ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

THE MIDNIGHT LIBRARY(MATT HAIG)

2024年03月27日 | 海外ミステリー(洋書)

MATT HAIGのファンタジー小説、「THE MIDNIGHT LIBRARY」
を読んだ。

書評で、かなりの評価を得ている作品だ。

職場も首になり、ペットの猫も事故で亡くなり、絶望から、
死にたいと思ったとき、目の前に不思議な図書館が現れ、
その書棚から本を選ぶことで、こうすれば良かったと思う
人生のやり直しを試せるのだ。

誰でも、あの時、こうすれば、どうなっていただろうとか、
想像することがあるかも知れない。それが、何度でも、
お試し可能なのだから、お得と言おうか、理想と言おうか。

しかし、そう簡単なわけではない。

何度も試しているうちに、少々、飽きてきて、うんざりして
きてしまう。いったい、このあと、どうするんだ?

しかし、心配は無用だ。ちゃんと、素晴らしいエンディングが
待っているのだ。

文体も、結構、美しい文体のような気がした。

今まで、読んでみたことのない作品であるのは間違いない。

 


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