カラノキタイ

天竺 蜜柑

「組織」 動く

2009-08-07 05:40:49 | インポート

「組織」 動く

 どうも「組織」が動き出してしまったようで、先日「重大発表」としてブログに書いた一級資料となるブログが消されてしまったようだ。

この「組織」にとってはブログの一つや二つ圧力をかけて引っ込めるのは赤子の手をひねる(この比喩を書くときマイケルジャクソンを思い出してしまった。ご冥福をお祈りいたします。)より簡単なことのようだ。

ということで、私の身辺にもあやしい黒影が出没するようになったので、もうメガマソの「重大発表」ネタをほじくり返すのはやめようと思います。

こんな事を書いていたら、先ほどから聞こえていたサイレンの音がやけに大きくなってきた。と思ったら家の前で急ブレーキの音を立てて止まった。

非常口の階段を駆け上ってくる何人もの男の靴の音が聞こえる。ああ、いよいよ「組織」が私の身にも迫ってきたようだ。。。。。

すみません。もう「メガマソ重大発表」ネタをほじくることは決して致しません。ごめんなさい。

(涼平作詞「頭がおかしい」のイメージより)


カラノキタイ その41

2009-08-04 05:33:17 | インポート

「カラノキタイ」~メガマソ2周年記念その41~

やがて、みな食堂の方に戻ってくる。「今日は風が弱いから花火がきれいだろうね。」とか、「ニタニタ笑いするピエロ、あれは誰だろうね。」とか。口々にこれから始まるカオスクリームフェスティバルのことをしゃべっている。食堂のテーブルの上にはいつのまにかアルミ製のバットが4つほど置いてあり、それぞれにいろいろな味の付いた生クリームが山盛りになっている。みなシャワーを浴びて汗を流してから食堂に来、今日はイチゴ味だとかレモン味だとか言いながら顔にそれを塗りたくっている。角の生えた人間は帽子を取り、角にも丹念にクリームを塗っている。カエルもそうした。今日はメロン味。3人もそうした。みなあまりに厚く塗るもので、もはや顔だけではそれが誰か判断がつかない。本来それが目的だ。

会場は鉄工所の海寄りにあった。だからメガフロートの上になる。木でやぐらが組んであってはしごが付いており、上には大きな和太鼓が置いてある。柱には紅白の布が巻いてある。その横にキャンプファイアーのように焚き木が組んである。周囲が薄暗くなってくると人があちこちから集まり始めた、この島の住人がほとんど集まってきているようだ。

つづく   (BGM メガマソ「そだばべ似顔」)

―本文はフィクションであり、実在する個人あるいはグループとの関係はありません。-