歴歩

歴歩 歴史は歩く。ゆっくりと歩く。それを追いかける。

高松市・萩前・一本木遺跡 古墳時代から奈良時代にかけての大規模集落跡が見つかる

2011年08月19日 | Weblog
 香川県高松市仏生山(ぶっしょうざん)町の萩前・一本木遺跡(はぎのまえ・いっぽんぎいせき)の発掘調査で、古墳時代から奈良時代にかけての大規模な集落が見つかった。
 市教委は2008年度に試掘調査を実施し、これまでに竪穴建物12棟、掘立柱建物7棟、数百点の遺物を確認した。多くが古墳時代後期~飛鳥時代(510~610年頃)の建物という。
 中には、奈良時代のものと思われる縦70cm横60cmほどの柱穴の大型掘立柱建物跡が見つかったり、当時都で流行した器などを似せて作った土器やガラス玉なども出土した。 古代道・旧南海道跡に近いことを合わせて考慮すると、付近に郡衙などの公的施設が存在した可能性があるとみている。
 現地説明会は、20日(土) 午前8時半、9時、9時半からの3回開かれる。
[参考:四国新聞、読売新聞、毎日新聞]

2011.8.21追記
 現地説明会に300人が訪れた。[参考:毎日新聞]


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 京都市東区・六波羅政庁跡・... | トップ | 京都府与謝野町・小峠古墳群... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事