UZURUの独り言

勝手気ままな日々

亀戸麻雀   蓮實重彦氏

2014-07-09 21:53:20 | 日記
 中野氏と10時半、亀戸麻雀。今日は男性3人と女性一人。4人が一度づつトップを取ったから
 均等化する。俗に云う「荒れない麻雀」。楽しく打てる。5時前終了。仲野氏と帰る。帰宅5時半。
 餡の「おはぎ」2ヶと煎餅のおやつを食べて仮眠3時間。遅い夕食はチョリーソだとか、茄子の
 炒め、だとか・・腐らないうちの「総ざらい」こういうお采は旨いもんである。ブログ。就寝。
 昨日の新聞に載った、蓮實重彦氏について書いてみたい。仏文学者で東大の総長もやった人。
 それはワキに置いておいて、私が蓮實氏を知ったのは随分と昔、同氏の労作「小津安二郎」を読んだ
 時からである。小津監督の研究をしている人は沢山いるだろうが、蓮實氏程緻密に詳細に検証した人
 を私は知らない。小津監督を調べる時のバイブルのようなものである。 その蓮實氏が今回「筑摩書房」
 から「“ボヴァリー夫人”論」を出版された由。構想45年。原稿2000枚。執筆に6年掛かった
 そうである。勿論私はフローベールの大作「ボヴァリー夫人」なんて「手に触れた」こともないから
 その作品の事は一切知らない。然しあの蓮實氏のことだから綿密に調べ上げた労作だろう。読んで
 みたいが「読了する」パワーが今の私にはない!(残念ながら・・・である)
 「落語論」を書くのは大変だが「作品」を徹底的に調べるのは可能である。不肖小生も「落語愛好会」
 の同人誌に「芝浜」「子別れ」「柳田格之進」等の考察を連載した事がある。「出典」そのほか学術的
 な事は専門家に任せ、各作品を演じた「演者」を数十人聴き比べ「その違い」を色々な角度から徹底的
 に調べあげた論評である。もう15年近くも前の事だ。でもその作業は実に楽しかった。同人誌だから
 勝手な事を書けるしね・・・。取り出して再読してみようかナ。
 手枕で「うたた寝」をして「極楽!極楽!」と云っているようじゃ無理な昨今である・・・??