ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

灰色の北壁(真保裕一)

2017年06月10日 | 雑記

こちらも山岳小説のトップ10に入っており、かつ、新田次郎文学賞を
受賞した山岳ミステリー集となれば、期待していたのだが...

黒部の羆、灰色の北壁、雪の慰霊碑の3つの短編山岳ミステリー集だ。

黒部の羆は、ちょっと、実験的な感じがした。自分が遭難して救助して
もらった後、自分も救助隊に入り、同じような若者たちを救助する
のだが、どこで話が切り替わったか、わからないように書いてあるのだ。

灰色の北壁も、謎が、伏せられたまま進行していくので、ちょっと、
毛色の違うミステリーだ。

最後の雪の慰霊碑も、死んだ息子の山に登る父親の話なのだが、
自殺するのではないかと周りのものが思い込んで救出に向かうという
話だ。

どれも、非常にユニークな筋なのだが、少し、どろどろした人間関係も
あり、正直言って、やや、期待していたものではなかったようだ。

 

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