とことこ話

思ったこと/気づいたこと テーマは決めず! ・・・・・・・ だけどほぼスポーツネタにいってしまいそう.....

自然体で闘いさえすれば・・・「これからイケルぞっ!」の確信も持てたヤフードームでした

2011年09月16日 | スポーツ

埼玉西武ライオンズ、福岡ソフトバンクとの「今シーズンのヤフードーム最終戦」は5-5で引き分け。
ファン(私)の正直な立場から言えば、試合前は「勝つか?負けるか?」しか想像していないので、引き分けという結果には「微妙なもの」があります。

特に、首位を悠々独走中のホークスと違って、「必死に必死に頑張って3位を狙う」という立場のライオンズにとっては、痛い引き分けと見られるのも当然かもしれません。
(・・・実際にスポーツニュースを見ていても、この試合の結論は「ホークス、価値ある引き分けに持ち込みました」的なものが殆どでしたしね...)



だけど、昨日のブログでもちょっと書いた「首の皮一枚で繋がっている」経験を、ここ1ヵ月続けているライオンズ(ファン)サイドから見れば、「今日も良く踏みとどまって『首の皮』残したなぁ!」というのが率直なところです。

・・・そりゃ、終盤7回まで1点リードしていたんだから、勝って欲しかったという気持ちと悔いは当然ありながら...
・・・ライオンズは序盤に5得点上げながら、試合後半の5回~9回までで、なんであとわずか1点が取れないの?というもどかしさもありながら...
・・
・・
でも...
・・
・・・初回にいきなり背負った4点のビハインドをあっさり跳ね返したところや...
・・・更に、過去に何度もあった、「信じられない逆転負け」や「サヨナラシーン」という「ヤフードームでの悪夢」という怖さをそれほど感じさせる事もなく引き分けに出来た事、そして(これは大きいと思うのですが)、

試合終了時に「ヤフードームのマウンド周辺でハイタッチ出来た事!」

に、ファンだけではなく選手達も、「これで今シーズンのヤフードームでのペナントレースの試合も終わったかぁ」「こんな福岡遠征の終わり方っていいなぁ」という余韻(・・・つまり明日への活力!)を、ちょっとは味わえたんじゃないかな....。



先発の菊池雄星くん、あっさり初回4失点。
でも「何かが起きる!何かを打線が起こせる!」という雰囲気がベンチにもスタンドにも漂うところが、ある種「神がかっている」とも思えます。

2回までに6安打も浴びたんだから、雄星くんが4失点したのは理解できるとして....
・・・2回までにパーフェクトに抑えられていたライオンズが突如3得点!・・・しかもわずか1安打で!
この3回の「獅子軍団突然3得点」って、具体的にどんな出塁推移だったかと言うと、

「ヒット→死球→四球→エラー→四球(押し出し)→犠牲フライ」

だった訳ですが、こんな形で3点を取られ1点差に迫られたら、そりゃホークス攻撃陣も調子狂っちゃうと思います。(・・・直後の3回裏のホークスは、前の打席スリーランホームランの松田くんが初球ゲッツーチェンジだったりなど...)

何だかこの3回を区切りに「気持ち的にリードしているかのような獅子」「一方では、リードしているのに、徐々にあせり気味になる鷹」みたいな雰囲気交代があったように見えて仕方ありません。



ちょっと余談ですが、個人的に身勝手な(獅子ファン的な)嗜好で言えば、私、松田くんがホームランを打った後のお約束のスタイル、「バットを両手で掲げたまま1塁へ走り続ける(・・・更にガム噛み直し始めてベンチを横目で睥睨する)」というセレブレーションが嫌い・・・。

おかわり中村くんがホームランを打った際の、「打球を目で追いつつ走るだけ」「その際に、フライアウトもホームランも変わらない表情」「凡フライもホームランも、前だけを見てトットコといつも通り走るだけ」という姿に、私、魅了されています。
シーズン40号に到達して、もしかしたら50号など、まだまだ量産しそうなおかわり中村くんではありますが、私にとってそのホームランシーンの一番の魅力は、「美しい弾道」と共に「勝ち誇らず・全く表情の変化も無い、自然体でのダイヤモンド一周」という部分が大きいなぁ...。



ちょっと話しが逸れましたが、昨日の試合。

それだけに!
一度逆転したライオンズ、7回に1点を失い引き分けになったのはいかにも残念なんですが...。
こんなに早く先発・雄星くんがマウンド降りちゃったら仕方ないかもなぁ....今のライオンズ中継ぎ投手陣とブルペン人員体制だったら、どこかの場面で追加の1失点はしちゃうわなぁ...
・・・とも感じる試合でした。


それだけに!
最終回。ライオンズにとって、サヨナラ負け雰囲気が漂うのが伝統になりかけているヤフードームで、よくぞ牧田くん冷静に抑えてくれました。
しかも一死から本多くんに出塁を許した後で、内川さんをサードゴロゲッツー・結果的に打者3人でチェンジという試合終了シーンは、翌日からの所沢での東北楽天戦に対して、勢い・弾みをつけると共に

「よっしゃ!こんな気持ちで闘っていきゃいいんだよなっ!」

という(チーム一丸での)共通認識・目標を与えてくれたんじゃないかな?



さて、明日から東北楽天との3連戦です。
昨日は、こっち(ソフトバンク vs 西武)が引き分けなら、あっち(オリックス vs 楽天)もそうなんだ・・・これで両チームとのゲーム差も3.5のままかぁ、と思った矢先に、オリックスがサヨナラ勝ち。単独3位となったオリックスとライオンズとのゲーム差は4と広がっちゃいました。

・・・サヨナラヒットの赤田くん、ちょいとばかり余計な事をしでかしてくれちゃって、全く!(笑)



明日からの西武ドームでの試合。
ただ、ひたすら「ひたむきにひたむきに」....

来週中旬には、「あれ、いつの間にか、俺たちこんな立ち位置にいるぞっ!」と思えるように、前へ!前へ!で頑張って参りましょう!


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