todonoinori

日常のささいなことの中に・・・・
神さまの愛が隠れています・・・☆”

※写真、文章等の無断転載はご遠慮ください。

列聖25周年!

2012年09月30日 | Weblog

今日は、長崎南地区主催で、「聖トマス西と15殉教者祭」が行われました。





朝から、鈍より曇ったお天気でしたが、心配していた台風の影響もなく、
無事にすむことが出来ました。

列聖25周年ということで、少し、典礼にも工夫を凝らして行われました。


最初に、記念碑のところで祈りと献花が行われ、次に列聖式のDVDを見て、
次に、聖トマス西と15殉教者と共にロザリオの祈りをしました。
これは、神父様方が、この聖人たちの意向で、ロザリオの玄義を作られたのです。
とても良かったです。




それから、続いてミサがありました。25人位の神父様方でした。
それが・・・お説教が長くて~~~(><;)
最初の出だしが・・・・
殉教と、9.11の違いは、何でしょうか?と問われるところからでした。
あのアメリカでの自爆テロと殉教者との違い・・・・
同じ宗教からとった態度ですが、全然違う所がありますと。
それから、いろいろと盛り沢山の内容で・・・最後の方は覚えていませんね。
ゴメンナサイ!

何しろ、2時から始まって、5時に終わりました。

今日は、その列聖式のDVDを見るからでしょうか、
各教会の子どもたちがいつもより多く参加していました。
シスターたちが頑張って連れて来られたようです。良いことですね~~~。
お疲れ様でした。

DVDには若かりしヨハネパウロ二世教皇様が司式をなさっていて・・・
前の長崎教区の大司教様の顔も見えました。懐かしく見ていました。
15分にまとめてありましたが、その盛大な列聖式の雰囲気が伝わってきて、
このような貴重な映像が見れたことを喜びました。

聖人たちの取り次ぎによって、
現代に生きる私たちの信仰を深めていただくようにと祈りました。

創立記念日!

2012年09月29日 | Weblog

曇り~~の一日でした。
台風が近づいてきていますが、被害が最小限で留まりますように・・・。

今日は3大天使の祝日であり、うちの修道会の創立記念日でもあり、
そして、私の入会記念日でもあります。

そこで、27日には、私の指導司祭であるK神父様(SJ)のところへ行って、
ゆるしの秘跡を受けました。
こういう節目を大切にすることは、自分の歴史を大切にすることだと思ったからです。

28日金曜日には、共同体のミサで、創立記念日を感謝して捧げました。
一人ひとりがいただいている誓願の恵みは、修道会を通して与えられています。

ある姉妹からメールが入っていました。
「明日は、創立記念日ですね。神さまが会のためにしてくださったすべてのことに感謝し、
将来に向かって新たな一歩を踏み出すことができますように、
心を合わせてお祈りしています。」と。

遠くに離れていても、心は一つです。
同じ樹液で生かされている私たちの絆が深まるように感じました。感謝!感謝!

聖トマス西と15殉教者!

2012年09月28日 | Weblog

今日は、聖トマス西と15殉教者の祝日。
中町教会の保護の聖人です。
“おめでとうございます”

この中には、日本で列聖された最初の日本人司祭3人と女性2人が入っています。
聖トマス西は、生月出身の方でした。

また、フィリピンの最初の聖人であるロレンソ・ルイズなど、
日本から追放されましたが、死を覚悟して再び来日した外国人司祭もいました。

今日の福音では、イエスさまがご自分のことを何者だと思うか?と尋ねられる箇所でした。

イエスが言われた。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」
ペトロが答えた。「神からのメシアです。」イエスは弟子たちを戒め、
このことをだれにも話さないように命じて、次のように言われた。
「人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、
三日目に復活することになっている。」と。

実際に、イエスさまを「メシア」と認める(宣言する)ことは、
自分の生き方で、それを証しする必要があります。

この聖人たちは、それを宣言して殉教したのです。

現代において、血による殉教はありませんが、
いろいろな形での殉教があります。

自分を捨ててイエスさまに従う時に、
この殉教者の取り次ぎによって、必要な恵みを祈り求めましょう。

お見舞い~

2012年09月27日 | Weblog

日中の暑いこと・・・・真夏なみでしたね。

今日は、5,6年生と一緒に、T神父様のお見舞いに
一人ひとりがメッセージを書いて持って行きました。

車で行くとすぐですが・・・
あえて、バスを使って行くことにしました。

神父様は、子どもたちを見るなり、ご自分で起き上がり・・・・
「今日は、勉強はどうしたのか?」と尋ねられました。
子どもが「神父様のお見舞いに行きたかったので、主任神父様にお願いしました」と答えると
「そうか、そうか。ありがとう!」と、とても喜ばれました。

私も病気になられて、初めてお会いするので、どんな感じなのか・・・ドキドキしていました。
しかし、思ったより、お話しもきちんと出来るし、顔色も良かったので安心しました。

右半身が全然動かないそうですが、
今は、リハビリを頑張って、やっと一人で起きれるようになられたそうです。
そこで、「リハビリを頑張ってください。お祈りしています」と、皆で言って
神父様と握手をして別れました。

あぁ・・思い切って子どもたちと一緒にお見舞いに行って良かった!と、
とても爽やかな気持ちになりました。

きっと、子どもたちは、家に帰ってお母さんに話していることでしょう。
そして、祈りを続けてくれることでしょう。

ボランティアのまとめ・・・

2012年09月26日 | ボランティア


今日は、この夏に行ったボランティア体験から、考察をまとめてみました。

まず、一番に感じたことは・・・・・
どんなに些細なことでも、当たり前のことはなく、感謝に通じるということ。
平凡な毎日が、どんなに感謝で一杯であるかを感じています。


幸せに暮らしていたある日、一瞬のうちに何も残さないで、全部が流され、
そればかりではなく、まだ、身内の安否の確認ができないまま、
もう、諦めなければならない現実を受け止めておられる方々。

希望のないようなところに希望をかけて、前向きに生きておられる方々・・・

「仕方がない」という諦めからではなく、
何とか、前向きに生きるために、過去を忘れようとしておられる方々からこのことを学びました。


私の出来ることで、繋がることの大切さ!
私たちは、何らかの形で、いろんな方と繋がっているということを感じました。
そして、それは、小さな力でも、大きな力に繋がっているということも・・・。


私たちの前にボランティアに来ておられた、あるミッションスクール(大学)の生徒さんたちは、
仮設住宅に入っておられる方800人に、最後の日、長野名物のおやきを配られたのです。
それは、少しでも、美味しいものを皆さんに食べて欲しいと、頑張られたそうです。
その夜、私たちも食事の時に、そのおやきをいただきました。美味しかったです。
イエスさまと一緒に行ったこの方々の奉仕は、
被災者の方々の心に暖かく優しく繋がったことでしょう。

吉里吉里海岸の清掃では・・・・
長野からの方々、東京大学の先生と生徒さんたち、岩手からの方々と一緒に奉仕作業をしました。
この清掃によって、子どもたちが素足で砂浜を駆けることが出来るようにという思いを込めて、
暑い中に、砂埃をかぶって・・・頑張りました。

それは、多くの方々の奉仕を、今日、私たちが繋いで行ったのです。
そして、明日は、また、違うグループが、この清掃作業を繋いで・・続けてくださるのです。

私たちが来る前に、イスラエル・パレスチナの子どもたちもボランティアに来られたそうです。
このプロジェクトが長崎を訪れた際、私もその集まりに出席しました。
祖国では、敵対している2つの国の子どもたちは、
日本で初めて自分たちの思いをお互いに話し、そこで、民族間の和解を実現したのです。

この子どもたちが、何日もかかって、菜の花の種を植える土地をきれいに耕してくれたのです。
暑さの中、土埃にまみれて・・・頑張ってくれたから、次の私たちが種を蒔くことが出来たのです。

感慨無量でした。
こうして、次の活動に繋がっていることの確かさを感じました。
愛知の方々が種を届けてくださり、私たちが蒔き・・・・

太陽と水で・・・・大きく育ち・・・・
ここに花が咲いて・・・・多くの人の喜びに繋がるのです。

また、これは思いがけないものでしたが、
帰る時に、東京でお会いしたOさんは、
釜石のベースキャンプでボランティアをされたことを分かち合ってくださいました。

その時は、まだ、大槌のベースキャンプとなるホテルの1階は、ヘドロで一杯だったそうで、
そのために釜石から、ボランティアで、ヘドロをかきだす作業をしたそうです。

そういう活動をしてくださったことによって、今、きれいな環境で住むことができるのだと
感謝しました。ここでも次に繋がっていました。

支援し続けてくださっている方がいらっしゃることへの感謝!
このベースキャンプには、毎日のように支援物資が届きます。

仮設住宅に住む方々に配ったり、またその一部は、ボランティアの方々への食糧にもなります。
いろいろな方々の暖かい心と繋がって、
この奉仕が出来ていることへの感謝が溢れました。

そして、共同体の姉妹とも繋がっていました。
私がボランティアに行くことを快く受け入れ、許してくれたのです。
その間、私がしている修道院での奉仕を変わって引き受けてくれました。

このようないろいろな繋がりの中でできたボランティア活動に、
神さまが豊かな実りをくださったのだと感じました。神に感謝!

友達の死~

2012年09月26日 | Weblog


3年生の女の子が、私の部屋に入って来るなり、
涙を流して「友達が亡くなったの」と言いました。
私はギュッと抱きしめて「何が、どうしたの」と尋ねました。

先日の火事で亡くなったそうです。
思いがけない友達の死に、悲しみを隠せない様子でした。

勉強を始める前に「亡くなったお友達のために・・・」と皆で祈りました。

どんなに若いからと思っても、神さまの時は、分かりません。
この子どもは、この出来事を一生忘れないでしょう。

彼女の上にどうか永遠の安息をお与えください。

きれいな絵!

2012年09月25日 | Weblog

朝は、涼しくなりましたが、まだまだ暑い~~~。
これでは、体調を崩しやすいのが、分かります。

さて、2年生には、先週の復習をした後、星野さんの本を見せて説明しました。
写真もあるので、とても興味深く聞いて、見ていました。

細かい花の絵を見せながら「見て、見て、こんなところも、口で書いたのよ」というと、
「すごい!」と感動していました。

また、1人の子どもが「シスター、まだ、この人は寝たままなの?」と尋ねたので
「そうよ。ずっと寝たままで、口で絵を描き続けているのよ」と答えると
「え~~そうなんだ!」と、驚いていました。

そこで、それぞれ自分が一番気に入った絵を持って帰らせました。
「口で書いた絵だよ・・と言って、お母さんたちに見せてね。」と言いました。

家族の人たちと、こういう生き方があることを少しでも話題にして欲しいものです。

また、小さい時に、このような生き方をしている人がいるということを知ることは、
長い人生の中で、少々落ち込むことがあっても、
生きる力、頑張る力をいただくのではないでしょうか?と思います。

神さまからいただいてる賜物(いのち)を大切にして生きて欲しいものです。



意識して・・・・

2012年09月24日 | Weblog

今日は、朝は涼しかったのですが・・・・
秋の風が~と思っていましたが、日中は、また、暑くなりました。

1年生の勉強の日。
子どもたちは「終わったら、ゲームしよう」と言っていたのですが、
余りにもミサの時の行儀が悪いので、聖堂で一つひとつ動作を確認していたら、
時間が無くなってしまいました。

聖変化のところを中心に「祭壇の神父様を見てください」と、注意を促しました。
大切なところだから、鈴が鳴るのよ!と言っても、上の空です。

この次のミサには、少し意識して見ることができるでしょうか?

1年生は、祝福を受ける時に神父様が「良い子でありますように」とおっしゃいます。
それに合わせて、「アーメン」と答えるように練習しました。
また、10月からは、侍者デビューです。それも、少しだけ練習しました。

朗読者の誘導とお辞儀、「神に感謝」を言いましたが、とても緊張していました。
「そう、今日はきれいに出来たね。イエスさまがよしよしと喜んでいるよ」と褒めました。

侍者の最初は、手を合わせるだけで良いのですが、
それが出来ないのですよね。なかなか・・・
意識して、手を合わせていると、それが、習慣になるのでしょうが・・・・。

何でも同じですが、習慣になるまで、意識して行い、
身に付いた時には、それは当たり前となるのでしょう。
そこまでいくと、嬉しいですね。

私もあることに於いて、そうなりたいと思いました。

仕える者に~

2012年09月23日 | Weblog

今日の福音では・・・イエスさまが2度目の受難の予告をなさったところでした。
それなのに・・・・
弟子たちは、誰が偉いかと議論し合っていたのです。

イエスさまの気持ちと一つになれない弟子たちの心を感じて、
イエスさまはどんなに寂しい思いだったことでしょう。

自分たちの思いだけで、一杯なのです。
これだけ、イエスさまのためにすべてを捨てたのだから・・・・と報いを求めています。

イエスさまに話した後・・・・
弟子たちは、とても後味の悪いものを感じたことでしょう。

そこで、イエスさまは、こう語られます。
「一番先になりたい者は、すべての人の後になり、すべての人に仕える者になりなさい」と。

イエスさまの言葉を実行するためには、恵みが必要です。
その力を与えてくださるように、祈りましょう。

子どもたちと一緒にミサに参加していると、子どもたちの様子が気になり、
ミサどころではありません。

今日も隣りには、初聖体の勉強をしている1年生を置きました。
すると・・・・・

一刻もじっとしていないばかりか、手を合わせもしないし、
聖変化の時も、祭壇を見ないのです。

「大切なところだからね・・・」と言っても、知らん顔です。
なかなか、自分の体を意志で止められないのです。

あぁ・・・疲れましたね。

しかし、この派遣された場で「仕える」とは、
こういうことなのだと思いながら、この時間を捧げました。

イエスさまのために~~~♪

経過は順調!

2012年09月22日 | Weblog

朝から、墓参りに行って・・・・
10時30分くらいから、雨が降ってきました。
墓参りが済んでいたので、良かったです。
私たちが帰る頃に、次々と墓参りに来られていました。

午後から、先日手術をした叔母のお見舞いに行きました。
看護師さんが、ちょっと、変な顔をされたので、身内しかまだいけないのかな?と
思いましたが、他の方に尋ねられて、病室を教えてくださいました。

叔母は、私たちを見ると・・・喜んで・・・
手術が成功したことを話してくれました。
「お祈りしてくださったお蔭だよ」と涙を流して感謝していました。
後は、肺炎とか、喘息にかからないように注意することだと言われたそうです。

今日の昼から、少しですが食事が出来るようになったそうです。
トイレには、まだ、行けないそうですが、本当に経過が順調でホッとしました。

医学の進歩は、人間の幸せのために、大きな貢献をしていますね。
心臓の手術をしても、2日目には、話も出来て、食事も出来るのですから・・・。

駐車場に車を止めたのですが、
お見舞客のためにも400円が、100円になる割引きがあったのを、今日、知りました。
「駐車代が高いなぁ」と思っていたのですが、何でも尋ねてみるものだと思いました。

今日の福音では、イエスさまが・・・
「・・・良い土地に落ちたのは、立派な善い心で御言葉を聞き、
よく守り、忍耐して実を結ぶ人たちである。」とおっしゃいました。

良い土地に落ちた種でも、忍耐が必要なのに目が留まりました。
確かに、種は、その時期を知っています。
それまで、土の中で忍耐して待ってもいるのです。

実を結ぶためにも、忍耐して待つのです。

主のみ言葉によって養われるあなたの民に、忍耐の恵みをお与えください。