・・・人類は自由を目指していたはずが、今や自身を縛る結果になっている・・・ 
そのことにつき、今世界で起きている現象について観ていきたい。
その典型的なものの一つが、理想的な国家像として人類がつくり上げたEUという共同体に象徴的に現れている。
加盟国イギリスが、パリ同時多発テロに端を発し、EU離脱もありうると言い出したのだ。

EU内からの移民政策などに問題ありとしたのだ。

そもそもイギリスはEU加盟国でありながら、ユーロ圏には加わらず、独自の通貨ポンドを維持し、ヨーロッパ内の国境を廃止し行き来を自由化するシェンゲン協定にも加盟していない。
しかし、影響力の強い大国イギリスの離脱に危機感を持ったEUはイギリスの主張する移民問題などの条件を2月19日受諾した。

しかし、イギリスのキャメロン首相の条件付きEU残留も、6月の国民投票如何ではどうなるかわからない。

そもそもEUは戦争なきヨーロッパのため、危険分子ドイツをEUのなかにおさえこむ一方で国境の撤廃と共通貨幣の導入などにより、人類としては理想的な自由な一大共同体を造り上げることを目指している。

ところが皮肉にも現状はドイツマルクより安いユーロの採用で、ドイツの輸出が大幅に伸び、経済的にはドイツの独り勝ち状態になっていて、政治的な移民問題以前に経済問題が緊急の課題となっている。
ギリシャの財政破綻、イタリア、スペイン、ポルトガル、アイルランドの財政難の解決の目途は見えない。
今やEUは、中国とともに世界に経済的な未知の巨大リスクを抱える地域と化したのだ。
この起因するところは何か、そこからEU,中国のみならず、人類の自縄自縛の現状が見えてくる。

果たして人類に解決の知恵があるのか? このままでは泥沼にはまる一方だ。
これからその起因するところをピックアップしてみたい。

そのことにつき、今世界で起きている現象について観ていきたい。
その典型的なものの一つが、理想的な国家像として人類がつくり上げたEUという共同体に象徴的に現れている。
加盟国イギリスが、パリ同時多発テロに端を発し、EU離脱もありうると言い出したのだ。

EU内からの移民政策などに問題ありとしたのだ。

そもそもイギリスはEU加盟国でありながら、ユーロ圏には加わらず、独自の通貨ポンドを維持し、ヨーロッパ内の国境を廃止し行き来を自由化するシェンゲン協定にも加盟していない。
しかし、影響力の強い大国イギリスの離脱に危機感を持ったEUはイギリスの主張する移民問題などの条件を2月19日受諾した。

しかし、イギリスのキャメロン首相の条件付きEU残留も、6月の国民投票如何ではどうなるかわからない。

そもそもEUは戦争なきヨーロッパのため、危険分子ドイツをEUのなかにおさえこむ一方で国境の撤廃と共通貨幣の導入などにより、人類としては理想的な自由な一大共同体を造り上げることを目指している。

ところが皮肉にも現状はドイツマルクより安いユーロの採用で、ドイツの輸出が大幅に伸び、経済的にはドイツの独り勝ち状態になっていて、政治的な移民問題以前に経済問題が緊急の課題となっている。
ギリシャの財政破綻、イタリア、スペイン、ポルトガル、アイルランドの財政難の解決の目途は見えない。
今やEUは、中国とともに世界に経済的な未知の巨大リスクを抱える地域と化したのだ。
この起因するところは何か、そこからEU,中国のみならず、人類の自縄自縛の現状が見えてくる。

果たして人類に解決の知恵があるのか? このままでは泥沼にはまる一方だ。
これからその起因するところをピックアップしてみたい。
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