局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

里帰り~娘の振袖選び

2006-07-31 20:43:32 | 着る
実家に帰った二つ目の目的は、娘の振袖の用意をするためである。
再来年に成人式を控えた娘のところにはどこで調べるのか呉服屋からのダイレクトメールが何通も舞い込む。一応見てから捨てているが、全国チェーンのYやSなどの着物は、パンフレットを見るたびに悲しくなってくる。好きな人には失礼だけど、私はどうも趣味じゃない。とくにSのディスニープリンセス振袖 着物と帯で100万くらいのお値段なんだけど・・・ くれるといっても娘には着せたくない。
呉服業界も売れなくて大変なんだろうけど あんまりあざとい商売はして欲しくない。もっと古典的な柄や色で美しいものを作ればいいのに。それがいいという若い子たちも多いと思うのに。

娘とそういうパンフを見ながら 「振袖どうする? 私のがあるんだけど見に行く? 昔の物の方が私は好きだけど」と言ったら見に行きたいとのこと。
母に頼んでおいて 私が着た振袖類を出してもらっておいた。着物と帯と何組かを広げると座敷が華やかに彩られる。着物っていいなあ・・・
これは OOの時の着物、これは××の時に着た着物。。。 その時着付けてくれた人や、それを着た私を見て嬉しそうにしていた亡くなった祖父母の顔。着付けがきつくて苦しかったことや晴れがましかったこと。着物にまつわる思い出というのは はっきり色づいて蘇るのはどうしてだろう?

そして 家の娘が選んだのは、なんと50年近く前に母が結婚式に着たという振袖だった。写真は私が適当に彼女に着物だけ洋服の上から着付け、帯をペイントソフトで落書きしたものだが、それを着て嬉しくてポーズを決めているアホ娘である。

着物は縮緬地に友禅模様で松竹梅が描かれ、金糸や刺繍がふんだんに使われている豪華なものだった。当時、京都で母の父が娘の結婚式のために染めさせたものらしい。長襦袢は真紅の綸子で絞りが入っているといった凝ったもの。帯は全通の丸帯で、ものすごい厚みのあるもの。つづれの上に裏表に刺繍がびっしりしてあり、これじゃ結ぶのが怖いよ~というより、私の着付けの技術じゃ無理(今時の経験の少ない美容師でもおそらく無理)というような代物であった。

大事にとってはあったらしいが、さすがに薄い染みが数箇所とんでいるし、裄も短いので、着物の方は、洗い張りに出して、仕立て直すことにした。帯も丸帯を表裏をひっぺがして二本にできるかどうか呉服屋に相談してみることにした。多少お金もかかるだろうが、新品を買うよりははるかに安上がりであろう。(あ~助かった)
それにしても、着物というのはなんて不思議な衣服だろうか。半世紀も前のものが祖母から孫娘に受け継ぐことができるなんて・・・
着物も帯もデザイン的には全然古臭くない。むしろ 松の葉の重なりの構図や色使いはとても斬新である。
着るものに、とてもとてもこだわる娘も とても満足そうだった。
日曜日の午後 女三代で 細雪ごっこをして 東京の我が家に車で帰った。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里帰り~ビーズ展

2006-07-30 20:23:49 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨日の朝から娘と実家に帰った。夫と息子はこちらで用があるというので男組に家をまかせ、犬もつれて高速にのってから約1時間。
今回は 友人のビーズ織の作家の展示会と、再来年に成人式を迎える娘の振袖の相談である。

写真は 友人のデザインしたタペストリーだ。
彼女は図柄からデザインして、トレーシングし、ビーズ用の方眼紙にそれを起こし色を塗って型紙を作り、それを織り上げるという作業を全部一人でオリジナルでやっている。そして生徒が作れそうなものは、キットにして自分の教室で教えている。
これはビーズの織機の横に300個、縦に600個くらいでできる作品だそうだ。 ってことは300×600=180000 くらいのビーズを一つ一つ針でひろって 横糸の間に通しながら、織り上げたということである。毎日数時間やって3ヶ月はかかるという話だ。
すごすぎる・・・ 
タペストリーの他 ビーズ生地をバッグにしたもの 小物ではアクセサリー類なども展示販売していたが、どれもオリジナリティーあふれた素晴らしいものだった。私はビーズや貴石で作ったアクセサリー類が結構好きで 展示会などよく行くが、彼女の色使いが今までで私が見た中で一番センスがよいように思った。バッグ類はお願いすると 10万以上の値段になるとか(それは手間を思えば無理がないと思う)
私は、そんな大物はとても買えないので、友達値段で名刺入れを頼んできた。ブランド物の名詞入れってどこのもつまらないし、なかなか気に入ったのが見つからなかったのでできあがりがとても楽しみだ。

確か彼女は美術系の専門の学校を卒業したわけではなかった。結婚し、子供を三人育てながら 最初は趣味から入って勉強を重ね、色々試行錯誤の末、自分のオリジナルな物を作り出し、お弟子さんも持つようになっていった人だ。元々センスもいいし、根気も続く人だったんだろう。昔なじみの友人が活躍しているのも嬉しいし、その作品を見て感嘆のため息をつけたことがとても嬉しかった。ただ、肩こりがすごくて整体が欠かせないのよ~っていうのはお気の毒。無理ないと思う。今度バンテリンパップでも差し入れしてあげよう。






コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

待ち合わせ vol.2 (出会い系?)

2006-07-28 23:21:39 | Weblog
昨日の自分のブログを読み返し、(少々反省しつつ) タイトルの「待ち合わせ」から、ある出来事を思い出してしまった。

確か 5,6年前になると思う。だいぶ世の中にインターネットが行き渡り、出会い系という言葉と、それにまつわる事件などが新聞をにぎわし始めた頃だったと思う。

季節は3月くらい、冬はそろそろ終わり、南の方から桜の便りも聞こえてくるかなと言う頃であった。小春日和の日、私はちょっと郊外の駅の行きつけの店で趣味の絵付けやトールペイントのグッズや、「ヨーロッパの名窯」 というマイセンやヘレンドの華麗な絵付けの本を買い求め、まだ夕飯の用意には余裕があるなあ という昼下がり、あるデパートの裏手にあるスタバのオープンカフェで 一人コーヒーでも飲んでから家路につこうとしていたのである。
平日の昼間の静かな時間、オープンカフェのスペースには 私とあと一人30代半ばくらいの女性しかいなかった。地味目なスーツをきてセミロングの髪のおとなしそうな普通の主婦っぽい女性だった。(便宜上 Mとする)
私がそろそろ席をたとうという瞬間、彼女の携帯がなった。( )内私の心の声

M:はい マキマキです もうスタバにいます (声デカイなあ それにマキマキって何?)
M:はい、あっ わかりました。あ、ちょっと・・・ 私の服装ですか? ええと ー説明ー (初対面の人と待ち合わせしてるわけね)レイさんはどんな感じの服ですか?

(ちょっと面白そうだから もうちょっとここに居よう と  マキマキとレイって何か普通じゃないし面白そうなものが見られるかも)

程なく レイ登場 (こ、これかい・・・ レイというよりジョンイルと言うほうがマッチするのでは)
しかし、マキマキは恥ずかしそうに、しかしうれしそうにレイを迎える。(以下レイをRとする)レイはマキマキより余裕っぽく マキマキの全身を嘗め回し視線で見る。私は 広げた「ヨーロッパの名窯」を読む振りしつつ彼らを斜めに盗み見し、耳は当然ダンボである。

R:はじめまして マキちゃんか~ 思ってたよりきれいだね~ (こいつも声でかい しかも一言目からこれかよ) ちょっとコーヒー買ってくるね。
 
この時点で 私独自の ダメ男カウンターの数字はかなり上昇の気配を見せていた。
その後席に戻ったRは、かなり自分一人でしゃべりまくっていた。合間合間に 掲示板とかチャットとかというインターネット関係の用語が頻繁に出てくることから、この二人はパソコンを通じて知り合い、今日初めて実際に会ったところだと私は確信した。(こうなったら もうちょっと見届けてからじゃないきゃ 帰れないじゃん)

そして Rは自分の仕事、何かの営業系だが 成績がすご~くいいこと、事務所の所長だかなんだかに自分がすご~く買われていることを自慢し始めた。(そんな有能な営業マンが昼間っから人妻と待ち合わせするんかいな)
ダメ男カウンター更に上昇

そして、Rは 多分自分達の出入りしているらしいHpだか掲示板だかの主催者らしい男(名前はさすがに忘却)の悪口を語りはじめた。色々知ったかぶりだの 女性の誰々とできているらしい とか 言いたい放題である。マキマキは結構ショックらしく 「そうなんですか~」 とか 「信じられない~」とか言いながらも素直に彼の話の聞き役に徹している。
カウンター更に更に上昇・・・

そして、そしてである。あろうことか、レイはマキマキを口説きはじめた模様だったのである。さすがに声は低く聞き取りにくく(笑)なったが、うつむくマキマキを覗き込むレイ。完全に私は 「ヨーロッパの名窯」 から視線がずれていたはずである。
(まったく昼間から口説くなよ それもスタバで! しかも割り勘で! マキマキ~、こんな男についてっちゃダメだから!、あなたには真面目な夫と可愛い子供もいるでしょうに、、、知らんけど) 
ダメ男カウンターはチェルノブイリ事故後のガイガーカウンターのように振り切らんばかりである。

しかし、私の祈りもむなしく、マキマキはレイと一緒に立ち上がり 一緒に店を出て行ってしまったのである。レイの手はマキマキの腰に添えられていた。(ばか~ マキマキ・・・・)

気がつけば夕闇はせまり、あたりはずいぶん寒くなっていった。私は 力なく立ち上がって家路についた。身体が冷え切っていてくしゃみが出てぞくぞくした。
この話をその後友人にすると 異口同音に 「なんで 二人の後をつけていかなかったんだよ」 と 責められた。私だってそこまで物好きではない。(この時点で十分物好きだけど)

その後 私はひどい風邪をひいた。こうしてみると一番バカだったのは私かもしれない。
今でもそこのスタバに行くと レイとマキマキを思い出してしまう。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

待ち合わせ

2006-07-27 17:34:46 | 食べる
今日は夫の仕事上の知り合いとお昼を食べた。
70代前半のご婦人だが、問い合わせ等で家に電話が何度かかかり、夫の留守に私が間にたっているうちに なんとなく親しくなってしまった方である。私自身とは今まで面識はなかった。

そのうち ぜひお会いしましょうと 何度か言われ リップサービスだと思って愛想よくしていたが、真剣に予定を聞かれ、断りきれないでいるうちに 場所と時間を指定されて お昼をご一緒することになったのだ。
はっきり言って 60代 70代のジジババは私の守備範囲である(笑) 実家に祖父母がいて、その兄弟姉妹などの一族郎党が出入りする家庭に育ったので 自然とジジババと接し慣れているので お互い安心感が生ずるのであろう。
同年代女性と一緒に温泉なんぞに行ってみても ジジババから最初にコンタクトをとられるのは 必ず私である。まあそれはそれでかまわないが、どうせなら 若い男の一人にでもコンタクトをとられてもいいではないか。

で、なかなか素敵なレストランでランチをご馳走になった。イタリアンと和食を融合させたテイストの店で、取り寄せという有機野菜もおいしかったし、もろ味味噌のソースで食べる ヒレステーキもとても柔らかで焼き加減もちょうどよかった。従業員の人たちもとても行き届いたサービスで もう一度行きたいお店だった。
帰りに 専門店のショップを通りかかった時には これがお似合いよ~ と 言われて 夏用のストールまでいただいてしまった。(散々断ったのに)
二人で個室で二時間あまり過ごしたけれど、彼女が話し役、私が聞き役が殆どだった。立派なご主人を持ち 娘二人もそれぞれいい所に嫁がせ、孫たちも優秀と 今のところ絵に描いたような幸せな人生らしい、まあ そういうのって聞かされる側は 自慢される と 言うのかもしれない。 でも、この手の結果的に自慢になっちゃう系のおばさま話は けして嫌いではない。日本の高度成長を担ったご主人を内助の功で支え、善良に過ごした結果であれば、幸せ結構、自慢結構と讃え、幸せオーラの一つももらうのもいいものだ。自虐的な不幸話や愚痴を聞くより後の疲労度は少ない。

一つ暴露話をしちゃおう。今日の方とは 夫は面識があるが、私は顔を見たことがない。ホテルのロビーで待ち合わせをしたのだが、ご本人からは 「私はチビでコロコロしたおばあさんですよ」 との情報は得ていた。夫にも 「ねえ Tさんってどんな感じ?誰か似ている人っている?」と聞いておいたら、まったく真顔で まったく悪意なく夫が言うには 「う~~ん 似ている有名人はいないなあ 強いて似てるって言えば ワニかな」とのこと
小さくて コロコロしたおばあさんのワニ・・・
そして、私は 結構広いロビーに着いた直後 一発でTさんを見つけてしまった。

Tさん! 散々ご馳走になり、頂き物もしながら、ごめんなさい ごめんなさい


コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一反木綿

2006-07-26 18:54:26 | Weblog
合宿帰りの息子の洗濯物を干していたら、妙な物を発見した。
洗濯機に入れる時は、普通のスポーツタオルか バスタオルだと思っていたのに、干そうと思って広げてびっくり。

一反木綿ではないか(苦笑)

これ どうしたの? と 聞いたら ヴィレッジヴァンガードhttp://www.village-v.co.jp/で購入したとか・・・普通のタオルだと 合宿所や部室の洗濯機だと なくなりやすいんだそうだ。
確かにこれを持っていったり、間違えたりするやつはいないだろうけど。試合の合間に これで汗を拭いたりしてたら戦意が喪失してしまいそうだけど。
物好きな奴~ 生意気言うくせに、いつまでも ガキなんだから。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

合鍵

2006-07-25 21:26:17 | 家族あれこれ(犬も含めて)
息子が 山のような洗濯物とともに千葉でやっていた合宿から帰ってきた。彼はちょっと特殊なスポーツをやっている。あいにくの天気だったが、一応練習メニューをこなして 来月の大会に備えるらしい。
帰ってきた時は私はすでに寝ていたのだが、濡れた芝にスライディングして 芝負けしたとか言って かぶれたお尻を見せられて 「薬は何を塗ればいいの?」 と 聞かれた。
「リンデロンVG!」 と 一言言ってまた寝た。

朝起きたら 玄関の鍵置き場に、見慣れないプーさんのキーホルダーについた 鍵が置いてあった。
起きてきた息子に 「これ 何の鍵?」 って聞いたら 「ああOO子の家の鍵。 ないと不便だから作っといた」 だそうだ
OO子は言うまでもなく、彼のガールフレンドであり、地方から出てきて大学のそばで一人暮らしをしている。なんだか 電子ロックとかで 家の鍵より上等そうである。
彼女は家にも遊びに来たこともあり、可愛くて良い子だとは思う。それにしても、そこまで 開き直られて 私はなめられているのだろうか・・・

この前の中学の同窓会の時、同じような年頃の子供たちをもつ友人たちで 結構その手の話題で盛り上がった。やはり男の子の母で 息子の下宿先に突然行ったら、ストッキングが干してあったとか。「これ誰の?」と聞いたところ「彼女のに決まってんだろ」 と やはり開き直られたらしい。 「まあ、しょうがないんだけどね~ 」 と 嘆く彼女は 「まあ 自分で履いたりかぶったりしてるより いいんじゃないの」 と 変な慰められ方をしていた。
また、もう一人の母親は やはり息子の下宿先で 髪に巻くカーラーを何個か見つけたそうだ。「これ誰の?」と同じように聞いたところ その息子は 「俺が巻くんだよ」 と 言うので 「じゃ やってみせて って 言ったら できないんだよ~」 と 笑っていた。少しは隠そうとしたらしい。
その時に話に出たことは 最近の子供たち(大学生くらい)は そういう関係(下宿に行ったりお泊りしたり)と言うのを親に隠さないんだね~ と 言うことである。我々の頃は 隠したじゃあありませんか とも。
そう言えば 家に泊るといって彼と旅行に行った親友に随分アリバイを頼まれたものであった。そこの家の母親から電話がかかってきて 「今、お風呂に入ってます」とか 見え見えの言い訳をしたりして・・・
私の母親は 根がド真面目なので まるで 娘の行動に疑いは持たなかった。却って 多少遊び人の父親の方に、娘のうそは見破られていたような気がする。
まあ 隠すか隠さないか で やってる事は同じなんだけれど(笑)

でも、やはり これが娘だったら複雑な心境になると思うし、開き直って外泊だ、午前様だ に なったら 一文句いってしまいそうだ。結局、我が家はWスタンダードになるんだろうなあ・・・OO子の家は把握しているんだろうか・・・

娘は プーさんのキーホルダーを見て 「私、OO子さんと趣味合わないと思うんだよね、プーさんってどうよ?」と 変な心配をしていた。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浴衣を衝動買い

2006-07-24 20:14:09 | 着る
全国的に梅雨があけないみたい。
これで晴れればまた嫌になるほど急に暑くなるのだろうけど、なんだかこの頃は夏の太陽が恋しい。九州の方では 土砂崩れとか洪水とか巨岩が家の中まで転がってくるような危険な状態なのに 繰り返し 欽ちゃん球団存続のニュースをやってる場合じゃないだろ(しつこく言っちゃう)

今年はなんとなく夏のセールを見逃してしまった。これからファッションビルやファミリーセールがあるのだろうけれど、主要なデパートは、もうとっくに終わって秋物がぞくぞく入っているみたいだ。昔は今頃がセール開始でちょうどよかったのに、ちょうどその季節に着たいものがもうないという却って不便な状況になっていると思う。季節を先どればいいってもんじゃないと思うんだけどな~ まだこれから夏物が欲しいのに。

そんなことを考えながらも ジムに行くときのTシャツの1枚でも買おうかな~ とか思いながら仕事帰りに駅のファッションビルをのぞいていた。そこには、000屋という着物のリサイクルショップも入っている。新品も売っていて 今日から浴衣の30%offというポスターに引かれて 足はそちらに。新品は私の嫌いなカラー浴衣が主だし、ワンサイズだから大きすぎると思い、半分諦めかけたとき、棚のすみの色が私の目をひいた。
あ~ら 素敵ではないの。綿こうばいというのか 浴衣にもなるし襦袢を着れば夏の着物として着られそうな ターコイズ地に藍染の更紗柄 私の大好きな色の組み合わせだ。地も綿の平織りよりも紗ある分、涼しそう♪
はおらせてもらったら 身丈も身幅も小さめにできていてジャストサイズであった。
店員曰く これは反物でお買い求めになったら高いですよ~ 本当によくお似合いとの事(まあ立場上そう言うわなぁ) ちょっと袂が短めなのが気になったが 縫いこんであるので そのうち母に伸ばしてもらおう(自分じゃできないから)
お値段はなんと 5250円 ユニクロ浴衣なみの値段で夏の着物が買えてしまった。
今度飲み会の時はこれを着ていこう♪

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝から見ちゃった嫌なもの二つと良かったもの一つ

2006-07-23 21:47:27 | Weblog
自分でTVをオンにすることは少ないが、居間に家族がいると見たくもない番組が目にはいって 一人で 怒らされることが多い。
今朝も二つほど目についてしまった。

まず 欽ちゃん球団事件。山本某って言うのも 何度か顔見たな~くらいしか知らないし、その芸風も知らないからどうでもいいです。この手のデブのロリコンについて行く女の子もいるんだなあ どっちもどっち どうでもいいよって感じ。
しかし、その責任をとって 球団をやめるのやめないのと騒いだあげく、1万人の止めないで署名で考え直し ユニフォームに戻れと「懇願」された上での前言撤回で存続。あ~茶番 あ~嫌だ。
前から 人のふんどしで相撲を取る的な彼の芸風が大嫌いだった。同じ芸人でも年取るごとに渋みと風格を増していった いかりや長さん(惜しい人を亡くしたわ)となんて違うこと。 あの 「そうなのよ~」とかねちょねちょした言葉使いと馴れ馴れしさが ほんとに嫌い!
60過ぎて 夢列車とか 言わないで欲しい 夢をもつのは良い事だけど 年齢には年齢なりの気恥ずかしさを催させない表現方法が必要であると思います。

あと 一つは 亀田のなんつーか知らないけど ボクサー。また、どっかから対戦相手見つけて勝負するらしい。ローソンとタイアップして商品を売り出すらしい。
あの ビッグマウスとお下品な態度 どうして人気なのか本当によくわからない。
前、やっぱり日曜日の番組で 江川詔子さんが 「名も無い対戦相手ばかりを発展途上国から連れてきて、勝負しているけど本当に強いのか?あの挑発的な態度はいかがなものか?」と言った時 私は内心で快哉を叫んだけれど、司会の関口宏はスルーしていた。そんなにマスコミにとって大事なお客なんだろうか?
具志堅さんも 苦言を呈していたじゃないですか。世界チャンピオンになってから大口はたたいて欲しい。
頭突きのジダンがスポーツマンの態度として少年に悪影響を与えるって あの亀田のパフォーマンスとそれを持ち上げる一連の報道のほうがよっぽど悪影響を及ぼすわ。
それにローソン、メンチ切る(ガンとばす?)彼の態度をもじって メンチサンドイッチだって。客をなめるな と 言いたい!
この夏は ローソンなんて絶対行くものかと心に誓った私である。

と、一人でプリプリしていた私、夕方から出張だった夫が帰ってきて、夕飯がてらドライブをした。郊外に出たら、浴衣の女の子がいっぱいいたから何だと思ったら某市で花火大会をしていた。橋の上から見た遠い花火は思いがけず綺麗で今日の締めくくりとしては嬉しかった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スーパーの鰻でごまかせる鰻料理二種~丑の日を前に

2006-07-22 21:05:36 | 食べる
明日は丑の日だそうだ。さっきスーパーに寄ったら 丑の日ののぼりが立っていて、冷蔵容器の中にトレイに寝転びラップがかけられた鰻がたくさんあった。
今年はあまり鰻がとれないで、お値段もそれなりにあがっているそうだ。心なしかそんな感じだった。
まあ、おいしい鰻屋さんに家族そろって食べに行く方、または 油の乗った肉厚鰻を魚屋の店先で炭火焼で焼いたのを買って来る方はどうぞそのままおいしくうな重を召し上がってください。
今日は スーパーで売っている身の薄い、そのまま食べるとゴムの感触(笑)の鰻でもまあまあ食べられる経済的鰻料理二種でございます。(だいたい4人分)

1)ひつまぶし風鰻寿司
名古屋の蓬莱軒が発祥の地と言われるひつまぶし って 最初に食べたときは感激した。まず うなぎとご飯で食べて、その後薬味をまぶして食べて、その後また出汁をかけて茶漬け風にして食べる。関東の蒸した鰻とまた違う関西風の香ばしいうなぎに この 3種のバラエティに富んだ食べ方。名古屋人ってすごいわね~ と 思います。
我が家では これを すし飯で作ります。さっぱりして夏向きだし、鰻の貧相さもごまかせる(笑)

* ご飯を(3合とします)をすし飯の水加減で炊く
* すし酢(3合分より2割くらい少なめ)をかけて広げ 水気をとっておく。
* 鰻の長焼き二匹分 を ざくざく1cmくらいの幅に切る。
* 鍋に添付してあるタレを入れ、酒かみりんで好みの味にのばしてその中に切った鰻を入れる。
* 煮立ったら1分くらい 弱火で煮含める。
* 薬味は青ねぎたくさんの小口切り (本丸さんは紫蘇にしてください 笑 でも青ねぎの方が絶対おいしいよ)、切りゴマ(白ゴマで大さじ2~3杯くらいかな?計ったことないけど) を用意する。 別に卵3~4個でつくった錦糸卵、刻みのりもスタンバイしておきましょう。
* すし飯に うなぎをタレごと入れて 青ねぎとゴマもいれて ざっくりしゃもじで混ぜ合わす。
* 大皿に盛るか 個々にお丼に盛って、のりと錦糸卵をたっぷりかける。

2)青菜と鰻の卵とじ
これは ほんとにお惣菜、忙しい時には 一度に野菜とタンパク質とご飯もとれるし 手抜き料理としてもおススメです。

* 小松菜を一束 洗って ざく切り
* 鰻(やっぱり長焼き1~2匹かな)も2cmくらいのざく切り、軽くチンしておく。
* 卵3個を溶いておく
* 直径20cmくらいの浅めの鍋に ひつまぶし同様に酒かみりんで薄めたタレを煮立たせ、小松菜をにる(軽くしんなりする程度)
* 上に鰻を均等にのせて 軽く煮る
* 卵を流しいれ蓋をして火を止める。半熟くらいに熱がとおったら お丼に乗せたご飯の上にのせる。山椒をパラパラ。

蛇足ですが、スーパーの鰻って言っても 私は中国産は避けまする。鰻ってすごい雑食で何でも食べるんだってね~ 彼の国の養殖ってどんなもん食べさせてるかを想像すると怖いわ。
以前上海に行った時 現地ガイドが 貝は重金属がたまるから中国近海のものは私は食べない、ときっぱり言ってましたぜ。怖い、、、
同様に中国野菜もいくら安くても遠慮します。まあ安居酒屋やファミレスで食べれば口には入ってると思うから、ささやかな自己満足的抵抗なんですけど。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飲み会

2006-07-21 22:36:54 | 食べる
今日は、夕方から仕事に行ったので ノルマをこなしたら珍しく7時を過ぎていた。
帰ろうとしたら、会社のおっちゃんたちに 「たまには飲みに行こうよ~」と誘われてしまった。
今年になってからあまりに会社が忙しそうで(業績悪化による多忙)余裕がなくなっているおっちゃんたちは飲む元気もなさそうで 月1回あったボウリング大会(私もたまには参加してビリ争いをしていた)も途切れたままだった。私はいつも5時前に帰るし、飲みに誘われるのは久しぶりな事だ。
朝から出かけてたから 家には夕飯は何も用意してなかったけど 夫は仕事上の会食、娘にメールしたら 友達と勉強がてら(試験中)食べてくる とのこと 息子は合宿中なので よしっ とばかり行ってしまった。

場所はいつもの大衆居酒屋D 焼酎のボトルを入れるとレモン、氷、炭酸はサービスなので一番安いボトルを入れて ガンガン飲むというのがおっちゃんたちのやり方である。ビールやグレープフルーツサワーなど一人で好みの物を飲むのは 贅沢 とされる雰囲気である(まあ焼酎でもいいんだけどさ)
しかも、この居酒屋は安いわりにつまみ系がおいしいんだけど、酒飲みってのはあまり食べることには興味がわかないようで、ナスの一本漬けとか オイキムチとか あたりめ、枝豆くらいがせいぜいである。 目の前にお皿がたくさんあって それを堪能しつつ飲むのが好きな私は大いに欲求不満にかられるが、まあ、たまには合わせましょう 

例によって 社長と後継者のおぼっちゃまへの愚痴が始まった。根は本当に真面目でよく働く平のおっちゃんたち、私の目から見ると その実直さに胡坐をかいて残業代も出さずに過酷に働かせている社長たちはヒドイもんだと思う。それに若くして部長職で、何もできないくせに(何も把握していないくせに)トンチンカンな指示を出して、ミスをして 尻拭いをさせる おぼっちゃま(通称チャマ)
一見育ちの良さそうなぼっちゃん顔だけど、異様にガンコ、人の言うことに耳を貸さない(と言うか噛んで含めて何度も繰り返して言っても理解してくれない) 
社長はどケチで問題もあるけど、まあ人情深いところもあり、人を惹きつける魅力はある、しかし世代交代してチャマ時代になったら 大変な状況になることは目に見えている(どっかの半島の北の方にある国のようになるであろう)

おっちゃんたちの目が据わってきたから、私は途中で帰った。お会計は千円だった。
家へ帰っておなかがすいていたから素麺をゆでて温泉卵を食べた。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若冲と江戸絵画展~東京国立博物館で

2006-07-20 22:32:49 | 見る(映画 劇場 美術館など)
彼の絵に初めて触れたのは5,6年ほど前だったろうか? 新聞の日曜版に大きく出ていた鶏の絵を見て、今まで見たことのないような個性に目を奪われた事を思い出す。
7月から上野で 彼と江戸絵画のプライスコレクション展が催される事を目にしてから 早く行きたいとずっと思っていた。

今日、見ることができた「若冲と江戸絵画展」は、期待を裏切られることなく、憧れていた 旭日雄鶏図 猛虎図 紫陽花双鶏図を見ることができた。その他若冲一派の曽我蕭白などのエキセントリックで斬新な絵画 肩肘はったものではなく なんとなくユーモラスな表情が漂う作品達の魅力的だったこと。
その他、琳派に連なる 酒井抱一 鈴木其一などの屏風絵などもとても美しかった。琳派の会場では 照明に工夫がされ、朝の光、昼の光、夕闇の頃を照明で演出することにより、その時々に顔を変える日本絵画の変化、自然と一体化した芸術というのが強く感じられた。

それにしても、絵画と言うものの感想を書くのはなんて難しいのだろうか。百の言葉を尽くしても、その絵画を表すことはできない。ただ 各々が見て感じることが何よりというしかないと思う。
ということで、一つ一つの絵に関する感想も書き表すことはできないから、このコレクションが存在する事のすばらしさについてちょっとだけ書いてみたい。

ジョー・プライスは資産家の子弟であり、父が フランク・ロイド・ライト(旧帝国ホテルの設計者)と親交があったことから、彼の自然観などに影響を受けていたらしい。そして、彼とニューヨークを訪れ、日本の絵画を扱う古美術店で 若冲の若い頃の作品の水墨画と出会ってから、彼の画とその他江戸絵画を中心としたコレクションを始めたということである。
彼が始めてであった 若冲の葡萄の絵。 もちろん墨の濃淡で画かれた素晴らしいものであるが、思ったより小さく、地味といってもいいものである。これに目を奪われ、その後素晴らしいコレクションを構築して行ったという事実に 私は何故か泣きそうになった。天才が 目利きに見出されたその事実、一枚の絵によってもたらされた そのドラマチックな幸せな出会いの瞬間が 私の中で想像されたからだと思う。
その後プライス氏は、京都を訪れて そこで通訳として案内された女性(悦子夫人)と結ばれ、そのほかの若冲の絵画たちや 江戸の絵画を見出し、自分のコレクションに加えていったということである。

江戸という 鎖国時代という特殊な環境で 日本独自の文化が育ち、円熟し、その後に訪れた 明治維新以降のめまぐるしい時代の中で 江戸の絵画文化が日本人の中で忘れられてしまわれそうだった時代に、まだ若かったアメリカの青年にそれが見出されたということの 不思議さ、そして、少しの皮肉さ を 感じてしまった。
しかし、彼の目利きによって一堂に会された絵画、それを見る事のできた幸せのほうが何倍も強かった。
素敵な一日に感謝。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

癒し犬

2006-07-19 20:59:57 | 家族あれこれ(犬も含めて)
こう雨ばかり続くと嫌になる。
部活が雨でつぶれた息子も退屈そうだ。
こういう時、家の家族は 犬と(犬で)遊んでいる。

写真は 息子の携帯の着メロの子犬の鳴き声に聞き入る我が家の愛犬。
思いっきり首をかしげて不思議そうに携帯に見入る様が めちゃくちゃ可愛い。
この後 人間を見上げて どうなってるの? とすがるような目をする。
動画がアップできないのが残念だ。

ペットって確かに癒しになるわ。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私と針仕事

2006-07-18 22:35:28 | 記憶の箱
昨日のトール作品をほめられちゃったので気をよくしつつも、カミングアウトすると私は
針仕事が死ぬほど嫌いだ 
前にも書いたけど、幼少時すごい潔癖症&心配性の祖母に 針を誤って踏んで折れたら血管の中をめぐって心臓に入ったら死ぬ(笑)とか いい加減な迷信を散々吹き込まれたせいだと思う(責任転嫁)
本当に一種の神経症だと思う。先端恐怖とか。
注射も刺されるところを見ることができないし、お産の時、点滴されて針がなかなか刺さらなくて何度も刺しなおされた時失神した。韓国ドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」 もチャングムがスラッカン(王様の厨房)にいるうちはよかったが医女になってから見られなくなってしまった。(だって針治療の場面が出てくるんだもん)

今までの人生、針仕事だけはすり抜けてきた。家庭科の時間は作っているふりをして家に持って帰り洋裁和裁も得意な母にやってもらった。娘が小学校入学の時、学校指定のかばん(サイズ違いで6個 怒)防災頭巾などは手芸の得意な女友達を拝み倒して作ってもらった。だいたい嫁に来る時に 母が 「ミシンも買わなくちゃね」 と言ったのに対して 「そんなの 誰が使うのよ?」と言って却下して嘆かせたものだった。その時せめて「繕い物くらいしなさいよ」 と 揃えてくれた「みすや針セット」は今でも新品である(自慢にもならんけど)

ただ、娘が小学校の時の体育祭でダンスの主役をした時(スイミーという魚たちの話をダンスにしたもので娘が赤い魚の中で一匹だけ黒い魚になった)黒いTシャツに半ズボンが衣装で簡単♪と思っていたところ 体育の先生から(その小学校に棲みついている妖怪みたいなオババ)から 体育祭の前の日にスパンコールを二袋渡されて「もうちょっと衣装が目立ったほうがいいでしょう。お母様につけてもらってね」と言われて帰ってきた時には 本当に倒れそうになった。その夜は徹夜でスパンコールをつけましたよ、慣れないと本当に下手くそでスパンコールと一緒に裏の生地まで縫い付けて半分泣きながらやり直してさ。当日、娘の晴れ姿を見られたのは嬉しかったけど徹夜のおかげで目の下真っ黒で五月の太陽が応えたもんだった(遠い目)
後、着物を着ると半襟を付けるとか、細々とした針仕事はどうしても避けられないものだが、マジックテープ半襟とかファスナーで留めるとか手抜きグッズを探せば色々あるもんである。どうしても の時は3cmくらいの針目でざくざく縫いはするけど。

そんなこんなで、家族はいかに私が針仕事にストレスを感じるのかよ~くわかっている。娘はどうしたわけか 洋裁大好きになり 中学になったらミシンをねだられた(買ってもらっておけばよかった)ダンス部に入って衣装も全部縫ったし(ビクトリア調の貴婦人の衣装まで縫った)アナスイ風の帽子を作ったり、市販のものにちょこっと手を入れたり、ワンピースやスカートくらいはすぐに作ってしまう。
写真はこの前作っていたスカートだが、表は変哲のない巻きスカートで裏に切り替えやダーツがだくさんはいり、おまけにに柔らかい布でたくさんフリルがついていて、歩いた時にその裏のフリフリがのぞく可愛いものである。
「上手ねえ」 ってほめたら 「しょうがないでしょ ママが頼りにならないのわかってるからさ、自分で作るしかないって中等科の時決心した」 だそうだ(苦笑)勉強はイマイチ、成績は色物しかよくないけど、とりあえず、偉いぞ。

息子も、この前 アロハのボタンが一つとれたといって ボタンのストックから同じのを五個みつけて総取替えしてボタンつけをしていた。私だったら一つくらい目をつぶって似たようなのでごまかすであろう。結構こだわってるわ。やっぱり 偉いぞ。

まあ、こうやって母親が何もしてあげない分野で思わぬ教育効果を生んだ例であろう(自画自賛)

後は夫が針仕事に目覚めてくれれば、針仕事から逃れられるのになあ。手先器用だしやればできそうなんだけど・・・
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

傘張り浪人

2006-07-17 15:46:41 | 描く
今日は傘にアクリルで絵を描いた。
写真は4時間の努力の結晶。着物おばさまに半年前に頼まれてほっぽっていたのをやっと終わらせることができた。お互い気を使うのは嫌だから 規定の料金はいただくが、時給に換算すれば本業の方がずっと気楽だし高い(笑)
ただ、その人に合わせてデザインや配色を考えたり描いたりは楽しいし 何かを作るのは好きだから 催促なしのできた時渡しの条件で引き受けたりはしてしまう(でも結構プレッシャー 後傘3本とバッグも二つ頼まれているし)
傘を描く時はリビングに広げ中腰になって描かなくてはならないので余計疲れる。夫に 「また傘張り浪人してるの?」 と言われてしまうし。犬がパレットの上を歩いて、床に色とりどりの足跡をつけられたこともあった。
これがノルマになったらきついだろうなあ と 思う。描くことが楽しくなくなってしまうかもしれない。

好きな事を職業にするのって理想かもしれないけど、趣味くらいにしておいて楽しむ程度が私には合っているのだと思う。ちょっと「逃げ」の生き方かもしれないけど・・・ 
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

姑からのプレゼント

2006-07-16 22:32:43 | 着る
夫が仕事で行くついでに実家に寄ってきたとかで 姑から 色々なものを言付かってきた。
姑は車で30分ほどの区で一人暮らしをしている。夫も一人息子なので いずれは色々と考えなくちゃならないのだが、今のところ元気だし、人に合わせることは一切しない超マイペースな人なのでたまに行き来をし、電話しあうくらいの距離がお互いにちょうどいいようである。

ガーデニングが好きな彼女の丹精のインパーチェンスの大きな鉢と、お中元であまったもの、後は駅ビルで買ってはみたものの やっぱり若すぎるかもしれないから あなたたち母娘のどっちかが着てねというスモック風のブラウス色違いを二枚(もう一枚はローズ系)だった。
しかし姑はこれを どこでどのように着ようと思って買ったのだろうか。。。
私も着てみたが 肩幅が大きすぎるのとデザインが可愛すぎてどうにも着る気にならず、娘に見せたら 「ちょっと柄がおばさんぽいけどジーンズの上に着たらちょうどいいかも でも、これ おばあちゃまが本気で着る気だったのかね」 と やはり同じ疑問を呈した。

気が若いのはいいことだけど、やっぱり70過ぎて これ着て歩いてたら周りが驚くだろうに。メーカーのタグをみたら CRAZY DOLLとあったので思わずで苦笑。
よかったよ CRAZYばあちゃんと言われないで。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする