局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

あれこれ多忙

2018-04-28 22:37:52 | 日々の生活
木曜日 友人の都心の歯医者のところにクリーニングに行き、その後姑の施設で介護認定調査の立合い。一応つつがなく終わり、帰り道gap(GWイベントで半額)に寄って母と姑への母の日のプレゼントを選ぶ。洗濯機で洗えてサイズも豊富なファストファッションは介護老人向けである。
ついでに私も気軽に着られるニットワンピースなどを試着して購入。
エスカレーターに乗って駅へ向かっているときに、後ろからトントンと肩を叩かれる。
振り替えると人の良さそうなおばさまが
「あの…急に…ごめんなさい。上着が裏返し…みたいです…」
あんらまぁ、試着した時に羽織っていたカーディガンを裏返しに着てしまっていた。後ろ衿にタグがヒラヒラ、ポケットの裏がペロリン。
「すみません。教えてくださってありがとうございます。」と感謝の気持ちでお礼を言うと
「ごめんなさいね、私もよくやるの」となぜか真っ赤な顔をして去って行った。



金曜日、⛳ラウンドに。
風もなく多少雲もかかり、気温も20度付近という最高のゴルフ日和
スコア100切りまであと一つ

オンシーズンで、安いゴルフ場のため、詰め込む詰め込む 昼食時間も調整のためか1時間こえで、いつもより帰宅が遅れたが、そのあとに職場にいって月末仕事。
あー疲れた、今日は一人だからコンビニご飯にしようとセブンに寄ろうとしたら、接待つき会議で帰宅予定じゃなかったオットからよもやの帰る、飯食べるのLINE。
げっマジかと思いつつコンビニをスーパーに変更してとりあえずのステーキ肉買って帰宅。
困ったときは素材勝負



スコア更新記念にシャトーラグランジュ

そして今日、
朝からグリーンカレーを作り、タッパに入れて息子の家へ
孫2は次男らしいおおらかさで、よく飲み、よく眠る



とはいえ、孫1のストレス発散とお嫁ちゃんの負担軽減のために、息子と孫1を連れて都心へドライブ。
人でいっぱいの表参道に。
息子が行きたがってたアップルストアにいる間にクレヨンハウスで孫1のお守り。
その後デロンギの路面店でコーヒーメーカーを見に行く。
息子はレギュラー、エスプレッソ、カフェラテなどが一台でできるマシンがほしいらしい。
便利だけどさ、高いのにビックリする。孫1飽きてぐずるのをなだめて抱っこして車に戻って、クタクタになる。

ばあば任務もらくじゃない。

先週はさすがにピリピリしていたお嫁ちゃん。
先週末は息子も避難のつもりで家に孫1を連れてきたので遊んでやって、ここは堪えてM子ちゃんに優しくしてあげなよ。産後のダンナの態度の善し悪しは、その後一生引きずるよ、私も色々忘れがたいこと色々あるからねーと脅しをかけておいたのだが(オットが一瞬怯えた顔をした)、今日
「M子ちゃんはどう?まだピリピリしてる?」と聞いたら
「それがさぁ、今週はすげー優しいんだよ、気味が悪いくらい母性愛の固まりって感じ、ホルモンってコエエ」とのこと。

今年のGWは孫1お守り&娘入籍の大イベントの予定である。


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レースで女子力を触発される

2018-04-24 23:27:43 | 見る(映画 劇場 美術館など)
ここのところ孫1のお守り任務とか食べ物差し入れとかをムスコに頼まれて、土日はオットと遊んでやったり、二家族分のお惣菜を作ってムスコ家に持っていくなんてことをしていた。

最近は多くても三人分とかのおかずしか作らないので、配分に失敗して、ムスコ宅にはどっしりとしたミートローフをあげて、その残りのタネがしょぼいハンバーグ2個分しかなくて、それをたまたま帰ってきたムスメとオットと三人で分けたら 二人から「これだけ~?」「一杯のかけそばかよ~?」←知ってるあなたは昭和ビト、とブーイングを受けたりしていた。



図書館で紙芝居を読んでやったり



ありんこの通るところにはちみつをおいてみたり



鉄道模型の殿堂みたいなところにいったりもした。



結構自分も楽しんでいるジージである。

ワタシは10年ぶりくらいにマクドナルドのハンバーガーなどを食した。先日の夏日の炎天下で疲れを知らない孫1と公園で遊んで、疲れ果ててシミも増加した。

まあ楽しいっちゃ楽しいのですがね。

しかしっ だ。

こういう事ばかりしていると減るのは女度ですね ただでさえ減る一方なのに、外遊びに鉄道模型にファストフードじゃ壊滅状態になるではないか。

それにね、このところ衣料品で買うのはゴルフウエアばかりだったのである。ラウンド回数も増えて来たからウエアも欲しくなり、着てみると、なにしろ動きやすいし洗濯にも耐えるし夏は涼しく冬は暖かく機能的である。ラウンド以外でも普段着に着まわしたりもしている。
となると他の衣料を買わなくなっちゃったのである。

しかし、いくらジャックバニーだ、キャロウェイだと結構高いもの(もちろんアウトレットかセールだけど)買ってもですね、やはりスポーツウエア、そこはかとなく漂うのは週末のおじさん感。
ま、いいか 今更・・・ と思っていたのですが


このお誘いで目を開かれたワタクシ

YUMAMA奥様のされているレース展であった。ヨーロッパのボビンレースの会



こんな感じの編み方であの細かく繊細な模様を編み上げて行くのである。それにしても細かすぎる作業でありますね。

YUMAMAさんの作品はこれ



こんな衿のついたブラウスでも身にまとったら誰でも貴婦人にならざるを得ない。

しかもっだっ!(とワタシが威張ってどうする)

待ち合わせした銀座の会場に表れたYUMAMAさんは着物姿 しかも レースを染めつけた帯をお召しであった。





この帯の前の部分は前回の展示会で二人で清水の舞台から飛び降りたつもりで買ったベルギーのアンティークレースを使ったブローチに使われていたレースを染めたとのこと。

いや~~ん 素敵すぎるんですけどっ!

自分の作りたい模様で着物を染めるとかは着道楽の夢であったが、職人さんを探したり意匠を考えたりするのはいざとなるとめんどーだし、お金もかかるしと諦めてしまったが、こうやってここまで素敵な作品をみると一生に一度くらいはそういう贅沢もしてみたいもんだと思った。

そしてレースとかサテンとかリボンとか
繊細なもの、美しいもの、触ったり見たりしたりうっとりできるもの。やっぱり生活していく上で忘れちゃダメよね~とも。

女子力アップとは言わない せめて低下しないように気を付けなきゃね。



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名前で悩む

2018-04-18 23:55:50 | 家族あれこれ(犬も含めて)


とろけそうなジージである。

孫2ちゃん、孫1の生まれた時によく似ている。髪の毛黒々、顔が小さく、手足の指がすんなり長い。
違いはというと上の子がどっちかというと甘い顔立ちだけど、この子はもうちょっとさっぱりした男の子っぽい顔になるかもしれない。

ところで今、みんなで悩んでいるのは彼の命名である。
家族LINEでみんなで検討中

今時の読めないような漢字を使う名前は嫌だし、かといってあんまりありきたりなのもねーという名前、上の子は程よいところで着地して決まったのだが、今度はどうなるか?

上の子に聞いたら、
「トミカ」か「タイヤ」がいいとのこと



これは乗り物好きの影響だろうけど、実際着けたら弟に恨まれるよ、キミ(笑)
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生まれた

2018-04-17 00:14:50 | 家族あれこれ(犬も含めて)


4/16(月)孫2誕生
孫1に似た元気な♂
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重なる時は重なりまくる

2018-04-13 21:48:02 | 日々の生活
7日 誕生日だった。ちょうどワイン仲間と春の集まりがあったので、そこでお祝いしてもらえるなんてラッキーな展開となった。
よもやのバースイヤーヴィンテージのワインまで用意してもらった。(よく残ってたものです)

9日 お嫁ちゃんの健診の間、孫シッター

10日 孫ちん、入園式
三年前、この世に生まれてきた小さい赤ちゃんが、制服着て帽子かぶって入園式なんてね 時間のたつのは早い こういう時に声をかけてぐれる息子夫婦にも感謝だね。
昨今の入園式はお父さんはもちろんジジババ連れも珍しくはなかったが、ババの中では私が一番若く見えたであろう。事実だから仕方ない(鼻息)
帰宅してからこの日の家族のご飯を速攻で作る(飲み会にそなえ)
夜は地元のゴルフ仲間と予約のとれないイタリアンでディナー
みんなは二次会に行ったが、私は次の朝早いので早めに帰宅

11日 Nちゃん主催のゴルフコンペ@千葉

ゴルフスクールの先生が、あそこは難しいよねーという玄人好みの難コースらしいが、4回目のこの日はさすがに馴れて、前半は今までで一番いいペースだったが、後半…
息子から電話が…
「なんかさ、出産早まりそうなんだ。今病院行ってるんだけど、おかん今どこ?来られる?」
おかんは動揺のあまり、セカンドショットをシャンクしてバンカーにぶちこみ4回叩いたのであった。
しかも、千葉の山奥で帰るに帰れず、気が気じゃないが、パーティーまでノンアルコールで出て、帰宅して10分で一泊の用意して車に飛び乗り息子の家に一泊

12日 お嫁ちゃん、根性で孫2を週明けまでお腹に留めることにしたとのこと。
この日は孫ちんの入園式後初通園 幼稚園のバス停まで送り、駆けつけてきたお嫁ちゃんの実家のお母さんにバトンタッチ
さすがにこの日は帰宅してからへたりこむが、この日の夕飯と息子宅への差し入れご飯を仕込む

13日 仕事にいって来週分まで済ませ、また泊まりの用意して息子宅に。
あちらのお母さんは明日法事とのこと(やはり色々重なってる模様)
息子は4月付けで転勤になったため今日が歓迎会とのこと。さすがに歓迎される本人がパスするわけにもいかず、もし産気づいたら大変なので私も待機中
明日も孫2をもうちょっとお腹に留めるために息子宅でシッター&ハウスキーパーの予定

、とまぁ目まぐるしい一週間であった。
そして更に重なる時は重なって、明後日はアメリカから従兄弟が帰国。うちの両親に何十年かぶりに会いたいというので、それにつきあい、月末には娘のお相手も一時帰国、入籍もするらしい。

そうこうしているうちに、姑のケアマネから連絡があり、介護認定の見直しがあるから立ち会ってほしいとか💦

まったくもうちょっとは予定がバラけてもいいんじゃないかと思うが、まぁおめでたいこと、楽しみなことが多そうなので、ここは頑張ろうと自分にカツをいれているところ。

しかし、体が3つくらいほしいよ、まったくさ。

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久々文化活動の日

2018-04-07 00:04:40 | 着る


この前の日曜日はまだ桜も残っていた。



オットに車で送ってもらい、





こちらの施設へ
毎年お手伝いしている、着物の会OG有志による邦楽(日舞、三味線、長唄、笛)会。
今年で10回目。
最初はお茶室のある小さな施設で簡単なお茶会と発表会から始まった。それが年々、お姉さま方は研鑽をつみ、観客は増え、施設はだんだん大人数収容の箱を借りるようになり、今回はここ。500人収容でほぼいっぱいであった。
ここを能楽以外の目的で貸し出すのは初めてとのこと。

プロの能楽師さんたちも舞台に一緒に演じてくださるという会になった。



舞台に出る小さな出入口 切戸口。ここから能舞台に出て出演者とスタッフと記念写真を撮った。
能舞台に足を踏み入れたのは初めてだった。



久しぶりにワタシも着物を着て

朝、集まって、プログラムやチラシなどのセット、お客様案内の打ち合わせ、スタッフへ着付け、受付のしつらえやお返しの品などの配備



ワタシの作品 一年ぶりだったが案外忘れないものですね。 



お弁当食べて

お客様を迎えて切符をもぎり、プログラムを渡して 招待客は座席までご案内。

本番が始まったら後ろの方で観られたけれど、半日動き回って気を遣ってたので疲れがでて多少夢の世界に。

しかし、客席はほとんどが埋まり、普段この施設を使っている能楽師さんが
「私たちの会もいつもこんなにお客様がいればいいのに」などと自虐的ジョークが飛び出たくらい。

大曲もみなさん素晴らしくこなす。
毎年この規模の会を催して人前で発表する作品を作り上げるのは大変なことだと思う。ワタシよりみんな10歳以上年上のお姉さん方だけど、その静かなエネルギーは素晴らしいと思う。

        ☆ ☆ ☆

このところ、このブログをなぜか読んでくれる人が増えてみたいで、それも昔の記事から読んでくれているみたいで、アクセスの記録をみるとが10年ほど前の記事が出てくるんだけれど、その頃の自分って着物だ、歌舞伎だ、源氏物語だって文化的趣味の世界にひたっているのね。

5年前に10年続けた着物の会を辞めて、ちょうど同じ時期に この邦楽の会とゴルフに誘われて、邦楽会はお手伝いだけに参加して ゴルフを始めてワインスクールにも通いだした。今思うとそこってある意味分かれ道だった気がする。

ワタシのことだからどっちに行っても楽しめたかもしれないけど、体育系と飲み系の友達が増えたので人生はよりバラエティ豊かになったってことかもね。
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天然@プロ野球

2018-04-01 23:16:45 | 日々の生活
自分から「ワタシって天然なの~」とアピールする女はたいていの場合好きなタイプではない。

若いうちならまだしも、いい歳こいてそれで許されようってのはみっともないではないか。

それに「あなた(きみ)って天然よね」ってのはオブラードに包んだ 「おめえバカかよ」ってことだと思うよ。
例えばThe天然て感じの代表と言えば某首相夫人ですよね(小声)自分の影響を考えろっつーのよ

とは言うものの、ことスポーツ関連 ことに野球に関すること、まことにワタシは天然発現が多いらしい(byオット)

何しろ関心はないし、贔屓の球団もないし、ここ20年あまりペナントレース(でいいんだっけ?普段やるゲーム)なぞTV中継も見ていない。
日本シリーズだけはたまに見るくらい(オットが見るから)
もともとスポーツ観戦で熱中できるキャラじゃないみたいで、ムスコがやってるスポーツ(競技人口が少ない)で日本代表になり、世界戦に出た時も無関心であった(ムスコよすまん)

例外はゴルフで、自分がやりはじめてから見ると面白くなった。

それまではバーディ?それって美味しいの?状態だったけど、「ミドルホールで2オンして1パットで入れる」なんてのがどんなにすごいかってことが、「3打めでアプローチしたのがトップしてグリーンを横切ってバンカーに入って、二打目でやっと出て しかも3パット」なんてことを繰り返している我がプレイと比較するとわかったのである。

やってみて初めてわかるプロの偉大さってやつね。
野球もサッカーもやったことないからイマイチそのプロのすごさがわからんわ、この先もやらないだろうから一生わからないで終わりそうである。


と前置きは長くなったが、
そこまで興味もない野球だから、スポーツ観戦(野球も含む)好きなオットから見ると
「お前それ言うなよ よそで」と言う発言が色々多いワタクシ

「え? 阪神ってパリーグに入ったの?」
「なんでだよ セリーグだよ」
「そうなんだ じゃ楽天ってセリーグに変わったんだ」
「おまえなあ 交流戦やってんだよ」バカバカしいので以下略

など

選手の顔と名前もまるで一致しないし、どの球団の人かわからないので天然(バカ)発言記録は差し控えるくらいトンチンカン。

そしてつい最近もやっちまった。

「ねえねえ どうして二つも広島に球団ができるの? 需要あるの? 」
「え? 何いってんだ?」
「だって カープカープって地元の熱狂すごいみたいじゃん。チケットも買えないらしいからあともう一つできたらファンが分散してちょうどいいのかなあ」
「だから おまえ、何いってんだ?」
「だって日ハムが北広島に移転ってネットニュースで書いてあったよ」
「お前 バカかよ 日ハムが広島に行くわけないだろうが 北広島って北海道なんだよっ!」

〇〇銀座とかと同じように広島も色んな地方にあるんだろうか、紛らわしいたってないよねえ
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さくらにまつわる記憶 もう一つ

2018-04-01 22:50:33 | 記憶の箱
土曜日、ムスコの幼稚園の時の母友と朝ラインをしていた。ワタシのパート先のブラック会社でずっと正社員をしていたが、一昨年辞めた女性。
16年前にご主人を癌でなくし、母子家庭でがんばって子供たちを一人前にした女性である。
ご主人は the B型といった感じのマイペースだけど、面倒見がよくてダンディで子煩悩なよきパパだった。

ワタシは土曜日は断捨離デイで衣替えだの部屋の掃除だのする予定だったのだが、夕方からお互い時間があったので、久しぶりに会おうかって話になった。
場所は亡きパパと住んでいた駅のパパが好きだったスナック。
ワタシもオットも一緒に四人で飲んだこともあるし、ランチタイムに子供たちも連れて行ったこともある。

先についた彼女から
「もう、駅についたとたんに色々フラッシュバックで涙出るよ」とライン
「そんなところで泣くな! いま行くからさ」とワタシ

彼女の子供たちとの小学校パパ友でもあるマスターが
「久しぶりだねえ」と出迎えてくれた。

時間より前に開けてくれたので三人でしゃべっていた。

彼はいわゆる見える人。小さい時からいわゆる霊感が強くて、色々なものが見えたり聞こえたりする人らしい。









たまにはこんなカジュアルワイン飲みながらってのも気軽でいいもんですね。何食べても平均以上においしくて安い。

途中、犬の散歩の途中のムスメが

「Mちゃんママがいるならちょっと寄るね」と犬をスナックの脇につないて参加。

電車で帰宅途中のオットが

「Mちゃんママと一緒なら俺も寄るよ」と家にご飯があるよと言ったけど、参加。

ちょっと早めの酒盛りをしていたら、ドアが開いて、下がっているドアベルがチリンとなる気配がした。

「ん?」誰 と思ったが誰も入ってこない。風かもねとスルーしてまたも話していると

「明日パパの命日なんだ」と友人

「あ、そうだったよね、ホスピスに桜が満開だった」とワタシ

「お葬式の会場も桜があったよね。花びらが舞ってたの覚えてる」とムスメ

「Mちゃん一家とキャンプに行ったことあったなあ 福井の海岸だったな」とオット

「ワタシ、小学校入試の時に、。Mちゃんパパに車で送ってもらったんだよね」とムスメ

そうだった・・・ 11月1日の午前中に第一志望校、午後に滑り止めと、急げばギリギリ二校とも受けられるスケジュールとなったムスメ
「そんなことなら俺が送るよ」と運転の腕に覚えがあるパパが、都心の抜け道を駆使してムスメとワタシを送り届けてくれたのだった。

「受かった時も自分ちの子みたいに喜んでくれたよね」

「家の車買い替える時も、ついてきてくれたよね」

「そうそう、自分が買い替えるみたいにねえ、好きだったからね、車」

「自分の大きい車にみんな載せて色々遊びに連れてってくれたよね、なんだったっけ?あの車」と言うと

「エスティマ!」と料理を作りながらのマスターが加わる

図らずもパパの思い出を語る会になった飲み会。16年もたっていると泣き虫な彼女も話しながら涙ぐむほどじゃなく、ひたすら懐かしそうに話していた。

マスターが
「Kさん いるみたいだよ、ほらさっきのドア」と・・・w

「やだ~」などと笑っていたが、解散してうちに帰ってからの彼女からのライン

「局ちゃん、今日は〇ちゃん(ムスメ)も〇〇さん(オット)も一緒にパパの話をしてくれてありがとう。ホント楽しかった。
パパも一緒に飲みたかったんだね。途中でドアが開いたのは絶対パパです」

桜の樹の下には屍体が埋まつてゐる! と日本の作家は言った。



ワタシは桜吹雪と一緒に死者の魂が地上に舞い降りてくる気がする。
J子さんを思い出したのも、パパを思い出したのも然り…

死者は私たちが思い出す度に死者の国で目覚める、と、ベルギーの劇作家も言った。

パパに「彼女はまっとうに真面目に生きてますよ。色々大変な時もあったけど、みんなに心配されて好かれてるから心配しないでね」と告げてあげよう。
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