福岡県三井郡大刀洗町教委は9日、同町高樋の高樋辻(たかえつじ)遺跡から、弥生時代中期の墓地群が見つかったと発表した。甕棺墓が54基、土壙墓や木棺墓が計62基出土しており、発掘中を含めると計約150基に上る見通し。
遺跡は大刀洗川左岸の丘の頂部(標高約18m)にあり、2009年に甕棺が見つかった。
甕棺墓は弥生時代、福岡県西部から佐賀県にかけての地域で埋葬の主流。 二つの甕を合わせて、甕の口を粘土で固めて棺にした様子が分かる状態で出土したものもある。 高樋辻遺跡では、直径80cm、高さ80cmほどの素焼きの甕棺が用いられている。中には、高さ40cm未満の子供用とみられるものも含まれていた。骨はなかったが、一部に歯が残っていた。 副葬品が見つかっていないことから、一般民衆の共同墓地だったらしい。
現地説明会が12日(土)午前10時半から開かれる。
[参考:西日本新聞、読売新聞]
遺跡は大刀洗川左岸の丘の頂部(標高約18m)にあり、2009年に甕棺が見つかった。
甕棺墓は弥生時代、福岡県西部から佐賀県にかけての地域で埋葬の主流。 二つの甕を合わせて、甕の口を粘土で固めて棺にした様子が分かる状態で出土したものもある。 高樋辻遺跡では、直径80cm、高さ80cmほどの素焼きの甕棺が用いられている。中には、高さ40cm未満の子供用とみられるものも含まれていた。骨はなかったが、一部に歯が残っていた。 副葬品が見つかっていないことから、一般民衆の共同墓地だったらしい。
現地説明会が12日(土)午前10時半から開かれる。
[参考:西日本新聞、読売新聞]
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