしまうそうで。
1年前に友人と行った「見世蔵 久森」も同じ屋敷の一部です。
門を入って見えてくるこの蔵が燈々庵。 なにしろ屋敷内に蔵だけでいくつもあるんです。 そして庭からの湧水が小川のように流れる脇を歩を進めていくと離れの客室もあります。
季節のしつらえに配置された前菜。
内容はこれ↓ 趣を凝らした七品。 どれも深い味わいで本当に美味しいです。
茸汁巻き湯葉 と お造り は写真撮り忘れ
「山女魚から揚げ錦秋餡かけ」
山女魚が丸ごとから揚げになっていて頭から全部食べられます。サクサクジュワーで初めての味でした。
「蕪すーぷ煮 蟹身菊花餡」
蕪が! 上品なスープが芯まで染みてなんともいえない幸せな味です。
「秋野菜生姜酢和え」
これもおいしいのはもちろんですが、この器の空間が美しいのよね。と全員歓声。
「秋の実御飯」と田舎みそ椀。
デザート、「洋梨ゼリー寄せ」と「栗ぷりん栗渋皮煮小豆」
特に「ぷりん」が絶品 で一同大満足の昼会食になりました。
「やっぱりここはスゴイね」「たしかに美味しいね」と感想が聞かれました。
今回出席できなかった姉と一緒に、きっとまた来ます・・・ その前に友達誘って来ちゃうかも
今回いただいた昼懐石は、4コースあるうちの下から2番目。 それでも高齢の叔母たちは食べきれなくて惜しみながら残していました。 持ち帰りはいっさいできないそうなので。 そこがちょっとだけ残念。
でもまた行きます