とことこ話

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1年前のショックを完全払拭せねば!という思いで、大会初戦に臨んだ高3長男

2017年07月15日 | Family ■高校野球

野球部生活を続けてきた高3長男。最後の夏の大会(夏季選手権=夏の甲子園地方予選)を迎えました。
負ければ引退。それは長男だけでなく家族も理解はしていましたが、実際にそんな試合が近づくにつれ私は、緊張感は勿論ですがそれとは別の感情=惜別感というか一種寂寥感も沸いてきて。
初戦前日は、時間がすすむにつれて「自分の鼓動も聞こえる」レベルになって夜も余り寝られなかったという。(笑)
※保護者仲間で、自身が高校球児だった方が、「自分が選手の時も緊張はしていたけど、保護者の緊張は耐えられないレベルなんだと実感していますよ」と仰っていたのが印象深かったです


そして先日、息子野球部は初戦(二回戦)を迎えました。
平日でしたが、私を含め多くのお父様・お母様、そして大勢のOB保護者の方々も有休取得・仕事調整してスタンドへ集結。単身赴任先から遠路はるばる日帰りでこられた方まで。
その他、野球部以外の保護者の方を始め野球部OB(大学生)も誘い合って応援にかけつけてくれ。
長男にとっては特に1年上の先輩方=昨年夏に悔し涙を共有した先輩方が来て頂き、試合前にはグランドから見上げて暫し話してエールを貰い、試合中には一度も止む事がない大音声を送り続けてくれた事が一番に嬉しく励みになったようです。
この日は学校の授業もあったため、同級生の応援は「公欠扱い」を許された吹奏楽部のみでしたが、それは本当に心強く有り難かったです。
来る事が出来なかった大勢の同級生・親友たちからは、学校で・ラインで「応援に行ける三回戦へ絶対に勝ち進め!」という叱咤と願いを託されて臨む初戦となりました。


試合は。
勝ちました。勝てました。
・・・良かった
・・・本当に良かった

序盤に犠牲フライで1点を先制するものの、その後はチャンスを作れどあと一歩で得点に至らず残塁を繰り返し。
堅実な守備でなんとかその1点を守るという展開で、所謂「膠着状態」で試合が進みました。
・・・この時の緊張感。胃が痛い時間帯...
・・・リードしているとは言え、「次の1点を取った方に一気に流れが行くんだろうな」と思えて眩暈がしそうな時間帯...

そんな時間帯を経て。
終盤6回になって一気に打線爆発。絶妙なセーフティースクイズでの内野安打を含め3本のタイムリーで一気に試合の流れを掴みきる事が出来ました。

そして頑張るエースを守りで盛り立てる守備陣。試合を通して好プレーを継続できました。
特にセカンドを守る3年生が、序盤3イニング9つのアウトのうち5つのゴロ処理を堅実に行った事で、チーム全体に「地に足をつけてプレーする」雰囲気を創り上げてくれた効果は絶大でした。
※ちなみにチームの内野陣(捕手である長男を含む5人)は、中学野球部時代からのチームメイトで中学野球最後の大会で都大会進出・都ベスト16となった時と同じポジションを守っています。
そんな面では、選手以上に親(私と妻)にとっては馴染の顔ぶれの内野陣を3年前と比較したりして...それも感慨深いというか「3年を経て、みんな心身共に大人になったな」という思いもありました。


そんな固い守備陣を背負って投げるエースは、淡々と低めにボールを集める制球力を見せて冷静にイニングを消化し。
終盤に、外野手のお見合いツーベースをきっかけに招いたピンチで、タイムリーと内野ゴロの間の2失点をしましたが、それ以外は、無死1・3塁場面を三振&ダブルプレー(セカンドの職人的ダッシュ&反転スローファインプレーによるもの)などで無失点。
胸を張った姿勢の良いワインドアップからの本格派フォームとマウンド姿に頼り甲斐を感じて、スタンドに居る私も痺れました。


長男は。
打つ方では、ヒットは1本のみでしたが、それ以外でいずれも得点に繋がる送りバントを2つ、共に一球で決めてチーム貢献。失策での出塁時を含め、足を見せてチームに流れを呼び込む役割を担った格好でした。

守る方では、とにかくエースの良さを引き出そう・絶対に失点をしないぞという集中ぶりで。アウトローストレートを中心にテンポ良く試合をすすめ。
膠着状態の中盤で迎えた二死2・3塁のピンチでは、「5球連続変化球」を要求しての見逃し三振で切り抜ける等、エースと創り上げた絆・コミュニケーションの集大成を如何なく見せてくれました。


そして最終回の守りを迎えるにあたり。
ベンチは継投策を準備していたそうですが、長男が監督に「ストレートが凄く走っています。ストレートだけで押せるレベルです」「ランナーを一人でも許したら交代でいいので、それまでは続投させて下さい」と直訴したそうで。
・・・昨年夏のショッキングな逆転サヨナラ敗戦の経験から...
・・・昨年の敗戦後帰宅して、「監督に『エースの○○に続投・完投させよう』と思わせるように、最終回前に監督に言っておくべきだった」と泣いていた経験から...
※1年前のこの悪夢の試合後の、自宅での長男の後悔具合・号泣ぶりについては2016年7月15日ブログ「息子の「高2野球部の夏」が終わりました」をご覧ください


そんな昨年の敗戦を糧にしての勝利とするには、長男は「絶対にここは続投だ!」と思ったそうで、そのための監督への推薦・アピールコメントだったらしいですし...
・・・それは1年前に最終回途中から当時のエースをリリーフしてマウンドに立ち、抱えきれない程のショックを受けながら、それを反骨精神をもって練習をして1年後のこの日のマウンドに立った現エースのためにも必要と思ったそうです
・・・そして、同様にこの日スタンドから応援している昨年エース先輩にも見せねば・見て共感してもらわねばと思ったそうです。


ベンチ内でそんな経緯もあって迎えた最終回。
マウンドに立ったエースに対して長男は、

「全球ストレート勝負!」

でした。
この配球ぶりにスタンドからは「強気だね」「強気すぎる」という心配声も聞かれましたが、バッテリーとしては監督にああ言った以上は、「ストレートでねじ伏せるしかない」「ランナーを一人でも許したら交代だ」という状況だった訳で。
そして、エースはこんな場面に鬼気迫るマウンド姿、迫力のピッチングで応え。
長男もアウトローだけでなく高めも要求しまくり。
これこそがギアチェンジなのかなと思えたバッテリーの姿は、ある意味で「二人だけの世界」「昨年夏の悲劇を完全払拭するぞという意志が溢れる」ものでした。
・・・そして結果は...
・・・先頭打者を三球三振。二人目はファール一つを挟んで4球で三振。最後のバッターを一球で打ち取り、結局このイニングは全球ストレートに加え全球ストライク勝負という締めくくりとなりました。


長男の代の野球部。初戦を勝つ事が出来ました。
スタンドの保護者・先輩方も歓喜と感慨を味わったゲームセット時。お母様方は感涙というか号泣状態でもありました。
そして、挨拶で整列した選手たちの胸を張っての笑顔を見て素直に嬉しかったのですが。
・・・ショートを守るキャプテン(息子と同様に昨年もレギュラーで、悔しさを背負い込んだままだっただろうと思います)は顔を覆って泣いているし...
・・・エースと息子二人は、1年間抱え続けた悔しさをようやく払拭できたのかなという表情に見えて...

1年越しの思いはこの試合で見せるしかない、という野球部生活ラスト大会初戦。
勝利という結果は勿論嬉しくて仕方無かった訳ですが。
エースの完投劇という面等、気持ち部分でも「野球部生活集大成・インパクトのある試合だったな」という余韻が残った試合後でした。


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