韓国文物研究院は17日、8月に蔚山南区黄城洞(울산 남구 황성동)の蔚山新港湾埠頭連結道路敷地で新石器前期(紀元前6千~4千年)遺物層から、「鹿骨の矢尻が打ち込まれた鯨骨」2点を発見したと発表した。昌寧釜谷面飛鳳里遺跡の舟や櫂の出土と、盤龜臺岩刻畵(国宝第285号)と大谷里岩刻画の絵を照らし合わせてみても、当時の人々が、鯨猟を行っていた証とみている。
1点は胸椎の部分で、ひげ鯨(수염고래)の一種の克鯨(귀신고래)で、2cmの矢尻が打ち込まれていた。もう1点は、肩甲骨の部分で、鯨の種類は不明で、4cmの矢尻が打ち込まれていた。矢尻はともに、鹿の前肢骨から作っていた。同じ遺物層から、骨矢尻6個が出土した。
今回発見された遺物が、鯨の胸椎と肩甲骨という点から推測して、当時の人々が鯨の軟弱な首とヒレの部分を狙ったと考えることができる。 これは鯨の脆弱部位の首~肩部位に向かって骨矢尻を木に挿して作った銛(もり)を投げて捕鯨をしたという推定が可能となりそうだとしている。
[参考:聨合ニュース]
1点は胸椎の部分で、ひげ鯨(수염고래)の一種の克鯨(귀신고래)で、2cmの矢尻が打ち込まれていた。もう1点は、肩甲骨の部分で、鯨の種類は不明で、4cmの矢尻が打ち込まれていた。矢尻はともに、鹿の前肢骨から作っていた。同じ遺物層から、骨矢尻6個が出土した。
今回発見された遺物が、鯨の胸椎と肩甲骨という点から推測して、当時の人々が鯨の軟弱な首とヒレの部分を狙ったと考えることができる。 これは鯨の脆弱部位の首~肩部位に向かって骨矢尻を木に挿して作った銛(もり)を投げて捕鯨をしたという推定が可能となりそうだとしている。
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