とことこ話

思ったこと/気づいたこと テーマは決めず! ・・・・・・・ だけどほぼスポーツネタにいってしまいそう.....

ライオンズクラシック...「頼り甲斐がいっぱい」のゲームでした

2012年07月01日 | スポーツ

埼玉西武ライオンズ vs 北海道日本ハム3連戦。
その第3戦を西武ドームで現地観戦して来ました。

日本ハム  003  000  000  0 = 3
埼玉西武  000  000  120  0 = 3

結果は、延長10回の末、3-3の引き分け。
引き分けの試合は「勝てなくて残念 or 負けなくて良かった」のいずれかの気持ちになるものですが、今日はその両方が入り混じった印象の試合後です。

でも、どちらかと言えば「良くぞ追いついた」という部分が強いかな。ライオンズの追い上げを含め、後半以降はファンとしてもスタンドで発散しまくる・盛り上がり続ける事が出来た試合だったので、そんな余韻が「清々しい」と言ったら大袈裟だけど、いい試合を見せてくれて感謝の気持ちが残ります。
それに、このカード2勝1分と無敗で行けた訳ですし、これが今後の長いシーズンでは重要だと思いました。
(・・・引き分けの場合のビジターチームの特権である「ゲームセット時に笑顔のハイタッチで盛り上がる」というシーンも、今日の日ハムに限っては殆ど無かったところに、そんなゲーム内容が表れていたと思います)
・・
・・・ただ...
・・・ただ一つだけ残念なのは、菊池雄星くんに勝ち星をつけられなかった事...

失点は杉谷くんの一振り、スリーランによる3失点だけ。結果的には勿体なさ過ぎる被弾でした。
マウンド姿を含め「白星に値するピッチングの菊池雄星くん」だっただけに、是非勝たせてあげたかったなぁ...。
それだけが心残り...。


そんな微妙な感想も入る試合後だった現地観戦の様子を、今日はダイジェストメモ風に。


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<試合前>
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■今日は、稲尾和久さんの永久欠番メモルアルゲームイベントデーでした
■グッズ売り場は長蛇の列。私たちは買いませんでしたが、凄い人混みでした
■ついでに、ブルーレジェンズのお姉さんたちも全員背番号24でした
■稲尾さん永久欠番に関する、野村さん(ノムさん)のビデオメッセージが良かったです。じーんとしました。
■ノムさんは、パで唯一の永久欠番だった鈴木啓示さんにも触れて、その永久欠番が近鉄球団と共に消滅してしまった事が残念で仕方ない・・・そして今回の稲尾さん永久欠番をパ・リーグの為にも!と仰っていました
■・・今日のこの日を「稲尾さんに生きているうちに見せたかった」と仰ったノムさんの背中が丸まっていて、本当に寂しそうでした...
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■そして試合前練習に待ち侘びたライオンズ選手たちが登場。全員背番号24なので、遠目には誰が誰だか見分けがつかない
■てっきりストッキングは全員クラシックスタイルに履くのかと思ったら、全員じゃなかったんですね
■そんなクラシックスタイル...「似合っている人・私の一押し!」は中島くんとヘルマンさんでした。おめでとう!(・・・何が??(笑))
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■試合前練習で、上本くんがキャッチャーしていてビックリ
■日ハム先発がウルフさんなので、てっきり今日のファーストスタメンは上本くんだと思っていたのに..浅村くんなんだ...
■ピッチャーに対して嫌らしく嫌らしく粘れるのは上本くんなのに...特にウルフさんはそれで心が乱されそうなタイプなのに...と、ちょっと残念でした
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■今日のスタメン発表もクラシック風。アナウンスは女性の方...所謂「ウグイス嬢」ですね。西武ドームで、ちょっと新鮮でした
■1人1人の発表の際に、ビジョンに打順を示す数字が大きく映されるのですが、その表示の仕方が、なんだかサンダーバードのオープニングみたいで格好良かったです。(・・・旧すぎて誰も分かっていただけないでしょうが(笑))
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■ブルペンの菊池雄星くん、プレーボールまであと30分になってから、おもむろにランニング・体操・柔軟ストレッチ・大玉ボールトレーニングを開始、これで間に合うのか??
■ピッチングもあっという間に終わらせて、試合前15分になったらベンチへ帰っていっちゃった...
■・・・試合直前練習、涌井くんよりも遅くて短いじゃん(驚)
■昨年までとは違う、菊池雄星くんのこのブルペン調整の方法...
■・・・これを余裕・ゆとりと見るか、それともガムシャラな姿勢皆無の頭デッカチと見るか....言い換えれば「吉と出るか・凶と出るか」が、怖かったです(・・・なので祈ってました...(笑))
■結果的には「大吉」と出た、菊池雄星くんのスタンバイ方法でした!
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<試合です>
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■初回の立ち上がり。菊池雄星くんは、先頭糸井さんにいきなりの3-0(スリーボールノーストライク)、いきなり不安感120%の西武ドームでしたが...
■・・・そこを凌いで糸井さんを三振。これで菊池雄星くん、走りまくるストレートを武器に、自ら雰囲気を作り出しました
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■2回の無死1・2塁のピンチは、なんとトリプルプレー(5-5-4-3)で切り抜けた菊池雄星くん...
■これは、バッターが俊足の陽くんだっただけに「有り得へんやろ!」というレベル。つまり...
■・・・サード・ヘルマンさんの前の「あそこに」「あのバウンドで」「あの速いスピードで」打球が転がるという偶然が全て重ならなければ、陽くんをトリプルに仕留める事は不可能なはず...
■・・そういった意味で「とんでもない運を見せてくれた」というか、「神様がえこひいきしてくれた」ようにも感じたこのシーンでした
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■3回に、杉谷くんにスリーランを浴びた菊池雄星くん
■二死走者なしから、飯山くんにフォアボールを与えたのはいただけません
■・・・この四球が悪かったわ...とは別に私が言わなくても、菊池雄星くんが一番悔しい思いをしている事でしょう
■こんな隙を見せないよう、次回また成長した姿で頼みますよ
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■4回以降の菊池雄星くんは、ホント素晴らしかった
■ほぼほぼ三者凡退に近い成績は勿論、それ以上に「全球ストライクに近い攻めるピッチング」「ストレートで真っ向勝負するという姿勢」などで、陽くんを空振り三振など、日ハム打線を力でねじ伏せる姿に、スタンドで舌を巻きました
■そして、7回も三者凡退で抑えた菊池雄星くん、この回でマウンドを降りると思って私、「雄星ーっ、素晴らしかったぞーっ!」と声をかけたら、更に8回も登板。凄いっ!
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■とにかく、経験が長い先発投手でも辛いはずの「無援護展開」を、これだけ伸びやかに・テンポ良く・真っ向から投げ続けた菊池雄星くん...ホント天晴れでした。
■次回登板、きっとあるでしょう。もしかしたら1週間後の楽天戦で釜田くんとの投げ合いになるかも、です
■・・・甲子園を騒がせた男同士の対決、後輩(・・・というか年下相手に投げるのは初めてかも、ですね)に負ける訳にはいきません
■しっかり調整して見ているファンが震えるマウンド姿をよろしくお願いしますね
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■打者陣、結果的にウルフさんを攻略できませんでした
■でも、内野ゴロの時の星秀和くんや、セーフティバントの大崎くんが、共にヘッドスライディングで1塁に生きたシーンなどを見ると...
■これだけ一生懸命・やれる事は全てやるという選手たちがスタメンに居るのは、何と言うか...誇らしいです!
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■3点ビハインドからの反撃の1点目は代打・カーターさんのタイムリーでした
■・・・昨日まで「何もせず打席に立っているだけ」で、ワイルドピッチで点が入ったり・四球をもらって満塁へとチャンスを広げたり、というオモロイ存在感を持つカーターさんなので...
■・・・「今日は振り逃げで出塁かな?」など失礼な事を夢想したりしていました。大変失礼しました(笑)
■しかし、カーターさんのキャラクタはいいですね
■タイムリー後の、気合いが入ったままの怖めの表情に喜びが溢れ返っていたり...チェンジ後にベンチから出てファンの声援に応える際も、気合い十分の姿だし...
■これこそムードメーカー、なんだろうな
■・・・しかも、自分自身へもムードを持ってくる・周囲を呼び込むという、無敵のムードメーカーなのかもしれない...
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■8回先頭の栗山くんのセンター方向へのゴロは、「そこは壁だよ、壁なんだよー」という田中賢介さんのところへ...
■そうしたら、予想通り広い守備を誇る田中賢介さんが回り込んで捕球、絶望していたら...
■・・・なんと1塁悪送球エラーだなんて!
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■ここで日ハムは、最近不調の増井くんが登場
■・・・この瞬間、私「よっしゃっ!」と声が出たのですが、周囲の数人の方々からも「よっしゃっ!」「よっしゃっ!」の声が聞こえました。皆、考える事は同じなんだ(笑)
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■そして、中島くんの、値千金の同点ツーランが飛び出しました
■この打席、変化球に全く合わない空振りを2つ見せた直後に、同じ変化球をどでかいホームラン...
■日ハムバッテリーからすれば「何でやねん?」といったところかもしれませんが...
■・・・これが「宇宙人ナカジ」なんだなぁ、と幸せな気持ちになりました
■とにかく中島くん、3試合連続のHR天晴れです。素晴らしい!ありがとう!
■しかもその全てが貴重なHRばかり
■これぞ「ザ・頼り甲斐」!これからもよろしく頼みます!
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■ライオンズ追いつきはしましたが、前日のように逆転までには至りませんでした
■しかし、追いついた後は、安定した姿・安心感抜群で引き分けに持ち込んだ印象が残ります
■その一番の理由は、リリーフの長田くん・涌井くんの2人が...
■・・鬼のような「ストライク先行・真っ向勝負」で日ハム打者陣を圧倒したから!
■そして、こんな2人の鬼ピッチングを生んだ背景には...間違いなく...
■・・・菊池雄星くんの「真っ向勝負・全球ストライクで挑む」姿があったに違いない!大きな刺激になったのは間違いない!と思いました


そういった面で、今日の菊池雄星くんは、ピッチング内容は勿論GOODでしたが。
それ以上に、

「ゲームメイクをする」
「試合の雰囲気をチームへ持ってくる」
「チームメイトへ大きな刺激を与える」

という事まで成し得たところが素晴らしかったと思います。
もしかしたら...
ライオンズクラシックだった今日7月1日は、菊池雄星くんが、

「頼り甲斐を感じるプロ野球選手への第一歩を踏み出した記念日」

となるかもしれません。(・・・なって欲しい!きっとなれる!)


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2 コメント

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ナカジが・・・ (レオ大好き)
2012-07-02 02:22:07
とことこ話さん、現地観戦お疲れ様でした。

本当に雄星くんを勝利投手にしてあげたかったですね~。
打率1割台の9番打者に四球は反省ですけど、内野安打後に3ランは、もったいなかったです!

でも8回3失点なので、良く頑張りました!
球速も150K出ましたし、次回の登板が楽しみです。

ナカジが3戦連発となる8号2ラン!で同点に追いついた時は、勝利を確信したのですが・・・
サヨナラのランナー熊代くんを送れず、併殺打になったのが非常に悔やまれます!

試合終了後、良川球審に抗議?するナカジが写されてました。
最後の打席で三振した際、2球続けてインコースの球をストライク判定された事を、問いかけていたのだと推測しました。
いつものニコニコ中島くんではなく、ブラックナカジでした~(ワイルドなナカジもカッコイイ!)
レオ大好きさん (とことこ話)
2012-07-02 15:19:39
こんにちは!ご返事が遅れてスミマセン。
とにかく菊池雄星くん、のびやかでしたね。
まだこれから先、いろんな壁にぶつかりつつ、という事はあるのでしょうが、いつも元気に明るく真っ向から打者に挑む姿だけは、常に続けて欲しいなぁと思った昨日でした。

中島くん。そうですか、試合後球審と話してたんですね。スタンドからは見えませんでした。
最近ゲームの中で、判定がぶれまくるケース(審判)が多いので、「これはちょっと言っとかんと」と思った中島くんだったんでしょうかね。

今日の東京ドームでの鷹の祭典から始まる対ホークス3試合。
苦手なチーム相手・苦手なヤフード-ムで、ここ数試合の「変貌ノリノリライオンズ」の勢いがどれだけ通じるものなのか?
・・・今後のシーズンを、どれだけ自信を持って戦えるか?・・・に直結しそうな3試合かもですね。
楽しく応援(&真剣にお祈り)しましょっ!

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