－＜速報＞－ Ｊ３残り３ゲーム

　8月16日に開幕から20ゲーム終了時点の順位を取り上げた。
　10月30日までにJ3は全クラブが27試合を消化した。これでシーズン残り3ゲーム。あくまでも数字上のことだが、昇格可能性のあるのは、鹿児島（J2ライセンス不交付）を除く5チームである。

Posi	Team	Pts	W	D	L	F	A	GD
1	栃木	55	16	7	4	35	17	18
2	大分	52	16	4	7	42	22	20
3	鹿児島	49	15	4	8	37	24	13
4	富山	44	12	8	7	32	25	7
5	秋田	43	12	7	8	31	23	8
6	長野	43	12	7	8	29	21	8

　左から順位、チーム、勝点、勝ち、引き分け、負け、得点、失点、得失点差である。

　栃木は2勝で2位以上、J2との入れ替え戦に出場。3勝でJ3優勝、J2自動入れ替え（昇格）である。
　大分は3勝で2位以上、J2との入れ替え戦出場可能性が出てくる。栃木と大分は直接対決がもうない。栃木の成績次第で逆転優勝もあり得る。
　鹿児島は3勝で勝ち点が58になる。鹿児島は2017シーズンのJ2ライセンス不交付である。このため1位でも2位でもJ2昇格はない。しかし、鹿児島が1位または2位でシーズンを終えると、J2に昇格できるチームの数が変動する。それは以下の取り決めによる。

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　明治安田生命J3リーグ上位2クラブがJ2ライセンスを保有していない場合は、以下の通りとなる。

・明治安田生命J3リーグ1位クラブがJ2ライセンスを保有していない場合は、自動入れ替えは行わず、明治安田生命J2リーグ22位と明治安田生命J3リーグ2位が入れ替え戦を行う。

・明治安田生命J3リーグ2位クラブがJ2ライセンスを保有していない場合は、明治安田生命Jリーグ22位と明治安田生命J3リーグ1位の自動入れ替えを行い、入れ替え戦は開催しない。

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　鹿児島が1位の場合、J2の22位とJ3の2位が入れ替え戦を行う。
　･･･J2の22位が勝利すると、J3からJ2への入れ替えがない。
　鹿児島が2位の場合、J2の22位とJ3の1位が自動入れ替え。
　･･･入れ替えは1チームのみ。

　富山、秋田、長野は、3連勝すると勝ち点が富山が53、秋田と長野は52になる。この3チームの直接対決はもうない。どこか（3つ全部かもしれない）が3連勝、大分が3連敗なら、勝ち点で富山は53で大分を1上回る。秋田と長野は52で並ぶ。ただし、大分が1勝すると勝ち点が55になり、4位以下のチームに入れ替え戦のチャンスはなくなる。

　勝負事なので、大分が2敗1分けするかもしれない。でも、現実問題として昇格可能性があるのは栃木と大分である。鹿児島の戦いぶりを見ながら、両チームは負けられない3試合である。

僕の感覚が古いんだ、きっと。

　電車の中である大学の広告を見て、おもしろい学部学科構成だと思った。

　学校教師学部
　　中等教育教員養成課程
　総合経営学部
　　企業経営学科
　英語情報マネジメント学部
　　英語情報マネジメント学科
　観光ビジネス学部
　　観光ビジネス学科
　看護学部（2017年～）
　　看護学科

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　十数年前から、従来であればまずあり得ないような学部学科構成の大学に、薬学部、看護学部が作られるようになっている。

　「えぇ？　あの大学に看護学部（薬学部）？

　そんなことを感じることが多かったし、現在でも多い。

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　社会の要請として、これらの学部が養成する「師」のニーズが増加した。それは間違いない。でも、正直「こんなにたくさん作ってどうするんだろう。」「既設学部とのバランス、大学のカラーは大丈夫なのかな」と、（進路指導担当の）僕は感じたことも少なくない。
　こんな感じがしたのは、看護師、薬剤師養成の学部学科だけではない。以前なら心理学系学科大増設期、最近では教職課程の新増設のニュースに接した時がそうである。「あの大学、教員免許が取れるんだぁ」と思うことが多い。でも、こんな感覚は誤り、もしくは勉強不足と判断すべきなのだろう。時代に合わせて変化する（or せざるを得ない）大学のあり方を、素直に読み取れなくてはダメなのだ。