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奈良市・春日大社 「赤糸威大鎧(竹虎雀飾)」の保存修理が終了し4月から展示

2011年03月31日 | Weblog
 奈良市の春日大社は30日、源義経が奉納したとの言い伝えもある、所蔵する国宝「赤糸威大鎧(あかいとおどしおおよろい)竹虎雀飾」(鎌倉時代後期、高さ135.5cm、重さ約30kg)の保存修理が終わったと発表した。
 冑(かぶと)や胸板に竹や雀の透かし彫りが施され、表面は茜染めの絹糸を組紐で編んで仕上げられ、両袖には虎と竹の金色装飾がある。 その豪華さで日本一の鎧といわれる。
 下半身の防御部分の前草摺(くさずり)の糸の劣化などが激しく、昨年5月から東京国立博物館修理室で、270か所を鹿革の紐で補強し、ほこりを落とすなどの修理が施された。
 修理を手がけたのは国選定保存技術保持者(甲冑修理)の小澤正実氏(東京都北区)。
 4月1日~7月31日に境内の宝物殿で特別公開される。
 また、4月16日(日)午後1時から、同修復記念シンポジウムが春日大社・感謝共生の館で行われる。(有料)
[参考:読売新聞、産経新聞、春日大社HP]

春日大社「赤糸威大鎧」修理終了、4月から展示(読売新聞) - goo ニュース

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