局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

北へ vol.3 まっさん先取り

2014-09-30 00:04:37 | 
さて 北海道二日目の話に戻りますが・・・

この日はやはり東京から来る知人を千歳まで迎えに行く予定はあったがそれ以外はフリー
足の向くまま車を走らせることになっていた。



なのであまり遠くまでは行けないが、札幌市内はもう何度も歩いているので小樽あたりに行こうと、高速を降りたが・・・

もうここは二人とも何度か来てるし、いかにも観光地っぽいし人もたくさんいるし・・・
とにかく人混み嫌いな我々夫婦である。

なんか面白いところないかなあ と 近隣情報をスマホで調べていたら

余市という地名が目に入った。 余市と言えば・・・・ ワインも有名だけど この酒造メーカーの蒸留所あるところである。



オットが運転している間に色々調べたら この工場は日本の工場見学の人気NO1 その上 花子とアンの次の朝の連ドラの舞台になるという。

じゃーん!



 ワクワクする局 カラリと秋晴れだったが空気はひんやり。薄手のセーターがちょうど良かった。

この旅行はホントにお天気に恵まれた。


入場は無料。工場見学説明つきも無料。時間の関係でフリーの見学だけしかできなかったのは残念だったけど。

余市の自然に囲まれ、そこを生かした広い広い敷地にたつ美しい建物が点在する施設であった。








蒸留施設

 

いまだに火力は石炭が使われている。職人さんの勘に依存するところである。



昔の研究所 奥様の名前が掲げられている




こちらの創業者竹鶴正孝氏 クリック 
連ドラで言うところの まっさんの像



肖像写真



こちらがスコットランドからお嫁に来た リタさん (連ドラではエリー) 美しい人だったんですね。




当時二人が暮らした家 





今から70年?くらい前、遠く北海道の地でこんなおしゃれな暮らしをしていたんですね。そこに至るまでは大変な苦労もあったでしょうが・・














倉庫や工場も見学できるが、試飲や軽く飲んだり食べたりできるバーもある。オシャレっ!

こちらのウイスキー 竹鶴17年ピュアモルトが受賞

 クリック 

遠い明治の世 スコットランドに留学した青年が学んだ知識と美しい女性を日本に持ち帰り、余市という土地にその技術を定着させ、熟成されたものが世界から高い評価をされている。

甲州ワインも最近イギリスでなんだかの賞をアジアで初めて受賞したと聞いたが、日本の醸造技術ってのは世界に誇れるものなんですね。

オットは今まで国産ウイスキーを飲む時には、山崎とか響というサントリー派だったのだけど、しっかりその気になって竹鶴を購入していた。



美しい場所で気持ちの良い時間を過ごしたと同時に、一人の魅力的な明治男と彼を愛してはるばる日本までやってきたスコットランド女性、彼らの生涯をほんの少しだけど触れられることができて感動した。

プリンスエドワード島には去年行って、偶然、今年の「花子とアン」の先取りをしたのだったが、こうして今年も計らずとも先取りすることになったのである。

連ドラがついてくる夫婦と呼んでくだされ。



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旅行記途中で

2014-09-27 22:53:12 | 日々の生活
結局札幌から小樽を通り越して余市に行き、ニッカウヰスキーの醸造所を見たのだけど、これはまた我が家に帰ってからアップしようと思います。とても良い処だった。

北海道から帰った翌日、荷ほどきもそこそこに今度は実家に🚗

いない間に母が検査入院 父はショートステイだったので、父を引き取り、母の状態を聞きに病院へ。

癌の再発ではなく、いますぐどうこうという病気ではないんだけど、この先どういう風な治療方針をとるかってのは、結構悩み処ではある。

幸い母は元気で、担当の医師がまだ若くて独身と聞いて、「○○(ムスメ)のお婿さんにどうかしらねぇ?親切でいい子(子かい?)だわよ」など…w
「そんなこと心配してる場合じゃないでしょ?」と言ったら
「彼女はいないらしいわよ」
って聞いたんかい!ってな感じである。

一方父は、母が居ないと不安が募るようで、ステイから帰ってきてからずーっと探し物をしている。
金庫の鍵がないから始まって、預金通帳、現金、携帯…
探してる途中で何を探しているか忘れちゃったりして
勝手に探させておけばいいと思ってても、うろうろ気になるし、色んな所を探しながらぐちゃぐちゃにするので、結局こっちも探し物に付き合って不毛な時間を過ごすことになる。
母に言ったら
「私はここ何年もずーっとそういうのに付き合ってきたのよっ!」と威張る。
確かにこれは疲れるわぁ
それに探していると、この無駄に広い老朽家屋、その10部屋とそこにたっぷりついてる収納庫すべてに詰め込まれたものに(殆んどいらないモノ)無言ながら圧倒されてしまうのである。
どうやって片付けるんだろ?
これに蔵と物置小屋3つ…
頭痛が…

このまま両親は歳をとり、この家もますます古びる現実ってのに、そろそろ真剣に向き合わなきゃならないってことがひしひしと感じられてしまったわけです。

多かれ少なかれ、ワタシの年代につきものの問題かもしれないけどね。

遊びの後には現実が…
まぁ楽しむことは貪欲に楽しめば、面倒なことに取り組む意欲も出るでしょってことで、もう少しガンバろって感じである。

ここのところ、孫ちゃんともご無沙汰。早く顔見たいな。
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北へ vol.2

2014-09-24 20:29:19 | 
札幌についてホテルにチェックイン。
札幌駅の真上のJRタワーホテル日航



この日は満室だとか。
その関係で同じ値段でアップグレードしてもらえた。





部屋から見える夜景がこんな感じ

バスルームからも景色を楽しめる




夕食はホテルの人に聞いて軽めのものを食べることにした。

オットは焼いた魚介類、私はお刺身系が食べたかったので、両方の希望がかなえられるところ。











サラダ、お豆腐、ホッケ、刺身など…

どれも美味しかった。
お酒は札幌クラシックから始めて北海道の地酒と白ワイン

良い感じで酔ってホテルの部屋に。ベッドパッドにエアウィーブが使ってあり寝心地が良かった。今、数少ない欲しいなぁ、買おうかな?と思っているモノの1つなので、試せてよかった。



札幌の街を照らす朝日を浴びながら朝風呂を浴びる。

この旅は珍しくオットの仕事も絡まず、純粋に遊び旅だった。
北海道は何度となく来ているので、何か目新しい所に行きたいねぇ…

と、足の向くまま、まぁ小樽にでも行こうか… と車を走らせはじめたが、結局行ったのは…


続きます。
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北へ

2014-09-22 00:23:12 | 
オットが遅い夏休み(実際は21日を休みにしただけだが)を取ったので、北海道に飛んできた。



JALは満席。赤ちゃんと幼児の阿鼻叫喚であった。
私も孫を持ったばかりの身。だいぶ子ども連れに対して優しくなったはずだが、やはりウルセー(フライト中ギャン泣き)と、後ろのガキがワタシの座席にキックをかますのには我慢ならずにリクライニングバタバタ攻撃で反撃しました。悪しからず。

新千歳空港についてスープカレー。



そしてレンタカーにのり札幌へ。

ちなみに今回、パック旅行だったが、レンタカー代は3000円、(これ三日間の値段です)
綺麗なfit 。

しかしETCカードを持ってこなかったごとに気付き、変にこうなるとケチりたくなる局夫婦、んじゃ高速乗らずに下を走ろうと一般どうを走り出したが、ついでにどうせなら夜までに一ヶ所観光しちゃおうと支笏湖へ。

これがなかなか当たりであった。





水中が覗ける遊覧船に乗り、





ちなみに普段は透明度を誇るこの湖だが、先週の豪雨のため濁っていたのは残念。

しかし、ほんのり色づきはじめたあたりの山々をうつす湖は美しかった。







湖と山の清々しいマイナスイオンをたっぷり浴びて、オットもやっと仕事のストレスを忘れて、札幌へ…


続きます。
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The Lost Glory

2014-09-20 22:47:42 | 日々の生活
宝塚備忘録

星組



ミュージカルは The Lost Glory (美しき幻影)

オセロをイメージモチーフとした男女の愛憎ドラマ。時代は栄光の20年代と言われた第一次世界大戦後、好景気にわくNY
オットー(オセロ)に専科の轟さん イヴァーノ(イアーゴ)に柚希さん ディアナ(デスデモナ)に夢咲さん

ギリシャ移民でアメリカンドリームを実現させ、最愛のディアナと結婚したオットーは、嫉妬と恨みからイヴァーノに失脚させられる。
それにディアナの元恋人やイヴァーノを代わりに社長に抜擢されたお坊ちゃまカーティスが絡む。

実は星組トップさん、あまり好きじゃなかったのね。前のトップ安蘭さんの退団公演 スカーレット・ピンパーネルの時に次期トップとして初めて意識した時、その時も悪役だったが、なんだかアクが強すぎるような気があり、声も顔も好みじゃなくて それから何年か星は避けてたのですよ。
しかし、この組は注目の組となり、柚希さんも長期政権となって何度かは観にいっていたのですが・・・・

この公演を見て 今更ですが、すごい見直した(失礼ながら)

すごいねえ やっぱりトップを長く張る人ってのはやはり潜在能力があって花開くとスゴイんですね。

この公演では彼女の演技、歌、ダンスに魅了された。来年退団が発表されてるってのにちょっと遅いタイミングであった、残念っ!

作品も良かったな。前回のナポレオンは衣装や舞台装置なんかもずっとお金がかかってたと思うけど、こちらの方がワタシにはずっと面白かった。舞台装置と言えば、NYの摩天楼はペットボトルでできていた。これはこれでオシャレで気が利いてる。舞台ってお金かければいいってもんじゃないのねえ。

轟さんも年齢的にも貫録も オットーにぴったり。柚希さんの悪役ぶりと見事な調和。夢咲さんもこういうアメリカの名門お嬢様って役がとてもマッチしていると思う(ヨーロッパの貴族って感じよりずっと似合っていた)この頃のちょっとクラシックな衣装もステキだった。最後の場面のコートとおそろいの帽子はまねしたいw



ショー 「パッショネイト宝塚!」ラテン系のショー

これも良かったのよね~

ここのところミュージカルが大作続きで普通の尺のショーが見られなかったこの組。トップとしての柚希さんのショーを初めて見た気もするけど ホントにこの人のダンスの切れのある事。

楽しかった~! と 心底から思えた観劇だった。
たまに(って言っちゃ悪いが)こういうことがあるから 二度三度つまらない脚本に当たって寝ちゃうこともあるけど、宝塚観劇はやめられない。
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美容院

2014-09-16 00:11:34 | 日々の生活
この連休中 オットが仕事の日に美容院に行った。

表参道から徒歩5分くらい、ここ4,5年くらいカットに行っているお店である。(カラーは家近でチケット制で安くできる所に行っているのでカットだけ)
ここの店長はとにかくカットは上手、速くよどみない鋏さばきはしてもらっている側でもスゴイと思う。

でも困るのは自分の美意識に忠実っつーかあまり人(顧客)の意見聞いてくれないのよね~

油断していると、どうもワタシが望む「コンサバの範疇でちょっとだけオサレ」くらいからはみでて「ちょいアヴァンギャルド」方向へ行ってしまうのである。
それもワタシが望むより、短くより短くしたがるのである。
それを 「長めに長めに」とここのところ押しとどめて、やっと顎下くらいのボブにおさまって推移していたこの半年くらい。

しかしこの日は・・・

「今日はどうするの?」と聞かれ 伸びた分だけ切ってもらおうと思ったところ ちょっと変身願望がよぎったワタシ。このボブをたまには変えてみたくなったのである。
ジムで仲良くしている友人がセミロングをショートにして、それがとても若々しくて似合っていたのにも影響されていたのかもしれない。

彼女が行っている美容院は青山のサロンでこの人のカットをしている美容師さんに施術してもらったそうだ。





「ちょっと軽めのショートにしたいんだけど たまにはパーマかけてもいいなあ」と言ったら

「ショート? やめときなよ。似合わないよ」とにべもない。

「そう?」と不満げにワタシが言うと

「つまんないじゃん。普通になっちゃうよ」

(だから普通でいいんだって普通で~~!)心の声

「秋だからさ、服にボリュームでるから軽くするのはいいと思うよ。」

「う~~ん じゃ、ちょっと短めにしてもらおうかな・・・」

その一言を待ってましたとばかり、彼の鋏は踊り、レザーは毛先をそぎおとしていく。(ん?かなり短いんちゃう?)と思う間もなく最後には襟足を刈り上げる剃刀まで出て来たのであせった。


「できた」ものの10分で切り終えた。

う~~ん 確かに上手なカット ちゃんとボリュームも出るとことは出して毛先は自然に内側におさまる(ワタシは右側だけ外はねする癖があって、今まで彼以外にその癖をおさめる美容師さんはいなかったのである。)

う~~~~ん しかしワタシの求める コンサバでちょっとオサレ傾向から外れた。

アシスタントのお姉ちゃんに

「すっごく似合いますよ~」と言われたがどうもねえ。
この都会のど真ん中のスペースでは違和感かもしれないけど、ムスコの社宅(23区田舎)回りだと浮きそう・・・

それになんだかどこかで見たようなイメージがワタシの中でついてまわる。

家に帰ってそれが解決した。

「あれ? 髪切ったの?」とムスメ

「くるっくるっ クレラップみたいじゃない」

我ながら納得

これだよ・・・



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孫見と飲み会

2014-09-12 23:22:00 | 日々の生活
月始めは仕事も他の時期より忙しいし、孫ちゃんのところには行かなくてはならないし・・・(と言うより顔みたいし)で

毎日が信じられない速さで進んでいって気づけば空気は秋になっている。
ほったらかし傾向にあるこのブログ

でもせっかく3000日以上前から続けているしできるだけ続けていきたい所存であります。

孫チンは元気です。

あんまり赤ちゃんらしくぷっくりしないでどっちかというとスリム系かも



寝ていると天使っぽいけど



目をあけるとちょっとやんちゃっぽい片鱗ものぞかせてきた。

新生児ってあんまり世間に出回らないから、この時期を大事に記憶に焼き付けておきたいなぁ。見ていると飽きないもんですよ、ホント。


そんな中でも孫チンに未練を残しつつ、新米バァバは都心の歓楽街へ・・・

小中の同級生たちとプチ同窓会があったのである。



京風おでんがウリの大人の居酒屋系 いいお店だった。

  

同行 舞台友N♀とキョージュ&カンリョー♂ カンリョーの栄転祝いとワタシの孫誕生祝いを兼ねての会。

栄転といえどもちょっと珍しい人事に巻き込まれたカンリョー。その裏話(誰の思惑なの? ひょえ~~ なんて大物の名前が出てきたりして)とちょうど内閣の再編成関連の裏話を聞けて面白かった。
その他、同い年だから身に沁みる 親たちの衰えを嘆いたり、親の亡くなった後の色々な始末やそれにまつわる兄弟間のエピソードなど。
基本的には価値観は似ている人たちだから、特に違和感や聞きにくい話も聞くこともなかったけど・・・

今社会的に活躍している彼らは一緒に過ごした時代はどちらかというと勉強はできたけど真面目でちょっと地味目な範疇にはいっていた人たち。その頃ちょっと敬遠気味に接していたのに、中年過ぎてこんなに話が楽しくできるようになるなんてねえ。

彼らを見ていると ベタだけど努力って大切ねと思う。若い時にひたすら勉強したり、仕事したりしてたのが実を結んだ彼ら。いつの間にか世間的にも認められると同時にゆとりもあってユーモアもあるこなれたオヤジになっているんだもの。

この夜も話が弾んでいつのまにか終電近くになって、あわてて乗換駅で走るハメになってしまった。

バアバになってもたまにはする午前様
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恋愛相談

2014-09-04 21:37:43 | 日々の生活
久々に毒日記

昨日ネイルサロンに行ってジェルネイルをオフしてもらった。
二本剥がれてしまっていたし、なんと言っても孫ちゃん関係で忙しく、今までのペースで行く時間がもったいないのと、赤ちゃんに触れるには爪を短くしなければと思ったからである。

一年ぶりの素爪。こころなしか薄くなってるし、指先に色やキラキラがないと物足りないけど仕方ない。こうやって着実にバアバ化は進んでいくのかも~



で、そこの担当の女の子の話である。

私は何故か、若い子に「恋愛相談」をされることが多い。別に「親身になるキャラ」じゃないし優しくもないと思うのだけど、アドバイスが「実際的」なのかもしれない。
それでここのところ彼女のいわゆる「恋ばな」につきあってきたのである。

コン○ツパーティーとかで知り合った20代後半のサラリーマンと付き合っていたらしい。つきあいだしたのは三か月くらい前?
それがエリートサラリーマン(確かになかなか就職するのが困難な一部上場企業勤めであった)で、デートはちゃんとしたレストランでご馳走してくれるとノロケられていたのである。

前々回はどこかの花火大会に行くので浴衣を着ました(美容院できつけてもらったらしい)とか 前回は彼の誕生日だったのでプレゼントを渡しました。この日はワタシがご馳走しました。来月はワタシの誕生日、何かくれるのかなあ とかかなりはしゃぎ気味だったのである。

しかし彼女には案件があった。それはそのカレシが「手を出してくれない」ってことだったらしい。

「わざと暗い道通ってみたんですよぉ でも全然手もつないでくれないんですぅ」とか
「三回食事行ったら普通Hですよねぇ」(今の基準はそうなんかい?)
「部屋に誘っちゃっていいですかね?」 とか・・・

あげくの果てに

「局さん こんな感じのオトコの人と付き合ったことあります? どうやったらその気になってくれるんですかね?」

それをワタシに聞くんかい? もうそんなこたぁ200年くらい前のことだから忘れた。

私は
「まぁそんなにあせらなくてもいいんじゃないの?」(そう女の子からガツガツするんじゃないよ、みっともない の婉曲表現)
といったトーンで話していたのだが、内心(う~ん 微妙・・・ でも忙しい年代のリーマンがわざわざ時間とお金かけてデートの時間を割いてるんだからまるっきり脈がないわけじゃないんじゃないの?) と思っていた。

しかし、である。このブログにたまに出現するワタシの兄代わりのオトコ友達(A N S)の三匹のおっさん。先日お盆で実家に帰り飲んだ時、ふとこの話を思い出して彼ら(元青年・元遊び人)の立場からの意見を聞いてみたのである。

彼らが言うには それは早晩ダメになるな。わざわざ時間をとって会ってるのは、その♂が自分がこれだけモテるんだ、誘惑されてるんだって自覚してそれに酔いたいだけ。そこまであからさまにされて手を出さないのは後がめんどくせぇ、それ差し引いて手を出したくなるだけの吸引力も女にない って思ってるだけ だそうだった。

おっさん厳しいのぅ・・・そんなもんかいねえ・・・と思って忘れていたのだが、昨日その子に施術してもらいながら つい「そう言えばカレとはどうなったの?」と聞いてしまったのである。

そしたら
「カレってあのオトコの人のことですか?」へっ 呼称が変わってる・・・
「まるで連絡してくれなくなったんです!」とのこと。最後のデートの次の日からまるでL★NEの返事がなくなったんだそうだ。
「既読にもなってないんです!」
(げっ 地雷踏んだ) と思った。そういえば彼女、いつもちゃんとブローしていた髪はバサバサ、これでもかっとつけすぎ感があったマツエクもまばら 手抜き感というか自暴自棄感が漂っているではないか・・・
「へえ それは酷いねえ・・・」
「ひどくないですか? ちゃんとプレゼントも受け取ってその次の日からですよぉ~!」
うん ひどい。
「でもね、友達が携帯落としたんじゃないかって言うんです。そしたらLI×Eは見れなくなるから・・・」
あんまり考えられない想定だけど、そういう風に考えたい気持ちもわからないでもない。でも連絡ってL○NEだけが頼りだったの?
「携帯番号とかアドレスとか知らないんですよ。だから連絡もとれなくて・・・」

ちょっと待ってよ・・・「局さん ○○(♂の会社)ってお給料いいんですよね? 結婚してくれるかなあ」ってまで思ってた相手の基本的データも知らなかったんかい?
あんまり呆れたので
「ん~ でもまあ深入りする前で良かったんじゃないの? そんな事するオトコはロクなもんじゃないよ」と言ったのだが(これ本音)

「そうですね。そう思います。ワタシ結婚したいんで時間もったいないし」とのこと。

なんだかねぇ。彼女の強がりかもしれないけど失恋した悲しさ、やるせなさというより もくろんでたことがダメになってガッカリというかなりドライな「ちっ」感が強く感じられてあまり同情する気がわかなかった。

なんだかその子の相手探しが サイトで物を買う時のように いくつか条件入れてクリックして検索かけて、それに合うモノを選び出して(ん、これならいっか~)って感じに思えちゃったのである。
そうやってふるいにかけて相手を選別するってことは自分も選別されるってことですからね。

そして言っちゃ悪いが彼女の仕事ぶり、ここんとこ続けて三週間もたずに浮き、剥がれてくるジェルネイルのお粗末さ。色使いとかはセンスもあるんだからもう基本的な所丁寧にやってもらいたいんですけど。
このサロンにはもう行かないと思ったのはそれも原因なのだ。他にもっと上手なバイトの年上の子もいるんだけど、もう彼女が担当って感じで入っちゃうので他の人の指名もしづらかったのである。
婚活もいいけど仕事のテクニックも磨いておくれ。



しかし最近の恋バナはロマンがないわねえ・・・(200年前はあったぞ。フィーリングとかピピピっとか今思うと良い時代であった)

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