とことこ話

思ったこと/気づいたこと テーマは決めず! ・・・・・・・ だけどほぼスポーツネタにいってしまいそう.....

「何だかなぁ・・」が尾を引きそうなゲーム

2009年12月16日 | スポーツ
  
NFL第14週のゲームから、昨日のBS-1で放映されたデンバー・ブロンコス@インディアナポリス・コルツについて簡単に。

コルツ、大記録達成です。
先週までレギュラーシーズン21連勝でNFLタイ記録だったコルツ、このブロンコス戦に28-16で勝って連勝を22に伸ばしました。NFL史上でも素晴らしい新記録樹立です。

レギュラーシーズン(=所謂プレーオフ等を除いたシーズン公式戦です)が、1年で16試合しかないNFLですので、1シーズン半近く、負けなしという事になります。
この16連勝中、延長(オーバータイム)等もう一歩で負けそう、というゲームも当然あった訳ですが、そこを踏ん張れるのは揺ぎ無い実力があってこそ。昨年、ダンジーヘッドコーチ勇退後の体制移行も混乱なくスムーズに行えた、と結果的には総括されるチーム成績です。


さて新記録樹立となったこの日のブロンコス戦について。

コルツはオフェンス・ディフェンス共に、記録へのプレッシャーも全く感じさせない見事な立ち上がりで開始わずか10分で2つのタッチダウンを決めるなど、第2Q中盤で21-0とリード。
ゲーム前に、個人的に「コルツを倒すとしたらブロンコスだろう」と思っていて、少なくとも好ゲーム・シーソーゲームを期待していた私としては、このコルツの圧倒的すぎる立ち上がりにちょっと拍子抜けしたのも事実でした。



しかしブロンコスに全く勝機がなかった訳ではありませんでした。

後半に入ったとたんにコルツオフェンスが全く進まなくなってしまいます。第3Q最初から第4Qにかけてのコルツの攻撃シリーズは、

「パント・インターセプト・パント・インターセプト・パント」

と、5シリーズ続けて無得点。
この間のブロンコスディフェンスは、コルツRBアダイのランに対してことごとくロスタックルを決め、パス攻撃に対しては強烈なプレッシャーをかけるという、前半とは見違える程の「Good Job!」でした。

ブロンコスとしてはそれに乗じて、オフェンスが一気に巻き返したいところ。
何とか第4Qに16-21と5点差まで追い上げるところまでは行きましたが、如何せん得点を上げるまでに時間がかかり過ぎ・・・
・・RBモレノのランは「ゲイン出来る確率(回数)」が低過ぎ!
・・パスも「レシーバーはたった一人しか居ないのか??」と思える位に、WRブランドン・マーシャル以外へは殆ど通せない!
と、いうところが、非常にもどかしいブロンコスの追い上げ劇でした。

そうこうしている間に「後半で只1度だけ目覚めた」コルツオフェンス(QBペイトン・マニング、RBジョセフ・アダイ、WRレジー・ウェイン3人が揃って短時間だけお目覚め)に、ゲーム残り2分で決定的なタッチダウンを奪われ16-28と引き離されてジ・エンドとなりました。



後半のコルツは万全と言うにはほど遠い内容でした。それでも勝ってしまうところは、やはり底力なのかなとも思いますが、それ以上にブロンコスが、自身の地区優勝を目指す事に加え「コルツ連勝記録樹立」のプレッシャーが大きくのしかかっていたのかもしれない...そう感じたゲームでした。



・・・ところで。
ブロンコスのWRマーシャル。このゲームで21回のパスキャッチ、これは1ゲーム中のキャッチ回数としてはNFL新記録だそうです。(これまでの記録はサンフランシスコ・49rs時代のテレル・オーウェンスの20回)

ブロンコスがこのゲームを通して感じていただろう「何だかなぁ・・・」というもどかしさは、このマーシャルの素晴らしい記録を勝利と共に祝えないという部分と相まって「疲労感漂う尾を引く敗戦」となってしまったように思うゲーム後でした。


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