獅子久々の勝利に・・・「それは私のような『単なる一ファン』のコメントでしょ」（笑）

埼玉西武ライオンズは北海道日本ハムに３－２で勝利。
ようやく、というか「えっちら・こっちら」とようやっと白星を得た試合でした。
そして、開幕本拠地６連敗という球団ワースト記録にようやくストップがかかりました。

野手の先発オーダーで目を引いたのは２人。
まずは、「５番指名打者ヘルマンさん」。
最初の打席で１１球目を選んでの四球から始まり、日ハムの投手陣に対して、４度の打席で計２８球を投げさせ、結果的に決勝点となる３点目のタイムリーまで。
いいなぁ、こんなスタンス。とにかく選球眼が良くて、毎打席 何かしら「仕事をする事に邁進する」スタイルのヘルマンさん。こんなヘルマンさんにはキーとなる打順を任せたいと、改めて思いました。

そしてもう１人は「９番キャッチャー星孝典くん」。
牧田くんとのバッテリー具合は圧巻。球種もコースもバラエティに富んだリードで「とにかく日ハム打線に的をしぼらせない」ところが凄いなぁ。
星孝典くんが、今日の試合を落ち着いた雰囲気にした功労者の筆頭格なのは間違いない、と思いました。


そして、何より！
先発の牧田くん！

足をつりながらも完投。・・・偉い．．．偉すぎる．．．。
とにかく今のライオンズのチーム状況だったら完投するしか無いと思ってマウンドに上がっただろう、牧田くん。
その責任を最後まで果たすピッチング・・・素晴らしい ＆ 感謝します。

でも、こんな・今日みたいな事ばかり繰り返していては、牧田くん自身が壊れちゃうので、しっかりチーム全員（リリーフ陣も野手陣も．．．そして監督さんもね！）で、もっと牧田くんを楽に・身体を傷めないようにフォローして下さいよ！
そして、そんな（これから先への）危惧を感じつつ今日の牧田くんのピッチングを改めて振り返ってみると．．．

牧田くん、９回完投して球数は１１４球。
９安打を打たれた事を考えると、異様に少ない球数でまとめ上げてるんだなぁ．．．．。
先ほど「牧田くんが壊れないように、チーム全員でフォローして」と書きましたが、「そんな事を待つよりも」とばかりに、牧田くん自身が考えて防衛・事前防御を実践してるわっ！

偉いな、凄いな、牧田くん．．．．。
そんな牧田くんに「おんぶに抱っこ状態」ですね、ライオンズは．．．

と改めて感じました。


さて．．．
私は仕事でしたので、途中経過をテキスト速報で時々チェック。そして帰宅後の「野球好きニュース」を始めとしたスポニュで幾つかチェックしただけなので、詳しい事は分かっていないのですが、それでも、現地応援ファンの気持ちに同化しちゃった。
ニュースで見る、中島くん・おかわり中村くん・ヘルマンさんのタイムリーヒットシーンで、テレビ画面を通して聞こえる西武ドームの歓声が、

「わーーっ！」

という普通の歓声ではなく、

「うぎゃーーーっ！」

という悲鳴（嬉し泣きの雄叫び）に聞こえました。

「おそらく試合途中のシーンで、既にこんな状況だったら、勝利を迎えた瞬間はとんでもない歓喜状態だろうな」

と思いました。（・・・私もそんな気分に同化（笑））
とにかく１勝をあげる事が、こんなにも大変な事だなんて．．．
そしてこんなにも嬉しい事だなんて．．．

家のテレビでニュースを見ているだけで、こんなに嬉しかったのだから、きっと西武ドームの観戦ファンは、身体ごと震えるくらいに・涙が流れるくらいに歓喜を味わった方がいても不思議ではない。
そして、その歓びを一番に表す言葉ってどんなだろう？？？
・・
・・・「勝って良かった！嬉しい！」かな？
・・・「やっと勝てた。今まで苦しかったなぁ」かな？
・・・「きっとこれからいい方向へ行けるよ。バンバン勝っていこう」かな？
・・
・・・あ．．．
・・・思いついた．．．
・・
・・
やはり開幕から今までの苦悩を考えると．．．
今日の勝利を一番明快に表現・ほとんどのライオンズファンに共通する歓びコメントとは．．．
・・
・・

「勝つって良いなぁ！」

・・
・・
・・・あなたが言ってどうすんの、ナベＱ渡辺監督！？！？

我が家で、私・妻・中１の長男、全員揃ってずっこけて大爆笑したナベＱさんの珍珍コメントでした。（笑）


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