音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

在日コリアン音楽

2014-07-22 14:42:41 | 民族楽器
日曜日には、民博に行って、在日コリアンの音楽という研究講演を聴いてきました。パンソリは太鼓の簡素な伴奏で歌い語られていましたが、日本の浪曲に少し似ているような感じがしました。字幕が出ていたので、意味もよく分かりましたが、とても面白かったです。古典音楽の豊かさを感じました。2番目は、3人のフォークソンググループでしたが、歌詞が在日の人の生活や、政治の犠牲になった人の詞など重みのあるものでしたが、音楽と伴奏のよさによって、しんどさは感じさせられませんでした。3番目は、北朝鮮系の楽団によるものでした。中々うまかったのですが、イデオロギーが前面に出てしまっているのでしょうか、曲が毛沢東時代の中国の曲のような感じで、音楽の楽しさが伝わりにくいように感じました。でも、玄琴の曲はロックのような感じで、生き生きとしており、斬新さもあり、面白かったです。そして、最後に3つの団体が一緒にアリランを歌いましたが、これは、日本、韓国、北朝鮮という3カ国が、在日という存在の中で、一緒にするという点に感じるものがありましたが、とても感激的な仕上がりでした。色々と近隣とトラブルを起こしているどこかの国の政治家にも聴いて欲しかったです。私も30年近く前、鶴橋まで朝鮮音楽を習いに行っていました。カヤグムを習っていたのですが、先生が病気になって3カ月くらいで終わってしまいましたが。また、やってみようかなと思いました。
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